ヒイラギ日記 ~Holy Holly's Diary~

小粒でも ぴりりと辛い 博士な日々。

【A面】終わりよければ ―公演後の雑感・オモテバージョン

2008-02-04 21:37:34 | 芸能人ヒイラギ

なにはともあれ。

無事に緞帳が下りました。

立ち稽古、オケ合わせ、通し稽古、ゲネプロと、本番に近づくにつれて、
何やかやと唇とんがらせることが増えていくのは毎度のこと。

今までになく完成度が低かったとしても、
オペラ通には聴くに耐えないドタバタ合唱だったとしても、
2演目ともソリストさんが風邪っぴきだったとしても、

とにかく楽しかったし。
とにかくちゃんと歌えたし。
とにかく思い切り演技できたし。

そして何より、仲間との絆がググッと深まったし。
マエストロに握手してもらえたし
マエストロと写真撮ってもらったしっ!!

そして思ふのです。

マエストロといふ存在は、本当に大きいなと。

打ち上げで、トニオさんが言いました。

「ある脳科学者によれば、人が健康に生きるために大事なことは3つ。
  リズム感情表現、そして呼吸

それが全部あるのが歌、と。

歌の中で、リズムと、感情表現と、呼吸をみんなが気持ちよくできるようにしてくれる人。
それがマエストロ。
歌の中で、みんなが健やかに生きられるのは、マエストロのおかげ。

ヒイラギから花束を受け取りながら満面の笑顔で握手してくれた、
マエストロのその手は大きくて、優しくて、温かかった。

小さなことはそれで全部吹き飛んだ。

幸せな一日だった。 それで、いい。

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