続・これがご縁というもの

教え子から「ご相談」などという件名のメールがポンと舞い込んで、
今度は何事、と思いながらとりあえず会って話を聴くことにして。

それじゃあお茶でも飲みながらゆっくり話しましょうと返事して、
翌日は出勤前にお気に入りの「Fortnum  & Mason」に寄り道。

ケーキとRoyal Blendのティーバッグを買い込んでから、
近くのカフェで軽く腹ごしらえして、さあ、職場に向かおうかと。

食器を返してカウンターに並んでる人の列をすり抜けようとしたら、

「せんせー！」

ちょうど順番が来た待ち列からするりと抜けてまで声かけてきてくれたのは、
伝説の１期生の一人。

目をキラキラさせて嬉しそうに楽しそうに転職しましたと話してくれて。
力強くイキイキと未来を紡いでくれていることがビシビシ伝わってくる。

伝家の宝刀「チクショーヤメテヤルー！」を抜こうとするたび引き留めるのは、
こういう人たちがもう何人もいてくれるってことだったりするのかなあ。