産業祭に行ってきました。
鳴子踊りと、阿波踊りを見ました。
鳴子踊りのチームは、安芸の東陣で、阿波踊りは、阿南市の、『達粋連』でした。
「たっすいれん」というのは、土佐弁の、「たっすい」と意味は同じなのでしょうか。
たぶん同じ意味だと思います。
土佐弁では「たっすいがはいかん」という使い方をしますが、そういう意味の「たっすい」だろうとは思うのですが、踊りはたっすいことはなかったように思います。
阿波踊りは、初めて生で見たのですが、どうも、要領が分かりません。
ステージで踊っていた踊り子が突然のようにステージから下りて、別の衣装の踊り子がステージに、両サイドから上がってきました。
鳴子踊りを見慣れている目からすると、どうも違和感を覚えます。
どういう動きをするのか予想がつかないので、シャッターを押すタイミングがつかめませんでした。
レンズはシグマの18-200だったので、ほとんど被写体ぶれになっていました。
それでも、シャッターを押す練習のつもりで撮りました。
鳴子踊りと、阿波踊りの違いは、音楽とか、衣装の違いもあるのですが、根本的な違いは、鳴子踊りは、チームで踊るもので、阿波踊りは、個人で踊るものです。
鳴子踊りは、前進しながら踊る踊りで、鳴子の響きと、隊列のフォーメーションがそろっていて、衣装も含めて統一感があります。
そして、踊りにテーマと物語性があります。
阿波踊りは個人個人が思うがままに踊っていて、ばらばらなイメージで統一感がありませんでした。
音楽は一定のリズムで変化がなく、踊りにはストーリーがありません。
何を表現しているのか分かりません。
鳴子踊りは、音楽と、衣装と、踊りとの総合芸術ですが、阿波踊りは、踊る人のための踊りで、音楽がなくても、どういう格好でも踊れるような気がします。
初めて見る阿波踊りには戸惑いました。どうもしっくりきませんでした。
室戸で鳴子踊りのチームを作ってほしいと思います。
室戸の産業祭で、地元のチームの踊りがないというのは悲しい限りです。
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