ひなたぱん

天然酵母ぱんと過ごす、のんびり日々の記録です

帰って来ました。 ・・・・です。

2018年09月19日 | 日記
2018年9月19日   水曜日


夏のイタリア旅から帰って来てから 一週間が経ってしまいました。

瀕死の状態の ルヴァン酵母の復活と、 冷凍保存をしておいたサワー酵母の復活と、 ホシノ酵母を起こして、

戻ってからの山の様なお洗濯物の対応と、 時差ボケと イタリアの石畳にやられた膝痛 & 腰痛とで、

ジタバタ、 ジタバタ。 

寄る年波で、 お昼間もコロコロ、 グダグダー。 怠惰な生活に慣れきってしまって居る、トドの様な、 三食 昼寝付きの中年おばちゃん生活。

「 これでは いかん。 」 と思いながらも、 気が付くと、 グダグダ。
 

イタリアから帰ってから 直ぐ、 高崎のイタリア料理教室に行って 撃沈ばかりのイタリアのパン 「 ロゼッタ 」 を学びましたが、

学んだレシピは、 イースト使用 + 私とは異なる粉使用 等の理由なのか、 

ホシノ酵母、 南部小麦 + E65 の粉では、 学んだように再現しても、 フツーの美味しいパン になってしまい、

ロゼッタの特徴の 「 空洞 」 を再現する事が出来ません。

「 ぱんの味は 美味しいんだけどねぇー。 そんなに 空洞、 必要なの、、、。 」 と、 主人は不思議そうに言っては、 サンドイッチにして味わってくれています。

どうも拘ってしまうこの性格は、 「 ロゼッタの空洞再現 」 以外に思考を向ける事が出来ず、

やらなければならない事を全くする事も無く 時間を潰してばかりいます。  困ったものです。。。。 って、 自分で言っててどうする。


私の様な 小さな おばちゃんぱん屋。 焦ってみたところで たかが知れてる。

自分の納得の行くぱんを 焼けるようになる事が、 私にとっては 大切な事。

奇をてらうぱんでもなく、 飾るぱんでもなく、 変わる事の無い、 おーんなじでも、 変わらない自分のパン を焼いて行ける事が大切かも、、、

って、 フィレンツェの サンタ マリア ノベッラ ホテルの窓から、 朝日を眺めて 急に思いました。

「 変わらない事 」 も 素敵かもしれない。



ヴェネチアのため息橋とゴンドラ




ミケランジェロ広場から見る朝のフィレンツェ



サンジミニャーノの街並み



トスカーナの丘陵




 
イタリアに居ると、 変わらない事の素晴らしさや、 焦る事の無意味さ、 流される事のくだらなさを感じる事が出来るけれど、

帰って来ると イタリアでの気付きや学びも、 日々に薄れてしまうから、 悲しいなぁー。


帰って来て 一週間で、 もう既に 来年の旅を夢見ている私が居ます。


あー。 また、 一年が始まる感じ。。。。  先は、  長いねぇー。
コメント
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