きまぐれ日記

高知県室戸市の地域情報と写真などの趣味の話。時々エッセイ風に。

第7回龍馬伝もよかった

2010年02月15日 09時20分20秒 | 日常
オリンピックの注目の女子モーグルの上村愛子選手は4位でした。

3位と4位では大違いです。

3位の選手との得点差は、タイムとターンに現われていたようです。

3位の選手は、予選よりも2秒早く滑っていたということでした。

思うに、上村愛子選手が4位になったのは、競技者としてのピークを過ぎていたということと、気持の上でこの一回限りのチャンスに攻めるという気持ちよりも、ある程度は攻めていながら、守る気持のほうが強かったのではないかと思います。

ある程度の成績でメダルを狙うという気持ちだったのではないかと思います。

上村愛子選手のあとから滑った二人の選手が転倒したのは、攻めの気持ちで勝負をかけたからだろうと思います。

上村愛子選手は金メダルをすでにあきらめた気持で滑ったのではないかと想像します。

いうなれば、3位狙いの滑りだったということでしょう。 

昨夜の、第7回の龍馬伝はなかなか面白かったです。

河田小龍役の役者がなかなかいい味を出していたように思います。

映像は相変わらず、美しく、その場の空気感が感じられ、光のとらえ方もうまく、カメラワークもよかったと思います。

龍馬は相変わらず、のほほんとしています。

龍馬と弥太郎は対照的な感じですが、武市半平太が異様な雰囲気に変わりつつあります。

土佐藩の志士たちだけで攘夷を唱えても、日本国を動かすことはできないだろうということは、黒船を見た龍馬には分かっていて、武市半平太には分かっていない。

武市半平太と龍馬の間には溝が生じつつあるわけです。

数十人のグループだけで、国家に対して急進的に異を唱えてもどうにもならないだろうと分かっていても、そういう行動に出てしまうのが、土佐人の気質なのでしょうか。

『野根山二十三士』にしても、『天誅組』にしても、そんな小さなグループで、実力行使で藩や国家を動かそうとしてもどうにもならないというとは分かっていても、行動してしまいます。

数の力、武力では到底、大きなものにかなうはずかない、それを龍馬は理解していた。

薩長同盟、大政奉還という大事業の立役者となったのは、武力と数の力ではなくて、人の心を動かすのは、人の心だということを龍馬が見抜いていたからです。

オリンピックが始まったので、第7回の放送の視聴率がどの程度になるのか気になります。




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