きまぐれ日記

高知県室戸市の地域情報と写真などの趣味の話。時々エッセイ風に。

27番札所神峯寺

2008年03月31日 10時22分53秒 | 観光スポット




日本庭園がきれいです



眺望が美しい








27番札所の神峯寺に行ってきました。今まで、一度も行ったことがないので、いつかは、行くべきだと思っていたのですが、やっと、決心がついて、行ってみました。

地図を見る限りでは山寺のように思っていたのですが、実際に行ってみると、ほんとに山寺でした。

安田町の国道の『神峯寺』の看板から山手に入って、神峯の駐車場まで、約15分かかります。時間的には、あまり山奥というイメージではないのですが、とにかく、急角度で、狭い道なので、よほど注意して走る必要があります。

大型のバスは走れないと思います。ふつうの車でも、細心の注意が必要です。ちょっと気を抜くと、取り返しのつかないことになります。

時間は、かかるのですが、歩いた方が安全だと思います。

私の非力な車は、ほとんど、坂道の途中で一時停止をするくらいのスピードしか出ませんでした。

冗談じゃなく、前に進まなくなって、オートマチックのDのポジションからギアを一段落として、何とか、駐車場にたどり着きました。

山寺ですから、最御崎寺とか、金剛頂寺に比べると、境内は広くはなく、津照寺のように、急な階段を上ったところに、本堂があるような感じです。

本堂に到る途中の庭の手入れがよくしてあったのが印象的で、本堂近くからの眺望もなかなかよかったです。

しかし、車で神峯寺に行く場合は、道からはずれて、遭難しないように、注意してください。




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少年野球

2008年03月30日 10時32分31秒 | 地域情報






高知県の少年野球の春季大会が室戸市で始まっています。個人的には、スポーツは全くと言っていいほど、しませんが、少年の頃はスポーツをしていました。

小学生の頃は、野球ではなくて、ソフトボールをしていて、室戸市の選抜チームの一員となりました。ポジションは、サードで安芸郡の大会に出場したのですが、確か、二回戦で負けたと思います。

中学生になってからは、剣道をしていました。剣道は途中でやめたような記憶があります。スポーツをしていたのは中学生まででした。高校生になってからは、映画研究会に入っていました。 

ソフトボールの試合は、室戸小学校の校庭でしていたような記憶があるのですが、今は、室戸広域公園のりっぱな野球場でできるということは、今の少年たちは、恵まれた環境で野球ができているように思います。

私が小学生の時は、室戸市に、マリン球場のような、りっぱな球場ができるとは夢にも思っていませんでした。




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春は桜

2008年03月29日 15時04分04秒 | 観光スポット

24番、最御崎寺(東寺)



田野町二十三士公園。桜はまだですが、菜の花は満開です。




桜の時期になると、心が騒ぎます。

室戸には、桜の名所がありません。

ですが、わずかばかりの桜を毎年、追いかけています。室戸での撮影ポイントは、室戸岬灯台、室戸広域公園、室戸スカイライン、西山台地程度です。

世間でいうところの、桜の名所ではないので、一本か、数本の桜の木がある程度です。

室戸近辺では、おそらく、野根川沿いの桜がもっとも、本数的には多いのではないかと思います。

田野町には、本数はあまり多くはないのですが、二十三士公園に桜と、菜の花が見られます。奈半利川沿いにもまとまった数の桜が見られます。

桜の撮影はタイミングが大切で、満開の、もっともいい時期はほんの数日間です。その数日間に、撮影に行けるわけではないので、年毎に、満開を狙う桜が違います。

今年、満開の時期を撮影できなかった場合は、来年にもう一度挑戦します。

昨年は、満開の時期の野根川の桜を撮影できなかったので、今年はもう一度野根川の桜を狙います。

早朝の夜明け前の淡い光の中での撮影もしてみたいと思います。早朝の光のなかでは、桜は、どんなふうに見えるのでしょうか。

また、夜にぼんぼりで照らされた桜も撮影したいと思います。 ぼんぼりといえば、『高知城花回路』が気になります。どんなものなか、見てみたいです。




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リビングフォト

2008年03月28日 10時01分16秒 | 

夜に電灯の光のみで撮影


きれいなところをソフトに撮る


マクロで撮影






日本画風に




室戸市にはカルチャー教室らしきものはあると思うのですが。たとえば、生花とか、着物の着付けとか。料理教室はあるのでしょうか。

そういうものには縁がないのでよくは分からないのですが、都市部では、リビングフォトと、カルチャー教室がブームになっています。

生花とは言わずに、『フラワーアレンジメント』と言うようです。フラワーアレンジメントとか、創作料理のクラスでは、作った作品をただ、持ち帰ったり、その場で食べるだけではもったいので、必ず写真に撮ります。

生花の先生は、ただ、生花だけできればいいというのではなくて、今の時代は、きれいに写真に撮れる技術が要求されます。

生徒の方はほとんど女性ですが、皆さん、デジタル一眼レフを持って、レッスンに参加されます。

室戸の生花教室で、先生が一眼レフを持ってきて、花の撮影をすることはないと思いますが、都市部では、先生がデジタル一眼レフで撮影できる技術を持っているフラワーアレンジメントのレッスンは、大盛況となっています。

料理のレッスンでも、先生が一眼レフで、作った料理をきれいに撮影できる技術があると生徒さんが大勢集まるようです。

せっかく作った作品ですから、きれいに撮って、写真として残しておきたいものです。今は、空前のデジタル一眼レフのブームです。 

生花教室に行かなくても、ふつうに、買ってきた花とか、誰かにいただいたものを家で撮影することができます。

花は窓際に置いて、基本的に逆光で撮影します。この場合、レフ版を使用して、影になる部分に光を当てます。

昼間でなくても、夜に、電灯の光のみで撮影することもできます。

レンズは、50ミリのマクロか、90ミリのマクロ、または、標準ズームを使用します。三脚、リモート・レリーズも使用します。

どんなふうに撮るのかは、撮影者のイメージで決めます。きれいなものをきれいに撮るのは、簡単なようで、いろいろなやり方があるで、なかなか面白いものです。 





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光と海

2008年03月27日 09時52分39秒 | 日常

年度が替わる、3月末は何かと人が移動するし、せわしない感じがするものです。

去っていく人がいる一方で、やって来る人がいます。

仕事の取引関係で、数年に一度は、人の入れ替わりがあって、新しい人が挨拶にきました。

その方は、兵庫県の日本海側にいたのですが、人事異動で高知にやって来たということです。

手土産をいただきました。

京都名物の『黒ごまつぶあん生八つ橋おたべ』(黒のおたべ)です。

おいしいのはもちろんですが、八つ橋を入れてある箱がなかなかシンプルでいいので、何かを入れるのに利用できそうです。

箱入りの菓子類は、箱そのものも、美的なので、簡単に捨てることができずに、いつのまにか、菓子類の箱が増えてしまいます。

実際に、菓子類の箱は、小物入れとか、写真のポケットアルバムの入れ物に使ったりしています。 

新しく来た人の言うことには、高知は光にあふれていて、明るくて、海はきれいだということです。

海がきれいだということは、都市部から来た人に言われたことはあります。毎日、海を見ている者からすれば、室戸の海はさほどきれいだとは感じないし、海に対しては、“きれい”という、柔らかく、おだやかな感慨を持つことよりも、“恐怖”とか、“畏怖”の感慨を持ってしまいます。

海と、ある意味、共存しなければならない室戸の人と、外から来る人とでは、海に対する感情が違ってあたりまえです。海をきれいと言ってくれるのですから、素直に喜んでいいと思います。

室戸に来たからには、朝日が見たいということなので、室戸岬にある宿を紹介しました。




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吉良川のぶっちょう造り

2008年03月26日 13時36分53秒 | 観光スポット





吉良川の町並みの中にも『ぶっちょう』らしきものがあるのですが、完全なぶっちょう造りではなくて、縁台の部分のみが残されています。

もともとは、上下に開く板戸だったのかもしれないですが、現在見られるのは、縁台の部分だけです。

吉良川の町並みの中にぶっちょう造りがあると、聞いたことがないので、おそらく、白浜に見られるようなぶっちょう造りはないのではないかと思うのですが、まだ、きっちりと、確認したわけではないので、断定はできません。

機会があれば、『おまつり館』に行って、吉良川の町並みにぶっちょう造りがあるのかどうか、聞いてみようと思います。

画像の家の場所は、『まちなみ館』の道路をへだてて、ほぼ向かい側にある煙草屋さんのような造りの家です。

見た目には、この家は明治時代に建てられたようです。 

東洋町と、徳島県海陽町鞆浦(ともうら)の町並みの『ぶっちょう』を中心に町並みを見てきたのですが、個人的には、甲浦の港の近辺の町並みが印象的でした。

いかにも、港町らしい風情があって、ポートレートのロケーションに使えそうでした。

まだ甲浦の町並みは充分に散策していないので、今後も訪れたいと思います。

徳島方面とか、関西方面からモデルさんを手配して、ぜひ、ポートレートの撮影をしてみたいです。




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鞆浦の町並み

2008年03月26日 10時11分39秒 | 観光スポット

福祉会館前の位置案内板


路地は狭く、車が1台通れる程度。



手前にぶっちょうが見えます
















このぶっょうの縁台に住民の方が座っていました。



わざわざぶっちょうの下部を閉じて撮影させていただきました。












徳島県海陽町鞆浦にも『ぶっちょう』のある古い町並みがあります。

海部大橋の、室戸側のたもとの信号を海側に進んで、突き当たったところに、港があります。

港から、さらに右方向に進むと、道幅が狭くなります。ほんの少し走ったところの左手に位置案内の看板があるので、そこに、車を止めることができます。

その少し先の左側にも福祉会館の駐車場があったように思います。

どこにも駐車ができない場合は、港のほうに戻って、道路の路肩に駐車してもいいと思います。

案内板の、道路をへだてた反対側に、車が1台やっと通れるくらいの路地が2本あります。その路地沿いが鞆浦の町並みです。

現在は、古い建物は少なくなっているのですが、それでも、町並みの雰囲気は分かると思います。

古い家は、そんなに多くはないのですが、ぶっちょうのある家がいくつか見られます。

徳島県では、『ぶっちょう』とは呼ばずに、『みせ』と呼んでいるようです。もともとは、京都の町屋には、『みせ造り』の家があって、それが、東洋町から徳島県の南部の海部あたりに伝わったものではないかということらしいです。

鞆浦の全域を歩いたわけではないので、現在、どれだけのぶっちょう造りの家が残っているのかはわからないのですが、件数としては、白浜より、鞆浦のほうが多いだろうと思われます。 

鞆浦の町並みを歩いていると、ちょうど、ある家の前で、ぶっちょうの下部の縁台に腰掛けている方がいたので、ちょっと声をかけてみると、わざわざ、ぶっちょうの下部の縁台を閉じて、写真に撮らせていただきました。

こういう古い町並みでは、住民の方と触れ合うのも、なんとなく、和んだ気分になれます。

前回訪れた時には、住民の方に、鞆浦の町並みの場所を教えていただきました。 

鞆浦の町並みは時間の関係で全ての場所を見て歩いたわけではないので、また、後日、訪れてみたいと思います。




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甲浦の町並み

2008年03月25日 09時35分36秒 | 観光スポット







吉良川の町並みで見られるような2階部分。



蔵のように見えます。


年代を感じる木造建築。




水切り瓦のある家。




東洋町白浜から、徳島方向に向かって、短い橋を超えると、町並みの様子が変わってきます。

道幅が狭くなって、カーブが多くなります。甲浦の町並みは、撮影時間があまりなかったので、港の近辺しか、撮影していません。

後日、また、訪れて、町並みの撮影をしたと思います。

港の近辺には、吉良川の町並で見られるような、水切り瓦の家が一軒あります。甲浦と、白浜で、なぜ、これほど、町並みの様子が違うのでしょう。

町並みに興味のない方は、甲浦の町並みをのんびりと歩くということはないと思うのですが、町並みに興味のある方は、全国各地から甲浦の町並みの撮影に訪れています。

古い町並みといえば、吉良川の町並みですが、それほど、知名度が高くはないのですが、東洋町の白浜と、甲浦は、古い町並みとして、全国の町並みファンの間では有名です。

甲浦にしても、白浜にしても、観光地というイメージではないのですが、町並みの中を歩いてみると、面白い発見があるものです。 

『ぶっちょう』に関しては、白浜以外に、野根にもあるという噂ですが、まだ確認していないので、いつか、探してみたいと思います。





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東洋町白浜の町並み

2008年03月24日 17時03分03秒 | 観光スポット

室戸方向に向かって撮影。手前の家にはぶっちょうが見える。この先から橋を超えて右方向に曲がると、甲浦駅に続く。


徳島方向に向かって撮影。


室戸方向に向かって撮影。


室戸方向に向かって撮影。手前の家にはぶっちようが見えている。



白浜のぶっちょう。上下に開く板戸で、雨戸と、縁台になる。


車で通ると見過ごしてしまう。歩いてみると、古い家には、ぶっちょうがあることが分かる。




中央がぶっちょう。ぶっちょうを完全に閉じた状態。


東洋町白浜の町並みは、国道から甲浦駅方向に入って、道なりにすすんで、短い橋を超えたところから甲浦方向に続いています。

この町並みは、吉良川の町並みよりも、道幅が広くて、路肩に車を止めても、他の車の通行には邪魔にはならないので、適当な場所に車を止めて歩くことができます。

吉良川の町並みは土佐漆喰の白壁と、水切り瓦が特徴ですが、この白浜の町並みには、土地漆喰の白壁の建物は見当たりません。水切り瓦もありません。

白浜の町並みは、いかにも、街道筋の町並みという雰囲気が漂っています。明治以前にこれだけの道幅の街道ができていたということは、甲浦港を中心として、物資、人の往来が多かったのではないかと思われます。

この道幅であれば、バスもすれ違うことはできたと思います。 

白浜の町並みで特徴的なのは、『ぶっちょう造り』の家があちら、こちらに見られるということです。

『ぶっちょう』というのは、上下に開く、板戸のことで、下部は、縁台として利用できます。縁台の上で、ゆっくりと腰掛けて、通りを眺めることもできただろうし、近所の方と世間話をすることもできただろうと思われます。また、縁台の上に商品を並べて、商いもできだろうと思われます。

『ぶっちょう』は海岸沿いの漁村には、日本各地で見られる造りだったのですが、現在は、おそらく、全国でも、徳島県の南部と、東洋町の白浜に何軒か見られる程度ではないかと思われます。

ある意味、とても、希少価値のあるものですから、これが廃れてしまわないように、何か手を打つべきだろうと思います。

アイディア次第では、『ぶっちょう』は観光資源にもなるのではないかと思います。

たとえば、高知県東部では古い町並みで雛祭りを開催しているのですが、白浜でも、『ぶっちょう』を生かして、ひな祭りに参加できるようにも思います。

隣の、甲浦地区と同時に、雛祭りに参加するとなると、規模的には、高知県で最大の雛祭りになると思います。甲浦駅もあることですし、県外からの観光客を誘致できると思います。




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甲浦港

2008年03月23日 10時43分11秒 | スナップ

かつてのフェリー乗り場の岸壁にある不思議な物体



手ぶれ、ピンボケ被写体ぶれですが、何とか正面から飛翔する姿を撮れました


潮風が山肌を襲います。室戸岬の東側は、急峻な山並みが続きます。


『ぶっちょう造り』という言葉はあまり日頃耳にすることはないと思うのですが、室戸市では、吉良川の町並みに『ぶっちょう』らしきものがあります。

そらから、東洋町の白浜と、徳島県の海陽町の鞆浦にあります。

白浜と鞆浦に『ぶっちょう』があるのは以前から知っていたのですが、きちんと、取材していなかったので、昨日取材に行ってきました。

画像はまだ整理がついていないので、後日、甲浦と、白浜と、鞆浦の町並みの画像を掲載します。 

甲浦の港のかつてのフェリー乗り場の岸壁に面白い物体がありました。何に使うのか見当がつきません。

巨大なミサイルの弾頭のようにも見えます。 

残念ながら今は、フェリーの航路はなくなったのですが、かつては、甲浦のフェリーはよく利用しました。

思い出すのは、甲浦から、バイクでフェリーに乗って、同期生の結婚式に出席するために、岡山県の倉敷の『アイビースクウェアー』に行ったことです。 

甲浦港は、土佐藩初代藩主、山内一豊が初めて、土佐に上陸した港です。

甲浦港は自然の入り江のようになっていて、波もおだやかなので、当時としても、良港だったと思われます。

山内一豊の一行は、野根山街道を経由して、陸路で土佐に入ったようです。 

甲浦港では、予期していなかったのですが、飛翔するカモメを撮ることができました。 

この日は、波があって、潮風がまるで、煙幕のようになって、海岸沿いの山肌を駆け上がっていました。




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