ひなたぱん

天然酵母ぱんと過ごす、のんびり日々の記録です

こ、わ、い。 ・・・です。

2019年12月02日 | 日記
2019年12月2日   月曜日


12月に入りました。

私の小さな対面式ぱん屋さんに、



を、 貼らせて頂きました。 ← 暗くなってから写真を撮ったので、 こんな感じ、、、、  

12月に 旅に出るし、 来年の一月には、 コルドンの試験が有るし。 ってな、 理由からですが、


ぱん販売に取り組まなくてよい日々の言い訳、 理由付けが自分の中で成立する事が出来ると、 そんな日々に 少しだけ、 ってか、 結構 ホッとしている自分が居ます。

本当に 働く事が苦手で、 「 怠け者 」 と呼ばれても仕方ないかも、、、、




私には、 沢山の 「 こわい 」 が有ります。 

( 他の人の事は 解らないから、 それは、 私だけかもしれないし、 私以外の方にもある事かもしれませんが。 )




ご注文のパンを 失敗なく取り組む恐怖も、 寝れなかったらどうしようの恐怖も、 寝坊したらどうしよう。 の恐怖も、 パンの取り組みで抱える恐怖も、

お客様がお見えにならなかったらどうしようの恐怖も、 売れ残りの恐怖も、 焼き上げるパンの仕上がりの出来の恐怖も、 etc. etc.



全ての事から 逃げる事の出来た 今日は、 少し、 ホッとしてる自分が居ます。 





福祉作業所にお勤めしてる時、 外仕事のに携わる際、 通所者の方達を車で送迎する仕事が、 とても 「 こわい 」 でした。

いつも、 その 「 こわい 」 と ココロで闘い。

内仕事に携わる際、 通所者同士の諍いや、 日常の突発的な出来事や、 予測不能な事件や、 様々な不測の出来事が、 すさまじく 「 こわい 」 でした。

そうして、 それもまた、 その 「 こわい 」 と、 日々、  ココロで闘い。

一番  私の 「 こわい 」 だったのが、 職員間での日常で、  その、 「 こわい 」 に負けて、 仕事を辞めて、 逃げました。。。


お仕事を辞めて パンに向き合う中で、 近所のスーパーさんの、 産直コーナーでのぱん販売を勧められ、 取り組む様になりました。

すると、 納品の時間に追われる取り組みが 私の 「 こわい 」 になりました。

時間のかかる天然酵母のパンの取り組みだった為、 朝 8時の納品に間に合う様に、 寝る時間を割いて、 ぱん焼きに取り組みました。

それでも コツコツ、 コツコツ 取り組んで、 憧れの モンサンミッシェルへの旅に行ける程のへそくりが出来ました。

けれど、 「 イベントをするから、 50円 の商品を設定し、 準備するように。 」 とか、

「 繁忙期は、 納品時間を 早めます。 」 って言われたりとか、 日によっておこる予測不明の売れ残り地獄等々、 様々な 「 こわい 」 が私を襲う様になりました。

消費税が上がり、 スーパーさんから 「 消費税分も負担してください。 」 って言われて、 私は、 抱える 「 こわい 」 に負けて、 スーパーさんで売る事から逃げました。


ココロの弱い私は、 自分の中に起こる 「 こわい 」 と、 いつも闘いながら、 

この年齢まで、 「 こわい 」 に負けたり、 「 こわい 」 を 抑え込んだりしながら、 日々を重ねています。


ぱんを焼く事が好きだから、 材料費を賄いながら取り組む事が出来る様に、 小さなぱん小屋を改造して、 対面式のぱん屋さんを作りました。



こんな田舎の日常の中で、  車を運転する際も、 本当は、 「 こわい 」 を 抱える自分が居ます。


けれど、 その事を 何気なく妹に話すと、 

「 私も、 いつも車の運転に、 こわさを感じるよ。  」 って、 言ってくれた時、 ホッと出来た私が居ました。

← 87歳で 新車を買おうとした 義父は、 私のこわいを、 「 ココロが、 病気だ。 」 と、 言い放ちましたが、、、



日常の 自分の 「 こわい 」 や、 自分の抱える不安感や、  歪感や、 様々な出来損ない間に襲われながら、 

刺し子教室で、 「 私、 変わっているかも、、、 」 って呟いた時、 

同じテーブルに向き合っていた刺し子仲間さんが、

「 私も、 自分で、 変だと思う部分があるよ。 」

「 あ、 私も、 自分の中のある部分で、 普通じゃないと思うところが有るよ。 」

「 私も、 どこか、 自分が変わっていると思うところが有るし。 」

って、 立て続けに みんなが言葉にしてくれた時、  それを聞いて、 何だか ホッと出来た私が居ました。



何かを始めると、 同時に、 何かの 「 こわい 」 が、 顔を出します。


何かをお休みしたり、 辞めたりすると 同時に、 何かの 「 こわい 」 が、 顔を出します。


様々な 「 こわい 」 に向き合いながら、 進んだり 逃げたりする そんな 私に、 「 あなたねぇー。 」 って、 ご意見くださる方と、
 

「 私も、 同じだよ。 」 って、 私を受け入れてくれた方と、 二つの答えがありました。



先週の土曜日、 コルドンでの学びで、 私は、 キャプテンの役割で、 13人をまとめて、 シェフの補佐役をしなければなりませんでした。

← 人に着いて行くタイプの私は、 人を引っ張る役割がとても苦手。 です。。。


簡単なレシピはありますが、 どの様な工程で、 どの様なパンに取り組むかは、 全く 提示されていない中での取り組みでのキャプテンの役割です。


ヘタレの私は、 思わず  「 私、 世界で一番 信用できないのが、 自分自身なんですよ。 」 ってな事を コルドン仲間さんに呟いて居たら、

「 しぃー。 」 って 注意した人と、   私の肩を そっと 揉んでくれた方とが居ました。



「 しぃー。 」 って、 注意した人は、 あまり日本語の得意でない方の記載されたホワイトボードの工程表を、「 一週間後に 見直すと 解らないだろうに。 」 って仰って、



私の肩を そっと揉んでくれた方は、 「 ほっこりした文字に、 ココロが和むね。 」 って 言葉でした。




見える事だけしか見えない力と、 見えない部分を見る事の出来る力と、 否定するココロと、 受け入れる事の出来るココロと、 人のとらえ方も 生き方も様々です。




私は、 やっぱり、 自分の中で、 いつも 「 こわい 」 を抱えながら、 「 こわい 」 と共存しながら、

「 こわい 」 と 折り合いをつけながら、 「 こわい 」 と生きています。



旅に出るのを考えた時も 「 こわい 」 に襲われて、 それを 旅を共にする娘に呟いた時、 


娘が、 「 私も、 そうだよ。 」 「 それって、 海外旅行に向き合う時 あるある。 らしいよ。 」 って 言ってくれました。



そんな時、  それを聞いて、 やっぱり、  ホッと出来た私が居ました。



私には、 沢山の 「 こわい 」 が有ります。 




何かを始めると、 同時に、 何かの 「 こわい 」 が、 顔を出します。


何かをお休みしたり、 辞めたりすると 同時に、 何かの 「 こわい 」 が、 顔を出します。



今日は、 少し ホッとしてる私と、 少し 「 こわい 」 を抱えた私が居ます。



そうして、 それは、、、、

他の人の事は 解らないから、 それは、 私だけかもしれないし、 私以外の方にもある事かもしれませんが。



って、 中年おばさんの、 意味不明な今日の呟き。  でした。











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