きまぐれ日記

高知県室戸市の地域情報と写真などの趣味の話。時々エッセイ風に。

乱礁遊歩道の撮影ポイント ⑦

2008年04月30日 09時03分16秒 | 観光スポット

灌頂ヶ浜の海岸の南の方向に向かって撮影



灌頂が浜の海岸の北の方向に向かって撮影


ふたつの岩の間から灯台を入れて撮影



天然記念物のアコウ


灌頂ヶ浜の地質はほとんどスランプ構造です。見事なまでに、地層が曲がっています。

その地層の曲線は、アート的です。

海岸から、山側を見ると、灯台が見えるので、スランプ構造の岩と、灯台を入れて撮ると絵になります。

ただ、岩を撮るだけではなくて、この岩の前にモデルさんが立つと風景は全く違ったものに見えます。 

灌頂ヶ浜から見る海は、沖合いに岩もあって、静かな時の海を見てもきれいです。

都市部からこられた方は、室戸岬の海を見て、単純にきれいだと思うそうです。

日常的に室戸の海を見ている方はそんなにきれいだと感嘆することはないと思います。

海は穏やかな時ばかりではありません。

低気圧と台風が接近している時の海を日常的に目にしなければならない室戸の住人にとってみれば、海はきれいだと、のんきなことはいってられません。

でも、適度に荒れている海は雄雄しくて、絵的です。

適度に波のある灌頂ヶ浜は絵画的です。写真に撮るよりは、油絵にしたほうがいいかも知れません。 

月見が浜には、天然記念物のアコウの木があります。この木も忘れずに、見ておくべきです。

今は葉が落ちていて、光の状態はいいです。

ただし、人物を手前にして撮影する場合は、人物の顔に木の枝の影が映るので、ストロボを使うほうがいいと思います。 

これで、乱礁遊歩道の撮影ポイントの紹介は終わりです。

この遊歩道は、慎太郎の銅像の海側の駐車場からさらに西側に続いているのですが、西側はあまり観光客は訪れないようです。

ビシャゴ岩付近から、灌頂ヶ浜まで、乱礁遊歩道をゆっくりと歩くと、25分程度かかると思います。







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乱礁遊歩道の撮影ポイント ⑥

2008年04月29日 09時12分00秒 | 観光スポット

柱が折り重なっているように見える岩。慎太郎の銅像前からまっすぐ灌頂ヶ浜に下りて、右手に行ったところの海側。室戸岬の奇岩の中では、もっともアート的な岩。




灌頂ヶ浜のもっとも南側にある入り江のようになった場所。


入り江の北側のスランプ構造と思われる岩。地層がぐにゃぐにゃに曲がっています。


スランプ構造の左側の岩。灯台を入れて撮ります。



中岡慎太郎の銅像から、海岸に降りたところが『灌頂ヶ浜』です。

『月見ヶ浜』との分かれ目が分かりにくいですが、『牛角の岩』あたりが、おそらく、月見ヶ浜と灌頂ヶ浜の境目だと思います。

灌頂ヶ浜には撮影ポイントが多くあるので、2回に分けて、紹介します。 

多くの観光客は慎太郎の銅像からまっすぐ海岸に降りて、月見ヶ浜の方向に向かうと思います。

そうすると、室戸岬でもっとも、アート的な岩を見過ごすことになります。

慎太郎の銅像からまっすぐ海岸に降りて、右手(西方向)にすすんで、海側を見ると、室戸岬の奇岩の中でももっともアート的な岩があります。

おそらく、観光客の多くの方は、この場所にはこないのではないかと思います。

観光客がこの岩のあたりで写真を撮っているのを見たことがありません。この岩を見ずして室戸岬の地質を語ることはできません。

この岩には名称がないので、なんと呼べばいいのか分からないのですが、地下から噴出したマグマが柱のような形になって、いくつも折り重なっているように見えます。

この岩をけっして見過ごしてはいけません。 

灌頂ヶ浜には、入り江のようになったところがあります。ここは、引き潮の時は、遠浅のようになります。

この入り江の北側にも形のいい岩があります。背景に、灯台を入れて撮るといい絵になります。




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乱礁遊歩道の撮影ポイント ⑤

2008年04月28日 09時21分12秒 | 観光スポット

ここは月見ヶ浜ではもっとも撮影に適した場所です。沖合いの岩の並びがとてもいい。



西側の方向に見える岩


やや北東方向にある、岩に囲まれているような場所



『目洗いの池』から遊歩道を少し東側に歩いたところにある岩


波打ち際にある岩



室戸岬の海岸といえば、『月見ヶ浜』と、『灌頂ヶ浜』です。

この二つの浜には、撮影ポイントとなる岩がいくつもあります。

まず、月見ヶ浜の撮影ポイントを紹介します。

月見ヶ浜の駐車場からまっすぐ海岸に降りていくと、沖合いに、バラスよく岩が並んでいるのが、見えます。

この場所が月見ヶ浜ではもっとも有名な撮影ポイントです。

波のある時も絵になるし、早朝とか、夕方に、長時間露光をして、波の動きを消して撮影すると、コンテストでは入賞します。

室戸岬で朝日を見るといえば、この月見ヶ浜で見る方が多いと思います。

岩の上に上って、朝日を見ている方をシルエットにして朝日を撮っても、絵になります。

月見ヶ浜にはいくつも、絵になる岩があるので、探してみるといいと思います。

月見ヶ浜から、灌頂ヶ浜にかけてはスランプ構造の地質が多く見られます。

地層が、ぐにゃぐにゃに曲がっている岩がスランプ構造です。

海底の斜面の地層が、地震によって、海底の深部に滑って落ち込むことによって、地層が曲がってしまうのが、スランプ構造ということらしいです。

ただ、それだけではなくて、本来は下部にあるべき地層が上に出てきているらしくて、地層がめちゃくちゃになっています。




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乱礁遊歩道の撮影ポイント ④

2008年04月27日 09時26分01秒 | 観光スポット

だるま朝日の撮影ポイント



前方にラクダのこぶのような岩があるのですが、名称はありません



一本のアコウの木が岩を抱え込んでいます






水かけ地蔵の横の駐車場から海岸に行って、左方向(東方向)に向かうと、だるま朝日の撮影ポイントがあります。

だるま朝日を見るだけなら、中岡慎太郎の銅像の東側であれば、どこでも見られます。

しかし、だるま朝日で作画して、作品にするには、手前に岩などを入れる必要があります。

この場所には、沖合いに小さな岩が並んでいて、その岩の向こうからだるま朝日が昇るのを狙います。

しかし、ただ、だるま朝日が昇っただけでは、作品としては、完成度は低く、コンテストでは上位入賞はできません。波か船と組み合わせる必要があります。

だいたい、だるま朝日がきれいに見られ確率は、一ヶ月に1回程度です。そして、この場所から、作品としてのだるま朝日が撮れるのは、11月から、1月の後半までです。

9月でも、10月でも、2月、3月でも岩を手前にして撮れないことはないのですが、撮影場所を西側に大きく移動する必要があって、絵的には、あまり好ましくはありません。

室戸岬でのだるま朝日での作品作りは、場所も期間も限られています。

だるま朝日で、コンテストで上位入賞するには、東洋町で撮影する必要があります。

室戸市は朝日と夕日の両方が見られるので、だるま太陽フォトコンは室戸市の主催で行うべきでしょうが、今から思えば、むしろ、室戸市主催でだるま太陽フォトコンを開催しなくてよかったのではないかと思います。

だるま太陽(夕日とか朝日)フォトコンは四国の各地で行われているし、室戸市ではだるま朝日、夕日の出現率もよくないし、だるま太陽に関しては、条件がよくないです。

室戸市は、これからは、ジオパークとしての魅力を全国にPRするべきです。

『ジオパーク』という言葉の響きもいいし、ジオパークとしての室戸市の知名度と、イメージをアップすれば、室戸市の深層水関連の商品、水産、農林関連の商品の売り上げも伸びるはずです。

室戸市のジオパークとしての魅力を全国及び海外の方に知っていただくためにも、室戸岬でのモデル撮影会の開催を強く要望します。

全国のジオパークの認定を目指している地域で、モデル撮影会を開催しているところはないはずです。

全国に先駆けて、ジオパークをPRするために、モデル撮影会を開催するべきです。二番目ではなくて、先駆者となるべきです。

室戸岬でモデル撮影会を開催するのであれば、ぜひ、参加したいという県外のカメラマンが数名います。うまく、PRすれば、けっこう、多くのカメラマンが集まると思います。

知名度ということからすれば、安芸市の内原野公園よりも、室戸岬のほうがはるかに、全国的には知名度は高いし、場所も分かりやすいはずです。

ただし、交通の便はよくないですが、安芸市の内原野つつじ祭モデル撮影会の参加カメラマンの人数が100名オーバーですから、室戸岬で開催すれば、少なくとも、50名以上のカメラマンが参加するのではないかと思います。

できることなら、四国四県はもとより、大阪、岡山、兵庫、京都など、関西方面のカメラマンの方には、泊りがけで参加していただいて、11月に開催すれば、だるま朝日と、夕日が出現すれば、朝から夕方まで、一日中撮影していただけます。

ジオパークとしての室戸市をPRするために、他のジオパークとして名乗りをあげている地域よりも早く、アクション(モデル撮影会)を起こしてほしいものです。

室戸岬の奇岩の織り成す驚くべきロケーションを100パーセント生かすには、モデル撮影がうってつけです。 

観光ホテル前の海岸には、まるで、ラクダのこぶのような形をした岩があります。この岩には名称が付いていないのですが、この岩も撮影ポイントです。 

水掛地蔵の横の駐車場から海岸に向かって、降りる途中から遊歩道を右手に進むと、アコウの木があります。

いつもは、アコウは葉がついているのですが、今は葉が落ちていて、光が充分にあるので、撮影するにはいいと思います。

今頃は、新緑の時期だから、葉が付いているはずだと思われるのですが、なぜか、この時期は葉が落ちています。

アコウの木は月見ヶ浜にもあります。




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乱礁遊歩道の撮影ポイント ③

2008年04月26日 13時41分51秒 | 観光スポット

『海食台』の上に建つ『御崎の泊』の碑。右手に見えるのは、エボシ岩。






黒い磯の部分は、昭和の南海地震で隆起したもの。


『ホテルニューむろと』前から、『観光ホテル前』の海岸は、あまり高い岩がなくて、空と海の空間的広がりを感じることができます。

このあたりは、波打ち際は黒い磯になっていて、国道に近づくにしたがって、白っぽい砂利になります。

この黒い磯と、白っぽい砂利の部分に分かれていることが、南海地震の跡の証拠になります。

黒い磯の部分は、昭和の南海地震で隆起した部分です。

室戸市の古い地図によると、このあたりのことを『白浜』と呼んでいたようです。白い砂利の部分があるので、そう呼んでいたのかもしれません。

南海地震のたびに、土地が隆起して、その後少しずつ、沈降して、また、地震で隆起するということを繰り返しています。

今から1200年前の空海が室戸岬で修行していた頃は、現在よりも、土地は、1.5メーターほど低かったのではないかと思われます。

エボシ岩の方向を見ると、『御崎の泊』の碑が見えます。紀貫之の土佐日記に記載されている『室津の泊』がこのあたりだっただろうということで、この碑が建てられています。

しかし、実際に、『室津の泊』がこの場所だったかどうかは分かりません。

『御崎の泊』の碑は、やや、平らになった岩の上に建てられていますが、この平らな岩は『海食台』といわれるものです。


寄せては返す波の力によって、海底が平らに削られたものです。

室戸岬の『乱礁遊歩道』沿いに、こういう太古の地質が見られます。



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乱礁遊歩道の撮影ポイント ②

2008年04月25日 09時26分38秒 | 観光スポット

松ノ木を入れて撮影



手前に岩を入れて撮影



『エボシ岩』も撮影ポイントです。おそらく、徳島方面からこられた観光客は、まず、『ビシャゴ岩』と、『エボシ岩』に目を奪われることと思います。

『御厨人窟』“みくろど”の駐車場に車を止めて、そのまま国道を渡って、海岸に降りると、右手には、エボシ岩が見えます。

一枚目の写真は、その場所からの撮影です。ここは、右手には、形のいい松ノ木が見えます。その松ノ木を入れて撮るといい絵になります。

ただし、広角で撮る必要があります。松ノ木を入れなくても素直に、エボシ岩だけを入れて撮っても絵になります。

二枚目の写真は、ビシャゴ岩方向に戻って、乱礁遊歩道と、岩を入れての撮影です。

いろいろなアングルからエボシ岩は撮影できます。エボシ岩とは、まさに、帽子の形をしているから、『エボシ岩』という名称になっています。たいへん、分かりやすい名称です。





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乱礁遊歩道の撮影ポイント ①

2008年04月24日 09時31分58秒 | 観光スポット

手前に、遊歩道を入れてエボシ岩側から撮る



もっともおすすめのポイント



少し国道側に移動して手前に岩を入れて撮影



さらに国道側に移動して手前にS字のように曲がった歩道を入れて撮影



国道側のやや東側から撮影


いよいよ、大型連休が近づいています。この連休に室戸市に訪れる方も大勢いることと思います。

室戸市には多くの観光スポットがありますが、なんといっても、室戸市の観光の中心は室戸岬です。

ジオパークとしての室戸岬の魅力を多くの方に知っていただきたいと思います。

ただ、世界的遺産の室戸岬の地質があまり注目されていなくて、四国霊場の室戸三山、バーデハウス、とろむ、吉良川の町並みなどは、テレビなどで観光スポットとしての報道があるのですが、ジオパークとして注目をされているにもかかわらず、室戸観光の中心である室戸岬の地質に関するテレビの特番がないのはなんとも残念です。

観光客の多くは、ジオパークとしての室戸岬の魅力を知らないまま、ただ、ほんの少し、月見ヶ浜に寄っていくだけだと思います。

現在、ジオパークとしての室戸岬の魅力を満載した、ジオマップの制作が進んでいます。

ジオパークに関しては、日本国内よりも、海外のほうが関心が高くて、ジオマップには、英語の説明文をつける予定です。

室戸岬の地質は、世界的な観光スポットです。

約、2700万年前の地質が、国道のすぐ近くにあって、遊歩道まで整備されていて、ふつうに、観光客が目で見て触ることのできる場所は、世界でも例がないはずです。 

大型連休に室戸岬を訪れる方に、ジオパークとしての室戸岬の魅力を知っていただくために、『乱礁遊歩道』沿いのビューポイントを順次紹介していきます。 

まずは、『御厨人窟』近くの『ビシャゴ岩』の記念撮影ポイントを紹介します。

室戸市の奇岩の代表といえば、この『ビシャゴ岩』だと思います。

室戸岬には、アート的な形のいい岩がいくつもあるのですが、ほとんど名称がついていません。

ジオパークとしての室戸岬の魅力をPRするためには、アート的な岩には名称をつけたほうがいいのではないかと思います。 

ビシャゴ岩は、エボシ岩側からの歩道を手前に入れてもいい絵になると思います。

もっともいいのは、ビシャゴ岩の名称の入った、コンクリート製の立て札のあるところからの撮影です。

その場所から乱礁遊歩道沿いに、国道側に沿って場所を移動して撮影してもいい絵になります。

国道側から少し、東側に行くと、ビシャゴ岩は全く違った形に見えます。ここは、狭くて、海まで、落差があるのですが、ここも記念撮影のポイントになります。




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つつじ祭りフォトコン応募予定作品 ⑤

2008年04月23日 09時06分50秒 | ポートレート








1枚目の写真は、モデルさんのポーズはいいのですが、もう少し、広角よりで撮って、モデルさの手がきちんと入っていればもっとよかったと思います。

モデルさんの目が半開きの状態になっているので、大きく目が開いた状態を撮影できていればよかったのですが、この写真の前後に同じ状況でのカットがありませんでした。

この状況ではこのカットしかなかったということは、連射していないので、おそらく、このカットを撮ったあとに、CFカードのメモリーがいっぱいになったのだと思います。

せっかくのチャンスにメモリーがいっぱいになるということも起こるので、CFカードは4Gを基準にして何枚か持って行くのがいいようです。

最近は、CFカードも安くなっています。 

2枚目の写真は、つつじ祭りではひとつの定番の撮り方で、つつじを前ボケにして、モデルさんの顔がつつじにつつまれているように撮ります。

こういう場合は、モデルさんの表情がポイントになります。

もっといい、表情のものもあるのですが、露出が全く狂っていました。

AEロックをしたたままで、何枚も撮影を続けていました。自分では気づかないうちに、AEロックのボタンを押していたようです。

カメラの設定では、AEロックボタンを1度押すと、そのままの露出で撮影する設定になっていました。

実際のところは、AEロックはほとんど使いません。

測光モードは、マルチパターンにして、基本的には、露出補正は+0.3EVです。

これに、Dレンジオプチマイザーはアドバンストオートにしておけば、α700では、露出を大きくはずすことはありません。 

最後の写真は、いかにも、ポートレートのポーズといった感じに撮れています。

こういうポーズは、普段からポーズのレッスンを受けているプロのモデルさんだからできることだろうと思います。 

これで、つつじ祭りフォトコン応募予定作品の掲載は終わりです。

この中かから実際に、何点応募するかは分かりません。プリントを見て判断します。これまで、公開した写真が、つつじ祭りフォトコンに応募する方の何かの参考になることを期待します。





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つつじ祭りフォトコン応募予定作品 ④

2008年04月22日 13時12分51秒 | ポートレート






1枚目の写真は、モデルさんの表情がよくて、左手の仕草が可愛いと思います。

このモデルさんは、表情、ポーズともによかったと思います。

モデルさんは、ただきれいなだけではなくて、表情と、ポーズがよくないと、作品にはなりません。

モデルさん自身の作品を作るのだという積極的な意思がないといい作品は生まれません。

あたりまえですが、ポートレートは、まず、モデルさんがいなければ、作品は作れません。

モデルさんと、カメラマンの共同作業によって作品が作られます。

ポートレートは、カメラマンのイメージ力と、撮影技術が要求されます。

まず、こう撮りたいという、イメージがあって、モデルさんとうまく、コミニュケーションして、お互いのテンションが高まったときに、いい作品ができるのだと思います

ただし、それは、個人撮影の場合で、時間をたっぷり使える時の話で、撮影会の場合は、実際のところは、あまり、考える時間的余裕もなくて、ただ、ひたすら、シャッターを切っています。

モデルさんがどの場所に立つのか、事前に分かっているわけではないので、現場での瞬間的な判断が要求されます。

ですから、経験が必要になります。モデルさんが立っている場所でどのアングルからどう撮ればいい絵になるのかは、場数を踏むことによって、分かってきます。

風景写真を撮る方はあまり、ポートレートを撮らないようですが、なぜでしょう。

風景写真は、あくまで、自然相手の、ネイチャーです。自然にそこにあるもの以外は撮影することはできません。

ポートレートは、自然の状態では、そこにないものを、モデルさんの存在によって、作り出すものです。

ですから、ポートレートは、リアル・アートです。

風景写真は、あくまで、ネイチャーであって、人間の手によって、そこに存在しない風景は作ることができないので、アートではないのです。 

2枚目の写真はモデルさんが木の切り株の上に立っている状況です。

この状況では、広角で、モデルさんの全身と、背景のつつじを入れたほうがいいと思うのですが、前にカメラマンがいるので、広角で撮影すると、カメラマンが写り込んでしまいます。

撮影会は、前にも、横にも、後ろにもカメラマンがいるので、思うようには撮れません。

いい、撮影ポジションにいるカメラマンがいい写真を撮ることができるのですが、とにかく、少しでも隙間があれば、そこから狙います。

撮影会では、広角で撮るのはよけいなものが写りこむので、なかなか難しいです。








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つつじ祭りフォトコン応募予定作品 ③

2008年04月21日 09時42分36秒 | ポートレート






つつじ祭りフォトコン応募用の作品をクリスタルプリントにするために、本日、行きつけの写真屋さんに、持っていきます。

早くて、写真が手元に戻ってくるのが今週の土曜日です。

発注してから、手元に戻るまで、一週間以上かかるので、実際のところ、来週以降にプリントに出しても、連休になるので、5月7日までに、手元に戻ってくるかどうか、分かりません。

パソコンのモニターの画面の絵と、プリントの絵は色が違うし、全体の雰囲気も違ってくるので、応募作品は、プリントの結果を見て判断します。

もし、プリントが気に入らなくて、他の作品をプリントしたくても、来週以降にプリントに出したのでは間に合わないので、応募作品点数の2倍くらいプリントします。

プリントは、11点の予定です。プリント代金もけっこうなお値段になります。 

まず、一枚目の作品は、モデルさんのポーズが面白く感じられました。

しかし、目線が全くはずれているし、完成度としては、低いのですが、この作品は、ポーズで選びました。

二枚目の作品は、なにも面白いポーズもしていなくて、素直にまっすぐ目線がきていて、ふつうにポートレートのように撮れています。

背景がもう少し、きれいにボケてくれるとよかったと思います。

ポートレート風に撮影する場合は、背景は単純なほうがいいです。






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