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西方寺 常盤


写真は、表門

西方寺は花園の西、常盤(ときわ)にある浄土宗寺院です。

アクセス
嵐電の常盤駅で下車します。降りた目の前の大きな道が丸太町通。
踏切を渡り、右へと進みます。
約400m進むと信号2つ目の交差点に差し掛かります。
右手前方の角に大きなスーパーのマツモトがあります。
ここを左折します。
約110m進んだら右手前の角にお社が見え、ここを右折します。
すぐ先の左手に西方寺の表門があります。

平安時代、三条天皇の長子 敦明親王がこの地に隠棲したのが始まりです。
隠棲したのは、三条天皇の次の後一条天皇の外戚が藤原氏(道長最盛期へ)で、敦明親王の外戚がそうではなく政争に敗れたからなのでしょう。
その後鎌倉時代に- 宇都宮頼綱(実信房蓮生)がここに念仏堂を建立し、西方寺となりました。
応仁の乱で仁和寺が焼失した際には、再建まで寺基がこちらに移されたといわれています。

表門を入ると正面に庫裏、左手に井戸、右手に前庭が拡がります。
さらに右手前方の奥に鉄筋コンクリートの本堂があります。
本堂外陣は花天井になっています。
内陣中央には本尊の阿弥陀如来坐像が、その左右に法然上人像、善導大師像がお祀りされています。
また内陣の天井から雲中供養菩薩のように雲に乗った観音、勢至菩薩像が吊られていたのが珍しかったです。
左脇壇には阿弥陀三尊像、右脇壇には地蔵菩薩像がお祀りされています。

西山入道実信蓮生法師忌
11/11の夜18:00~本堂で行われています。参加費は志納です。
18:05~18:20 法要。
18:20~18:55 2016年はホスピスの先生の講演。
19:00~20:00 2016年は加古川教信寺 宝泉院住職長谷川慶悟氏のコントラバスの演奏の奉納でした。ウィーン国立音楽大学に留学され、欧州を中心にプロのコントラバス奏者として活躍されていた経歴だけあって、非常に素晴らしかったです。

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