きまぐれ日記

高知県室戸市の地域情報と写真などの趣味の話。時々エッセイ風に。

星を撮る

2011年10月28日 13時14分20秒 | スナップ

画面の左下から、斜め上に伸びている白い帯のように見えるのが天の川




画面の中央を斜めに横切るのが天の川。画面の右下は、市街地の明かり。




明日の夜から、室戸岬灯台まつりです。

明日の夜には、夜の灯台が一般公開され、月見ヶ浜と灌頂ヶ浜がキャンドルでライトアップされます。

『おきゃく』も行われます。

ライトアップはキャンドルだけではなくて、年末に行っているように、観光協会前の展望台から、サーチライトで月見ヶ浜を照らすようです。

このキャンドルと、サーチライトのライトアップがどのように見えるのか期待したいと思います。

天候が心配ですが、雨が降らない様に願っています。

キャンドルのライトアップを見に行く前に、ふと、思いついて、星空を撮影しました。

星空の撮影などしたことがないので、果たして、写るのかどうか心配でしたが、何とか、星らしきものは写りました。

星だけではなく、天の川も写らないものかと思っていたのですが、うっすらと写りました。

天の川は夏のほうがきれいに写るようですが、今の時期でも、天の川は見えます。

目で見えていても、写真に写すとなると、なかなか、目で見たようには写りません。

街灯などの、明かりのある場所では、星があまり見えないので、室戸スカイラインに行ってみました。

夜にスカイラインを走るのは、かなり不気味です。

撮影場所は、山頂の展望台がもっとも適しているだろうと思うのですが、この展望台は、登る気にはなりません。

風が吹くということもあるのですが、山頂近くには、不気味な建物があるので無理に、山頂の展望台には登りません。

室戸岬側からスカイラインを登って、最御崎寺より、少し下の海側には、駐車できるスペースがあって、ソテツのような木が植えられている場所があります。そこで撮影しました。

この場所から、室戸市街地の夜景も見えます。

しかし、星の撮影には、この市街地の光と、灯台の光が邪魔になります。

それでも、なんとか、天の川らしきものが写りました。

天の川は、南側から北側に向かって天空を横切っています。

今の時期はとても淡くて、薄い雲か、ガスがかかったように白い帯のように見えます。

撮影データとしては、ISO3200、F2.8 露光時間は30秒、レンズは17-35、ピントは、マニュアルで、無限遠、三脚、リモートレリーズ。

露光時間は、30秒を超えると、星の軌跡が写ってしまいます。

ISO3200でも、暗いので、RAWで撮って、現像の時に、露出を上げます。

あるいは、現像した画像をフォトショップで、背景レイヤーをコピーして重ねて、描画モードをオーバーレイにして、色を鮮やかにして、コントラストを上げて、天の川が少しでもきれいに見えるようにします。

かなりレタッチをするので、画像はざらざらになって、カラーノイズが出ます。

スカイラインからの撮影だと、市街地の明かりが影響するので、星を見るなら、市街地の明かりが見えない場所がいいだろうと思います。





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『フォトテクニックデジタル』誌、2011年7月号掲載

2011年06月21日 10時08分02秒 | スナップ



『フォトテクニックデジタル』誌、2011年7月号、『ノンジャンル部門』掲載です。

この雑誌は、『フォトテクニック』の時代から、12年連続掲載です。

よほど相性がいいというべきでしょう。

『フォトテクニックデジタル』になってからは、初心者のコーナーがなくなって、掲載確率が小さくなって、より、激戦になっています。

目指すは、ポートレート部門での第一席です。

しかし、現実には、まともなポートレートは2年前から撮影はしていません。

モデル撮影ができないので、手近なところの者にモデルになってもらいました。

昨年の吉良川の町並み雛祭りの時に撮影したものです。

この作品の何がよかったのかというと、まず、女の子の衣装です。

これは、着物のようなドレスのような衣装で、和洋折衷のような感じです。

そして、鮮やかな赤い傘。

背景がコンクリートのようなモノトーンの色なので、衣装がよりいっそう、鮮やかに浮きたちます。

このことは、室戸ジオパークの岩でも同じ事です。

茶色とか、灰色のモノトーンの色を背景とすると、衣装が引き立ちます。

だから、室戸ジオパークほど、ポートレートに適した場所はないのです。

女の子を撮影しようとしていたら、その前をお兄ちゃんが、うさぎ跳びのようなかっこうをして、横切って、撮影のじゃまをしようとしました。

その男の子を見ている女の子の目線もよかったと思います。

全く、予期していない男の子の行動ですが、この男の子の行動によって、おもしろいスナップポートレートの作品になっています。

カメラマンの腕というよりは、モデルになった、兄妹に感謝するべきです。

撮影機会はほとんどなくなっているような環境ですが、モデルさんさえいれば、たとえ地方であっても、全国誌で勝負できる作品を撮る事はできます。

室戸の自然風景もすばらしいのですが、全国ではほとんど勝負になりません。

とはいっても、だるま朝日とだるま夕日と波と祭りの作品は掲載されました。

それ以外には、マクロ撮影で花などを撮ると、掲載の可能性はあります。

雑誌に掲載されると、撮影場所も掲載されるので、場所の名前を知ってもらえるPR効果があります。

おそらく、発行部数は、毎月、10万部程度ではないかと思うのですが、少なくとも、全国の数万人は この雑誌を見て、室戸市という地名を知るだろうと思います。 

北海道では、写真甲子園、高知市では、漫画甲子園、安芸市では、商い甲子園を開催して、全国から、高校生を集めています。

世界ジオパークを目指す室戸ジオパークは、全国から人を集めることのできる滞在型のイベントは開催していません。

室戸ジオパークの景観を活かすには、映画、ドラマ、モデル撮影に使うしかありません。

スケール的には、他の国内のジオパークには劣っているのですが、国道から、そのまま、ハイヒールを履いて、海岸の岩の傍に下りられるのは世界でも、室戸ジオパークだけです。

景観だけでは勝負はできません。

景観の中に入り込んで、景観を利用して、ポートレートの撮影会を開催するのがうってつけです。

モデル撮影会は、高尚な社会的事業です。

室戸岬でのモデル撮影会の開催を期待します。

結婚式の前撮りにも室戸岬を利用してほしいものです。

着物でも、夜会服でも、カクテルドレスでも、ステージ衣装でも、室戸岬の奇岩を背景にすると、人も衣装も引き立ちます。






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世界最大級クレーン

2010年02月24日 09時03分24秒 | スナップ















世界最大級のクレーン船が室津漁港のケーソンヤードにやってきました。

市街地からもクレーンの巨大なアームが見えていました。

3,700tクラスということです。

室津漁港には2日くらいしかいなかったように思うのですが、こういう大きなクレーンを見るのは初めてのことです。

れよりも小型のクレーンが元海岸の沖にいるのは何度も見ました。

しかし、このクレーンの大きさは異常でした。


いくつのかの場所からこのクレーンを撮影してみました。


どれくらい大きいか分かると思います。






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甲浦駅の花菖蒲

2009年06月16日 10時58分35秒 | スナップ

花菖蒲の季節なので、それを求めて、東洋町甲浦駅まで行ってきました。

花菖蒲といえば、『ハネの庭』ですが、そこに辿り着くまでの道がよくないので、どうも、行く気にはなれず、甲浦なら、海沿いの国道を快適に走ることができるので、行ってみました。

しかし、時期的に少し遅すぎたようで、すでに枯れかかっていました。

甲浦駅は、駅前には何もなくて、ローカル線のまさに終着駅といった雰囲気です。

日本最後のローカル線の終着駅である、奈半利駅は、駅前がけっこう賑やかで、終着駅といった雰囲気ではありません。

なんとも、さびしい駅ですが、だからこそ、そこから物語が生まれてきそうです。

ドラマ・映画のロケに使えそうです。

もちろん、ポートレートのロケにもうってつけです。

ポートレートのロケのイメージだけはいつも持っています。そして、チャンスが来たら、実行します。





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夜明けのサーファー

2009年06月02日 10時20分54秒 | スナップ
サーファーは早起きです。

室戸岬から、東に車で15分ほど走ったところにある尾崎海岸です。

ここは、サーフィンのポイントです。

サーファーは日の出とともに海に入ります。

午前6時ころに撮影したのですが、その時にはすでに、駐車場は満車状態でした。

日曜日だったのですが、いくら休日とはいえ、サーファーが多すぎます。

駐車場に止められない車は、路肩に止めていました。

確かに、休日にはサーファーは多いのですが、ほとんどが県外ナンバーでした。

高速道路の料金値引きの効果でしょうか。

この日は、低気圧が通過したあとで、波の状態がよかったので、サーファーが多かったのかも知れません。

それにしても、これだけサーファーが多いと、接触とか、衝突が起こると思うのですが、そのあたりは、サーファーはうまくやっているのでしょうか。

早朝では、逆光になるのですが、海面が黄金色に輝いてきれいです。

ただし、撮影は難しくなります。

サーファーの動きが速いし、逆光でカメラの液晶画面が見えなくなります。

ふつうに、順光で撮ればいいと思います。

XACTICG10のデジタルズームを少しだけ使っています。

35ミリ換算で400ミリ程度あれば、充分撮影できます。

下記が、動画のアドレスです。


http://zoome.jp/goodman/diary/35/







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スコアボード裏

2009年05月19日 10時48分21秒 | スナップ

室戸広域公園のマリン球場のスコアボード裏です。

たぶん、室戸高校の野球部の部員だと思うのですが、けっこう人数がいます。

このスコアボードの裏側が見える場所から、四国・九州アイランドリーグの試合をほんの少しだけ見ようと思って、先週の土曜日に行ってみました。

この場所には駐車場もあって、マリン球場全体を見渡すことができます。

その駐車には車が数台、止まっていました。

ここからですと、無料で野球の試合が見られるわけです。

ところが、ほどなく、誰かが現れて、皆さん有料で見ているので、ここでは見ないでくださいと言われました。

そうは言っても、この場所からは、見えてしまうので、見ないで下さいと言われても、次から次へとこの場所に来て見る人がいるはずです。

そのたびに、誰かは知らないですが、関係者が現れて、わざわざ注意しにくるのだと思います。 

この場所では写真だけ撮ってすぐに移動しました。

この場所よりもさらに高い場所には展望台があるので、そこからも見ることはできるのですが、さすがにそこまで登って見ていた人はいないと思います。 

今朝の高知新聞ではジオパーク関連の記事で賑わっているようですが、ジオパークのロゴマーク入りの帽子は確認してみます。




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イソヒヨドリ

2009年05月13日 10時20分36秒 | スナップ










イソヒヨドリが、車庫の天井裏に巣を作っているようです。

イソヒヨドリを自宅の近くで見かけることはあるのですが、車庫の中にまで入ってくるのはあまりないことなのでおかしいと思っていました。

昼間だけではなくて、夜も来るので、どうしてなのだろうと、不思議に思っていたのですが、ある日のこと、イソヒヨドリが何かを口にくわえているのを見ました。

釣り糸のようにも見えました。

餌を捕ろうとして、釣を嘴にひっかけてしまったのかと思ったのですが、どうも、そうでもないようです。

口に何かをくわえたまま、しばらくあたりを見回していました。

そうすると、ツバメがイソヒヨドリに攻撃を仕掛けていました。

ツバメの巣も近くに一つだけあって、現在、卵を温めているようです。

イソヒヨドリはしばらくして車庫のほうに移動しました。

そしてまた、しばらくじっとして、辺りの様子をうかがっているようでした。

そして、車庫の天井裏のほうに消えました。

車庫のシャッターの横から天井裏に通じるほんの少しだけ隙間があるのですが、そこを通って、天井裏に巣を作っているようです。

ヒナ鳥の鳴き声がかすかに聞こえるのですが、姿は見えません。

イソヒヨドリはツバメのようには頻繁に餌を運ぶことはないようです。

それに、巣の中に入るまでが、無駄とも思えるほどの用心深さです。

巣の少し手前でしばらく辺りを見回して、そして、巣の近くまで来てからまた辺りを見回して、安全であることを確かめてから巣の中に入ります。

ヒナ鳥もあまり餌は必要としないようで、ツバメに比べると、餌を運ぶ回数は圧倒的に少ないようです。

イソヒヨドリはオスとメスとでは体の色が違います。

オスのほうが鮮やかな色をしています。

画像は、夜に撮影したものと、昼間に車庫に入ってきたところを撮影したものです。

口に餌をくわえているのがメスです。




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クジラと菜の花

2009年03月07日 12時37分46秒 | スナップ

今日は天気もよくて、少し気温も上がっています。

あちこちで、菜の花は見られるのですが、室戸市役所の裏手の室津川の河川敷に、菜の花が植えられています。

ここには、小さなクジラのオブジェがあるのですが、ふだん、あまり気にすることはないと思います。

そのクジラのオブジェが菜の花に囲まれています。

黄色い花の中に『紅一点』ではなくて、『黒一点』です。

菜の花はよく見かけるので、菜の花以外の花を見たいものです。

室戸広域公園では『桜まつり』が開催されるのですが、桜以外の花がないので、室戸広域公園には、あまり手間のかからない、紫陽花でも植えてほしいものです。




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だるま太陽フォトコン応募予定作品 ③

2009年02月05日 10時09分26秒 | スナップ

だるま太陽フォトコンの一般部門に応募予定作品です。

一般部門は、祭りとか、イベントなどが対象だと思うのですが、高知県東部の魅力を伝えるものであればいいので、風景も対象になると思います。

この画像は、吉良川の御田八幡秋祭り(神祭)の時の画像です。

祭りというのは、何度も足を運んで、どの時間帯に、どういう光景が見られるのか分かっていないと、イメージ通りの絵は撮れません。

ですから、はじめて祭りを見るカメラマンは、いつどこで何をどう撮ればいいのやら分からないと思います。

祭りで観光客を誘致するには、駐車場、食事のできる場所、トイレの設備は必然です。

そして、駐車場への案内看板と、駐車場での誘導員も必要です。

何時からはじまって、どこの場所で見ればいいのかといった、祭りの情報のパンフレットとか、ネット上での情報発信も必要ですが、祭り自体は観光客のために行うものではないと思います。

観光客とか、見物人は、祭りの進行の邪魔にならないようにするといった、マナーも必要です。 

吉良川の御田八幡の秋祭りといえば、夜の花台回しを多くカメラマンの方は狙うと思います。

しかし、そのような作品はこれまで何度も市展とか、県展には出品されています。

祭りの写真は、同じようなものになりがちなので、できるだけ他のカメラマンの方が撮影しないだろうと思われる場所とか、アングルで撮影したものを出品しようと思います。

この絵は、吉良川大橋の上に4台の花台が並んだところを狙ったものです。この場所から撮影していたカメランの方は他にはいませんでした。

しかし、空には雲が多すぎて、すかっとした青く深い秋晴れの空のイメージを持っていたのですが、この雲では作品としては完成度は低いです。

今年は、吉良川の御田八幡の秋祭りでは、花台に花が飾られないので、同じような絵を撮るには来年まで待つ必要があります。ですが、来年はまた来年のことです。



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だるま太陽フォトコン応募予定作品 ②

2009年02月04日 13時04分05秒 | スナップ

だるま太陽フォトコンの一般部門に応募予定の作品です。

これはモネの庭のギャラリーの入り口のイルミネーションです。



ライトアップとか、イルミネーションは、自分にとってのひとつの、撮影テーマです。

夜は時間があるので、少し遠くまで出かけることもできるし、何度でも撮り直しができます。

室戸近辺では、田野町のイルミネーションとか、ヤシィパークのイルミネーションがあるのですが、規模的にはヤシィパークがもっとも大きなものだと思います。

室戸岬でも、慎太郎像と月見が浜のライトアップが行われました。灯台まつりでは、イルミネーションの点灯もありました。

絵的には、ヤシィパークのライトアップがきれいですが、ヤシィパークは高知県東部という範囲からは外れています。

月見が浜のライトアップも、田野町のイルミネーションの画像もあるのですが、あれも、これも、応募すると、費用がかかりすぎるので、イルミネーションは、モネの庭だけにしました。

画像は、実際よりも明るく写っています。

これは、デジタルカメラだからこそ、表現できる絵だと思います。

フィルムだと、暗い所に露出を合わせると、明るいところの露出が飛んでしまいます。

デジタルであれば、露出とホワイトバランスをコントロールして、自分のイメージの絵を作ることができます。

カメラは、ソニーのα700です。

このカメラのすぐれた特徴は、Dレンジオプチマイザーです。

この機能を使うと、明るい部分の露出はそのままで、暗い部分の露出を持ち上げてくれます。

フィルムカメラではできないことを一瞬にしてくれます。

この画像の場合は、Dレンジオプチマイザーをアドバンストレベル3にしています。

この絵はその場に行けば、誰でも撮れるのですが、自分のイメージの絵にすることによって個性を出すことができたのではないかと思います。



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