室戸市の羽根町から吉良川町にまたがる『西山台地』は、海抜が100~270mの海岸段丘で、30万年前は、海面の下にありました。
台地というくらいですら、この西山台地はまさに、起伏のない平らな土地になっています。長い年月の地殻変動によって、現在の海抜の高さになったわけです。
海岸段丘とは、もともとは、波の浸食によってできた波食台のことです。現在の海岸のすぐ近くにある低い平らな部分は約1万年前に削られてできたもので、その上は、険しい崖(海食崖)となっていて、その上に、波食台があります。この波食台は約10万年前の侵食によるものです。さらにその上に台地があります。現在の西山台地はこの一番上の台地で、真っ赤な玉砂利があるのが特徴です。
西山台地は、迷路のようになっていて、何度行っても迷います。この台地からはきれいな夕陽が見られます。ことに、シュロの木を前景にすると、いい絵が撮れますが、場所が分かりにくいです。この場所にはまずたどり着けないでしょう。
西山台地には、灌漑用のダムが建設されているのですが、室戸市民でもこのダムのことを知っている方はあまりいないと思います。吉良川と羽根を結ぶ『ふたまた大橋』が完成してからは、ダムにも行きやすくなりました。ダムに行くには、吉良川側から、西山台地に上って、道なりに、羽根方面に進んで、『ふたまた大橋』を越えて、突き当たったところを山手側に上っていって、さらに上まで上りきったところにあります。何気に行く場所ではないので、行く方は気をつけて行ってください。
これで、室戸市地質の紹介は終わりにしたいと思います。
シュロの木を前景にした西山台地の夕陽
西山ダム
キラメッセ室戸のレストランの下の海岸から撮影。手前の岩は、タービダイト。遠方に見える山々が海岸段丘。
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台地というくらいですら、この西山台地はまさに、起伏のない平らな土地になっています。長い年月の地殻変動によって、現在の海抜の高さになったわけです。
海岸段丘とは、もともとは、波の浸食によってできた波食台のことです。現在の海岸のすぐ近くにある低い平らな部分は約1万年前に削られてできたもので、その上は、険しい崖(海食崖)となっていて、その上に、波食台があります。この波食台は約10万年前の侵食によるものです。さらにその上に台地があります。現在の西山台地はこの一番上の台地で、真っ赤な玉砂利があるのが特徴です。
西山台地は、迷路のようになっていて、何度行っても迷います。この台地からはきれいな夕陽が見られます。ことに、シュロの木を前景にすると、いい絵が撮れますが、場所が分かりにくいです。この場所にはまずたどり着けないでしょう。
西山台地には、灌漑用のダムが建設されているのですが、室戸市民でもこのダムのことを知っている方はあまりいないと思います。吉良川と羽根を結ぶ『ふたまた大橋』が完成してからは、ダムにも行きやすくなりました。ダムに行くには、吉良川側から、西山台地に上って、道なりに、羽根方面に進んで、『ふたまた大橋』を越えて、突き当たったところを山手側に上っていって、さらに上まで上りきったところにあります。何気に行く場所ではないので、行く方は気をつけて行ってください。
これで、室戸市地質の紹介は終わりにしたいと思います。
シュロの木を前景にした西山台地の夕陽
西山ダム
キラメッセ室戸のレストランの下の海岸から撮影。手前の岩は、タービダイト。遠方に見える山々が海岸段丘。
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