前の仕事で一緒に研究させてもらった先生が、共著論文を投稿してくれていたのだが、
「学会からコメントが返ってきたけど、致命的に対応不能な点に気づいたので、再投稿はしないことにしました。ごめんなさい。」
と連絡が来た。
ロシアにトンズラする前夜(早朝?)までじたばたした挙句、次の日にアメリカ出張っていう先生に押しつけるみたいにして、投稿してもらっていた。
それ思い出して、反省。
いっくら優秀な先生だからって、自分よりも遥かに多忙な人に〝シェフのおまかせコース〟をきめこんじゃあイカンよな~・・・
いちおう、罪の意識が重くのしかかってはいたので、「やっぱやめるわ」と投げ出されたって、何も言えません。
論文投稿の点数稼げなくなったのはすこぶる残念だけど。
あぁ、遠のく博士論文。
で、先生が送ってきた学会コメントを見て、去年の夏から1年がかりだった初投稿の騒ぎを思い出した。
ヤな思いさせちゃったなぁ、としみじみ。
論文投稿の何がカンにさわるって、「学会事務」っていうお仕事の素人っぷりには、ほんとうに神経を逆なでされる。
やっとのことで書き上げて、すがる思いで投稿した論文に、レフェリーと呼ばれる先生方が、
あーでもない、
こーでもない、
とケチをつけ…、もとい、批評してくれる。
その「ケチ」、いや、「コメント」をとりまとめて送ってきてくれるのは、学会事務局で編集事務をやってる人たちのお仕事。
ここが、問題。
どういうわけか、論文の審査結果の通知レターとか、「学会事務」から送られてくるような文書には、必ずといっていいほど初歩的な誤植がある。
こちとらダテに長年編集業界に巣くってきたわけでもないので、そんなもん一瞥で見て取れる。
これが、がっくり脱力系。orz
レフェリーコメントの中に誤植の指摘なんか入ってようもんなら、スジが違うと分かってはいても、
「人のこと言ってる場合か?」
と突っ込まずにはいられない。
審査結果レターの文面なんて、編集委員の先生方の代筆してるよなもんなんだから、完璧に書けてるのが当たり前。
<連盟の中の責任者が責任を持ってチェックし、再提出すること。>
こんなん張り切って書いてきてたら、笑われまっせ。
(問題:どこがおかしいでしょう~?)
こたえ:誰が連盟やねん。連名や、ちゅうねん。
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