南海トラフ地震の救援には、13万人の自衛隊が参加するようですが、室戸市には、陸路、でき接近できず、海上は瓦礫の山になり、船が港に着岸することもできない。とすると、空路以外には手はない。物資は、どこに運ばれるのか。何も公式な発表はないがおそらく、室戸中央公園に運ばれるだろうと思う。
混乱しやすいですが、室戸広域公園と、室戸中央公園は、別物で、場所も少し離れている。室戸中央公園のグラウンドに自衛隊のヘリコプターが着陸して物資を降ろす。そこから、おそらくは、徒歩で室戸広域公園に物資を運ぶ。そんなことを震災後する前に、今のうちに物資は備蓄するべき。
ところが、物資は、今だに備蓄されていない。何よりも優先するべきは、市民、県民、国民の命である。人口の多いところは、人口の数%が震災で死亡しても再生の可能性はある。しかし、もともと人口の少ない室戸市の40%が死亡した場合は再生は絶望的。10年後の人口は一万人未満になっている。
10年後に震災が起こるより、今年起こった方が室戸市の再生の可能性は高い。14,000人の40%と、10,000人の40%の死亡率とでは、生き残る絶対数が違う。南海地震トラフの発生はむしろ早い方が室戸市の再生の可能性は高まる。しかし、全く、避難場所もなければ、備蓄もない。
各家庭で3日間の備蓄があればいいと、いう事ですが、3日後に救援物資が届くはずはない。南海トラフ地震の場合は、被害の範囲があまりにも広く、救援は、人口の多い場所が優先される。室戸市は、優先順位の1番最後だと思う。室戸市が日本の地図の上から消えても誰も困らないから、最後になるだろう。
運よく、物資が室戸中央公園届けられても、そこまで取りに行けるのか。車は、津波で流されているだろうし、道路は瓦礫で使えない。橋は落ちているだろうし、徒歩以外に手段はないと思える。羽根、佐喜浜から歩くとなると、あまりにも遠い。室戸中央公園からどうやって物資を運ぶのか。
室戸広域公園、小松乙女、開花。ソメイヨシノと、八重紅大島桜は、まだ開花せず。