きまぐれ日記

高知県室戸市の地域情報と写真などの趣味の話。時々エッセイ風に。

98高知豪雨の記憶

2008年06月30日 09時32分36秒 | 地域情報

この画像は、今から、10年前の1998年の9月24日の早朝に室戸岬で撮影した朝焼けの雲です。

この日の真夜中すぎから、翌日、25日の未明にかけて、高知市の東部は集中豪雨に見舞われ、水没しました。

『98高知豪雨』として記憶される悲劇でした。

1998年の9月24日の早朝の室戸岬はすでに小雨が降っていました。早朝の室戸岬で10年以上撮影しているのですが、これほど異様な朝焼けの雲を見たことはありませんでした。

なんとも表現しがたい雲で、あまりにも不気味でした。空が出血しているかのようでした。

不吉な前兆を感じて、小雨の降る中、三脚を立てて、リバーサルフィルムで何枚も撮影しました。

あまりにも激越な印象の雲だったので、今でも忘れることができません。 

実は、この日の正午過ぎに、所用があって、高知市の東部の高須に出かけていました。

県立美術館の付近は、すでに、道路が川のようになっていました。確か、県展の開催期間中だったと思います。

ついでだから、県立美術館で写真の展示を見ていこうかとも思ったのですが、異常な雨の降り方と、道路が川のようになっている状況を見て、もしかしたら、室戸には帰れなくなるのではないかという危機感に襲われて、美術館の前を通過しました。

嫌な予感は当たるものです。その日の真夜中すぎから、高知市の東部の高須付近は水没しました。 

昨日も、安芸市から安田あたりにかけて、数ヵ所で国道が冠水していて、通行止めになっていました。梅雨の時期は、必ずこういうことが起こります。

台風の時期には、堤防を波が越えて、国道が冠水します。

安芸市から、室戸市、東洋町にかけては、幹線道路は、国道55号だけです。

この国道は、言うなれば、『命の道』です、この道が、大雨、台風、地震で、寸断されると、まさしく、室戸市は、陸の孤島になってしまいます。

こういう現状を都市部の方は知っているのでしょうか。

もう、道はいらないと言っている方々に、この現状を見てほしいです。





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メールアドレス

2008年06月29日 17時21分12秒 | 日常
メールアドレスについて、の問い合わせがありました。

メールも送れるようになっていますが、少し、分かりにくいところにあります。

ブックマーク(リンク集)の掲示板を下までスクロールすると、『管理者へメール』のボタンがあるので、そこからメールは送れます。

迷惑メール対策のために、そのようにしています。

室戸半島の地質写真集

2008年06月29日 09時24分32秒 | 本の話

室戸半島の地質写真集『青空地質博物館』が発売されました。

著者は谷口總一郎氏です。

このような室戸半島の地質をメインにした写真集は発行されたことはなかったと思います。

ただ、室戸半島の地質的価値の高い地層を学術的な観点から掲載するのではなくて、地質を芸術的な観点から掲載しているところが画期的です。

室戸半島全域を天然の地質博物館と捉えています。

地質的価値のあるアート的な岩の場所のマップも添えつけられていて、さらには、室戸半島の付加体の形成過程、地層・地形の種類なども詳しく説明されています。

まるで、地質学者が執筆したようですが、谷口さんは、地質学者ではなくて、室戸市市議会議員です。

室戸ジオパークをPRするためには、このような地質写真集が待ち望まれていました。 

観光産業に携わる方、教育関係の方は、この『青空地質博物館』は必携です。

室戸市では、鍋島書店で販売しています。高知市では、冨士書房で販売しています。また、著者の谷口さんから直接購入もできます。谷口さんのブログは、下記のアドレスです。

http://blog.goo.ne.jp/aozora110 

室戸の地質の写真集も出版されたことですから、あとは、室戸岬でのモデル撮影会を開催して、ジオパークとしての室戸岬の魅力を全国に発信してほしいものです。

先日、ローカルのテレビ放送で、ジオパークの認定を目指す山陰海岸の地質を紹介する番組が放送されていました。

山陰海岸には、室戸岬のような遊歩道が整備されていなくて、地質を観察するには、空から見るか、海から見るしかないようです。

ふつうに観光客が岩に直接触れることはできないようです。

それに比べたら、室戸岬は、乱礁遊歩道が整備されていて、国道からすぐに、海岸に降りられて、地質学的に貴重で、アート的な価値の高い岩に触ることができます。

こういう場所は世界中で例がありません。それなのに、ジオパークとしての室戸半島の地質の魅力を紹介するテレビ番組が放送されないのはどういうことでしょうか。

山陰海岸を紹介する前に、ジオパークとしての室戸半島の地質を紹介するべきです。





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komomo

2008年06月28日 09時30分51秒 | 本の話
高知新聞で2度も紹介の記事が掲載されていたので、“komomo”という、写真集を買いました。

写真集といっても、純粋なポートレートではなくて、ある少女が屋形に入って、『仕込みさん』から、舞妓、芸妓になるまでのドキュメント写真集というべきでしょう。

カメラマンは、荻野NAO之氏で、幼少時代、小学校高学年から中学校をメキシコで過ごしています。

この写真集の文章は、小桃(komomo)さん自身が書いています。小桃さんも、メキシコ生まれで、3才で日本に帰り、中学時代は、中国で過ごしています。

カメラマンの荻野氏は、子桃さんがまだ、『仕込みさん』なる以前の、中国にいる時から、撮影を開始しています。

カメラマンと、少女には実に奇妙な縁があって、ドキュメント写真集が作られました。

そもそも、中国にいた少女がなぜ、京都の宮川町の屋形、『花傳』の仕込みさんになったのかというと、それは、インターネットで、当時、芸妓だった小糸さんのHPを見たことにはじまります。

舞妓にあこがれていた少女は、小糸さんと、メールのやりとりを始めます。

メールのやりとりは3年間続き、ついに、中国から日本に来て、小糸さんの屋形の『花傳』の仕込みさんになります。

そして、舞妓、芸妓となっていくのです。

その間のほぼ9年間、荻野氏が撮り続けた写真と、小桃さん自身の書かれた文章によって、“komomo”が世に出ることになったわけです。

ふだんは見ることのできない、屋形の内部とか、舞妓さんの部屋の様子とか、お座敷以外の舞妓さんの生活などが、写真と、小桃さん自身の言葉で語られています。

京都の花街を知るための貴重な資料にもなっています。 

自分自身も舞妓さんを撮る機会はあったのですが、お茶屋さんとか、屋形の内部で撮影するということは、もちろんできなくて、限られた場所での、ポートレート風な撮影で、確かに、きれいに撮れるのですが、ドキュメント写真の場合は、舞妓さんの表面的な美しさを撮るだけではなくて、内面を写したもので、ポートレートでは決して、現すことのできない、生身の人間のエネルギーとか、情念とか、存在そのものの気高さを感じることができます。

こんなふうに、一人の女性を長年撮影したいものです。それこそ、カメラマン冥利に尽きるというものです。 

もっとたくさん、舞妓さんを撮影して、広いスペースで写真を展示してみたいものです。

昨年、室戸郵便局のロビーで舞妓さんの写真を展示したのですが、スペースが狭くて、写真展らしくなかったので、ゆったりと、写真の展示できる場所がないものかと思うのですが。

きちんと、写真の展示できる喫茶店などはないものでしょうか。






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マイバッグ作品展示

2008年06月27日 09時33分21秒 | 地域情報

室戸市役所のロビーで、使用しなくなった傘から作った、『マイバッグ』のコンテストの作品が展示されています。

いうなれば、これは、一つの『エコバッグ』だと思います。

世間では、エコブームのようです。

新聞紙で作ったバッグが評判になって、海外でも注目されているようです。

物を大切にして、少しでもゴミが出ないようにするのは大変いいことだと思います。 

一頃前は、物の値段が安いデフレという状況でしたが、いつの間にやら、デフレという言葉すら聞かなくなり、逆に、物の値段が上がる時代になっています。

無駄に物を買わないのは、いいようですが、それでは、経済が活性化しないという側面もあるので、無駄使いをしつつ、エコをするというのがいいのかも知れません。 

自分は、どうかというと、けっこう、エコな生活をしてるように思えます。というより、無駄使いをする余裕がないというべきでしょうか。






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甲浦のアートなマンホールの蓋

2008年06月26日 12時19分22秒 | 観光スポット

観光地では、たいていの場合は、目線は、前方か、少し上のほうに向かうと思います。

あまり、足元ばかりを見ている方はいないと思います。

でも、足元にも、面白いものがあります。

それは、何かというと、マンホールの蓋です。

こんなものがあるとは、今まで全く気づきませんでした。

だいたい、マンホールの蓋を眺めて歩くことはありません。

ふとしたことで、アートなマンホールの蓋を見つけました。

かなりマニアックですが、実は、全国には、こういうアートなマンホールの蓋の画像をコレクションしている方もいます。 

画像は、東洋町甲浦駅の近くで見つけた鯨の絵のマンホールの蓋です。

東洋町ですから、サーフィンとか、ポンカンのデザインのマンホールの蓋があってもいいと思うのですが、そういうものはあるのでしょうか。

いつか、探してみたいと思います。

甲浦にアートなマンホールの蓋があったので、室戸市にもないものかと、探してみました。

室戸市でも発見しました。その画像はのちほど掲載します。





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やまもも

2008年06月25日 12時20分07秒 | 地元の特産・名物

『やまもも』は室戸市の特産品というべきものなのかどうかは分からないですが、やまももの花は高知県の花ということになっているので、とりあえず、室戸市の特産品としてもいいと思います。

『もも』というには、とても実が小さいです。やや、すっぱいですが、水洗いして、塩をふりかけて食べると、微妙に美味しいです。

しかし、『もも』とはあまりにもイメージがかけ離れています。




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ひまわりの幸福

2008年06月24日 09時15分25秒 | 観光スポット







ドリームジャンボの当選確認に行って来たのですが、やはり、300円しか当選していませんでした。

今年は、ジャンボ宝くじは全く、300円以外の当選がありません。

運気が落ちているような気がして、安芸駅に行って、元気をもらいました。

ごめん・なはり線の安芸駅の東側の駐車場の近くに、ひまわりが植えられています。

黄色いひまわりを見ていると、なんだか運気が上昇するような気がします。

偶然にも、安芸駅には、タイガースカラーの列車が止っていました。

このタイガースカラーの列車を入れて撮ると、絵になります。

タイガースカラーの列車が動き出すのを待って、作画してみました。

これだけ、黄色いひまわりが咲いている光景を見ると、幸福な気分になります。





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神明窟の御神水

2008年06月23日 09時28分29秒 | 観光スポット

雨が降ったあとには、雨が岩肌を伝って落ちてきます。

ふつうに考えると、雨水ですが、室戸岬の神明窟では、ふつうの水ではないようです。

神明窟の岩肌を伝う水をペットボトルとか、バケツで集めている方がいます。その水をどうするのかは分からないのですが、この神明窟の水は、何かの効能があるのでしょうか。

以前は、神明窟で、加持祈祷をしている方を何度か見かけたのですが、最近は見かけたことがありません。

神明窟は空海が修行をした場所ですから、絶大な霊的パワーがあることは間違いありません。

そのパワーと、岩肌を伝う『御神水』の力で何ができるのでしょうか。

たとえば、身体的な病気が治ったり、子宝に恵まれるとか。

御神水を集めて持ち帰る方が次から次へと訪れるということは、きっと、絶大な効力があるものと思われます。




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マリン球場にて

2008年06月22日 09時13分25秒 | 日常












室戸広域公園に、あるものを探しに行ってみると、その探し物は見つからなかったのですが、マリン球場で高校野球の試合をしていました。

夏の甲子園の県予選も近づいているので、練習試合も盛んに行われるものと思います。

室戸高校野球部の練習試合を見るのは久しぶりでした。

相手は、愛媛のチームでしたが、室戸高校が先取点を取っていました。

なんとなく、打ち合いのような感じのゲームになりそうでした。

時間があまりなかったので、試合は、20分ほどしか見ませんでした。 

今年の室戸高校野球部は、どうなんでしょう。

昨年、春のセンバツの甲子園へ応援に行ったことが、まるで、遠い夢のように思われます。

野球は、やはり、ピッチャーがしっかりしていないと試合を組み立てることができません。今年の室戸高校のピッチャーはどうなんでしょうか。

夏の甲子園の県予選で、勝ち進んでいくことを、期待します。



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