ひなたぱん

天然酵母ぱんと過ごす、のんびり日々の記録です

バタバタ、バタバタ、バタバタ。  ・・・です。

2020年07月15日 | 日記
2020年7月15日   水曜日


コロナ感染が起き始めてからここ数ヶ月、 本当に色々な事が有って、 何もなく コルドンでのパンの学びでの四苦八苦が、 

今では 「 夢の様な時 」 であった事を痛感しています。

対面式のパン販売に憧れて、 陳列棚を大工さんに作って頂き、  焼き上げたハードパンを ご注文を受けてから ガラス陳列棚から取り、 

クラフト紙に包んで、 「 ハードパンの ハードである事の醍醐味を楽しんで頂ける。 」 って取り組んでいたのに、 

コロナ対策で、ご利用くださるお客様が 少しでも不安を抱かれる事の無い様に 一つ一つ 個包装に変更したり、

← 一人で取り組むパン屋さんだから、 その手間も 結構大変だし、 袋代もかかるし、、、、 
 

何よりも、 個包装されたハードパンは、 何だか 悲しそうな感じで、 あまり美味しそうにはうつらないし、 素敵でもないし。 ← 味で 勝負しろ。 って 叱られそうだけど。


先日、 本当に 久方ぶりに 軽井沢の 沢村やさんのパンを購入に出かけました。 コロナ騒動が勃発して、 自粛ばかりで、 本当に 本当に 久方ぶりの外出らしい外出でした。









並んでいる全てのパンが ハードパンなのに 輝いていて、 素晴らしく美味しそうで、 どれもこれも試してみたくなりました。





お家に帰ってから 味合わせて頂いて、 沢山の学びを得る事が出来ました。  「 美味しかった。 」 です。

国産小麦に拘ろうが、 イースト未使用に拘ろうが、 結局 要は、 美味しくなければならない事で、 美味しい事が最優先事項で。

「 私の作る物は どうなんだろうか、、、、 」 と、 相変わらずの迷走のこころ。

「 美味しい 」 は 簡単な様でとても難しいです。

「 美味しいのカタチ 」 は 同じではなくて、 人それぞれで、 パンを学ぶコルドンの仲間の間でさえ 「 美味しい 」 のカタチには 違いがありました。

イースト臭の苦手な私が、 美味しい と思えなかったパンも、 コルドンのお友達は 「 イーストの香りは、 美味しい香りだと思うけど。 」 って仰って 驚いたし。

コルドンで取り組んで、 「 このパン 苦手かも。 」 って感じるパンも多々あったし、 けれど そのパンを、 「 私の最も好きなパンだから 絶対 自分の物にしたい。 」 ってお友達は仰っていたし。

「 これ 美味しいと思わないけれど、、、 」 って呟くモノが 「 完売 宣言続出 」 だったり。


私の目指す物と、 私の美味しいカタチと、 私の方向性は、 世の中の流れとは一致してい無しかも、、、

って、 相変わらず 右往左往のぱん屋おばちゃんです。



コロナ騒動で、 ココロの軌道修正をする為の 毎年の イタリア旅は、 今年は 無理そうです。

広い世界を見ると、 小さな自分を再確認して、 「 自分の有りたい姿 」 をしっかり認識する事が出来ます。

ローマの 繁華街に佇む 小さな 八百屋さんの有り方。

フィレンチェの繁華街の中に佇む キッチングッズのお店の有り方。

小さくて、 地味で、 それでも 静かに、 確実に存在できている姿。



ってか、 やっぱり それって、 今の世の中では、 流行らないし、 伝わる宣伝能力で 勝負の世の中かも。

それじゃあ、 おばちゃんの私は、 土俵にも乗れないか。


コルドンの仲間のインスタは、 いつも ぱん練習の内容です。

辿り着く 答えを、 いつも求めて 足掻いています。


パンが売れて、  高らかに 「 完売です。 」 宣言が出来る様なぱん屋さんを目指すのか、

下手くそで、 「 志しの有る三流は 四流です。 」 を目指す自分であるのか、 

こんな 雨降りの日には、 明日の パン販売の仕込みをしながらも、 迷いに迷います。


明日も へっぽこおばちゃんパン屋、 迷いながらも、 やっぱり 精一杯足掻きます。

宜しかったら、 ご利用 お待ちしております。


連日、 色々あって、  完全、 ココロも身体も ヘロヘロのおばちゃんの呟きでした、、、、    すみません。
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