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2011 京都府文化財建造物修理現場公開

今年も11/4(金)、11/5(土)、11/6(日)に行われます。

現在修復中の現場で、その時にしか見られない文化財の内部等を見せて頂けます。

1.日程

11/4(金) いずれも要予約で、10:00、13:00、15:00からの3コースから選択できます。

・建仁寺 方丈
・二条陣屋(小川家住宅):平成21年5月から修理中につき、現在参観休止です。平成24年6月から再開の予定。
・東寺 東大門
・上賀茂神社 直会所、楽所、西御供所

11/5(土)、11/6(日)予約不要
清水寺 朝倉堂

2.11/4の申し込み方法

はがきに
・郵便番号
・住所
・電話番号
・氏名
・年齢
・見学希望場所、時間帯
を記載し、
602-8570 京都府教育庁指導部文化財保護課
へ送る(住所不要)。
1枚2名まで。10/11の消印有効。多数の場合は抽選。
当選発表は参加証の発送のみ(落選の場合は連絡なし)。

毎年のイベントで、年ごとに場所が変わります。
昨年は上賀茂神社の葺き替え中の屋根を見学しました。
文化財の表面からはうかがい知れない内部構造を見ながら説明してくださるので、結構面白いです。

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大覚寺1 大沢池 望雲亭(嵐山・嵯峨野散策34)

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写真は、さくらが満開の大沢池

直接のアクセスは京都バスや市バス28系統が門前まで走っており烏丸御池から40分ぐらいかかります。
嵐電の嵐山駅から徒歩で行く場合は、駅の前の道(29号線)を丸太町通まで北上し、1本東の清滝道をさらに嵯峨釈迦堂前のバス停まで北上します。
ここを右折すると間もなく大覚寺門前の交差点が見えます。
これをさらに左折して400m直進すると、「大覚寺」に到着です(地図)。
嵐電嵐山駅からここまで約1.5km。

他もまわることを考えると、やはり徒歩はきついです。

ここは大覚寺の伽藍内のみならず、「大沢池(おおさわのいけ)」も重要な観光スポットです。
門の右側に進むと大沢池へとつながります。

大沢池だけの参観料は300円で、中から大覚寺へ引き続き拝観も可能です。
拝観受付から入ってすぐ右手に茶室の望雲亭があります。
この先の正面に中門があり、この辺りのソメイヨシノもきれいです。
中門を入って池を観ると池の周囲はソメイヨシノが咲き誇ります。

目立つのは心経宝塔という朱塗りの塔と、その手前に朱塗りの橋があり、これがさくらの時期にはとてもきれいです。
実際、大覚寺のパンフレットの表紙もここです。
一番奥に“名古曽の滝跡”があります。
池の周囲は一周出来て、望雲亭の後をまわって拝観受付に戻ります。

月釜(庭湖会)
毎月第3日曜日に望雲亭で月釜があります(2016年4月以前は毎月15日でした)。
8月、12月は休会。2月、5月、11月は濃茶と薄茶の2席が懸けられます。
臨時会費は1席の際は1000円、2席の際は2500円です。

柴折戸をくぐり、正面ではなく右手に玄関から入ります。
入ってすぐ左で受付をします。
左手の廊下をまっすぐに進むと、突き当たりに6畳の待合があります。
荷物は廊下の左手に置きます。
廊下の右手に8畳と広縁のある広間の茶室があります。
茶室の外は苔のきれいな庭園を挟んで大沢池で、奥には心経宝塔も見えます。
お薄は2服です。
広間の入口のさらに奥へと廊下を進んだ左手に小間の茶室があります。
手前が2畳で火頭窓があり、奥が2畳に隣接して半畳の中板の踏み込み床と台目畳が並んでいます。
袖壁で隠れるので、台目の点前座が見えにくいです。

華道祭
第2金土日の華道祭で望雲亭の本席(1300円)、月見台での立礼席(1300円)の2席のお茶席と龍頭舟での遊覧(800円)があります。
大沢池エリアに入り、入った池畔の受付で本席と舟券が10:00から発売になります。
船は10:00から2隻運航で15分程度、時計回りに大沢池を周遊します。
望雲亭の本席は月釜と同じ要領です。
大沢池から五大堂に入るところで伽藍内拝観券を購入します。
五大堂で立礼席券を購入し、順次呈茶を戴きます。




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2011 9/11の拝観2(法界寺)


写真は、阿弥陀堂

石田駅で下車して向かったのは、法界寺です。
石田駅から1.5kmほどあり、京阪バスも走っていますが、1時間に2本程度。
また帰りのバスも同様。
徒歩で15~20分程度ですので、往路は歩いた方が早かったので歩きました。
訪問前から、往路か復路は利用できそうだと踏んでおり、復路はちょうどいい時間のバスがありました。

ここは日野氏の菩提寺です。
日本の歴史で「日野」といえば、銀閣寺で有名な足利8代将軍義政の妻の”日野富子”でしょう。

しかし日野一族は、もう一人超有名人を輩出しています。

火野正平じゃないですよ(年齢層アンケートによれば、安心してボケれるネタでしょう(笑))!

かの親鸞聖人です。

このあたりは親鸞聖人の生誕の場所なんです。

訪問理由:今年が750回大遠忌である親鸞聖人のゆかりの場所だから。

寺院はそれほど大きくはないです。
国宝の阿弥陀堂と、堂内にある同じく国宝の阿弥陀如来像を拝むのがメインです。
やや駅から遠く、訪問の内容からすると、万人にはおすすめしにくいです。

さて、ココ法界寺は”真言宗”の寺院です。
しかし開祖たる親鸞聖人の生誕の地を、浄土真宗が放置しておくでしょうか。

それが明日につながります。

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