師匠の稽古に続いて、ロシア公演のリハーサル。
演奏しながら力の限り歌う。
人数が少ない舞台は、音も声も、体力勝負。「通し稽古
そっちのほうが大事じゃないですか
」
一緒にモスクワに行くイケメンくんにせきたてられ、
リハーサルを終えたその足で、都心を大横断して稽古場へ。
オペラ合唱はいくらでもカバーしてくれる人がいるし。
うそぶきつつ、稽古場に着いたのは第3幕が始まってから。
何回ぶりかもう思い出せないけど、とりあえず皆さんに頭下げつつ、
残り1時間とちょっと、記憶を掘り起こしながら再び全力で歌う。「あっちのオペラは1回ぐらい休んでもいいじゃない、飲み会においでよ」
アルト仲間たちからの激しいお誘い攻撃を振り切って、
通し稽古を終えたその足で、都心に戻る。
2つめのオペラの稽古場には、早い時間に到着した。
観に来てくれると約束していた仲間に、チケットをお渡しする。
しばらくぶりに会った仲間のおじさまから、
「マエストロは元気にしてる?」と訊かれて、首をかしげて、たぶん、と答える。
話しかけてもらえるような立場にないから、よく分からない。
ただひたすら、最初から最後まで通して歌うだけの練習を2回。
指揮がよく分からないから、ピアニストの動きを見て三たび全力で歌う。
「来週からは僕は見てるだけです。がんばってください」と言われて終了。
3つ連続だったからか、3つめがこんな調子だったからか、
とにかくエネルギーを消耗した。
なんかすごく疲れた。 夕食の器を2回もひっくり返した。
今夜は試験準備も頼まれている翻訳仕事も、もうよしにしよう。
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