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小5長男の作文(クロールのコーチ)



今日はちょっと脱線です(笑)。

昨日妻が「Kくん(長男)の学校の作文。見て。」と。
その全文が上記です。

まずは読んでみてください。
タイトルは「クロールのコーチ」です。

長男くんはやさしくて、年下の子の面倒もよくみるいい子です。
でもいい子過ぎて他人にもやさしく、自分にも甘いのか(笑)、競争などは得意ではないようです。
ちょっとヘタレなところもあってかわいいのですが、競争では仇になります。

その長男が頑張ったのがよく伝わってきます。
個人的には2か所。
試験の日、水がいつもより冷たく感じたという文学的表現(笑)。
そして最後のやっぱり背泳ぎは苦手というヘタレがこぼれた部分がお気に入りです(笑)。

実は水泳は幼稚園の年小時に、体験に連れて行きました。
そうしたら案の定、「やりたい!」って言いました。
そこで僕が「やりたいんだね。じゃあやってもいいから、お約束書いて」と言って、1枚約束を書かせました。
それが、「すいえいをしたいです。じぶんからやめるとはいいません。」です。
当然、文面のような事態に後々なることを想定してのことです(笑)。
妻は「幼稚園生にそんなこと書かせる?」と言いましたが、
僕は「じゃあ、なんのためにするの?」と返事しました。

小1の時、確かに妻から「Kくんが水泳、辞めたいって言ってる」と報告がありました。
即座に本人に事情を確認すると、やはりクロールがうまく出来ないから。
そこで「印籠」の登場。
「最初に約束したよね。自分から辞めるって言わないって。他の子が辞めようと、お母さんがいいと言っても、お父さんは許さない。出来ないからって、逃げてはいけない。」と言いました。
キビシかったようであるクロールのコーチにも感謝です。

最初に妻には言いましたが、正直水泳をさせたのも、泳げるようになるのは2番目の目的。
1番の目的は「つらいことでも逃げずに立ち向かって、克服すること」です。
結局小3の終わりで最後のクラスまで合格して、小4からの塾のため水泳は辞めました。

今から思えば長男は、小1で人生最初の「小さな山」は越えていたんですね。

そして今は受験という人生2つ目の「中ぐらいの山」を登っています。
彼なりにキビシイ目標を、自分で設定しました。
正直僕は登頂できなくてもいいと思っています。
「最後まで諦めずに登ろうとする経験」が、これからの彼の人生を支えると思っています。

このまま懸命に生きて、大人になって現れる「大きな山」を逃げず登れる人になって欲しいです。

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