「わが祖国」という意味なのだそうだ。
GW目前の週に、そんなテーマのコンサートが開催される。
ロシア公演に参加したとき、音楽院の一室で、
イランの古楽奏者さんの声楽をア・カペラで聴かせていただいたことがある。
異国情緒あふれる不思議な歌声に、知らず知らず引き込まれるように聴き入ってしまう。
日本でいえば声明のようなものだろうか、何か神聖な気持ちになったのを憶えている。
その古楽奏者さんたちが、音楽院のマルガリータ先生と一緒に来日するそうな。
日本の伝統音楽の楽器の数々は、
その昔、このあたりからシルクロードを旅して伝来したともいわれる。
来日中止とか国外退避とか続出のこの時期に、
それでも日本に行きたい!と熱い思いで来てくれる皆さん。
うまく表現できないけど、なにか目に見えないつながりは脈々とあって、
これも音楽のチカラなんだって思うと、ちょっとした感動で胸がふるえる。
てことで、ちょっと宣伝。
ペルシャ古典音楽コンサート「サルザミンエマン(わが祖国)」
~チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院 文化交流プロジェクト
4月24日(日) 午後7時開演
@タワーホール船堀
4月26日(火) 午後7時30分開演
@ティアラこうとう 小ホール
出演:
ホセイン・ヌールシャルグ(声楽)
ベジュマン・エフチヤリ(サントゥール)
アシュカン・ラフバル(タール)
カウェフ・モタメディアン(カマンチェ)
ダリウシュ・チャヴォシ(トムバック、ダーフ)
最新の画像[もっと見る]
- 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN V』 7年前
- 絵に描いたような夏空 11年前
- なぜいつもみんな、同じ日 12年前
- DriWater 12年前
- 鳥ってふしぎ 12年前
- 稽古復帰(2) 15年前
- 春 遠からじ 16年前
- 忙中閑 in 京都 16年前
- 忙中閑 in 京都 16年前
- 忙中閑 in 京都 16年前