春はお別れの季節で
青空に大粒の雨が降る
戻らない想い出と
ぼんやりと見ていた夢幻に
やっと
気がつく
その昔、大学ノートに書きつけた短い詩。
三年前の四月、ともに正門をくぐり桜満開のキャンパスに集った11人。
そのひとりが、自らの意志で去った。
ひとり、またひとり、休学していくなかで、
休まずにやり遂げようとしていた最後の同期だった。
楽しかった、ありがとう、の文字が寂しくて、
遠い日の空に紡いだ言葉を思い出した。
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