久しぶりに仕事帰りに寄り道した。
お気に入りの靴屋があって、たま~に大人買いしに行く。
ずいぶんゴブサタだし、だいぶ履きつぶしちゃったし、出張用の旅行靴も要るし。
神保町。何度来ても不思議な町なんである。
学生街だし、
ビジネス街だし、
本屋街だし、
飲み屋街だし、
ちょいと路地を入れば古きよき下町だったりもするのだけど、
でもトータルだと、
学生街でもなく、
ビジネス街でもなく、
本屋街でもなく、
飲み屋街でもなく、
かといって決して古きよき下町でもない。
ちゃんとやってる学生はちゃんとやってるけど、ヤル気なんぞさらさらない学生はこの上なくヤル気なく徒党を組んでいる。
ちゃんとやってる会社はちゃんとやってるけど、売る気なんぞさらさらない店はただひたすらぽかんと店を開けている。
本屋さんも古本屋さんもいっぱいあるけど、ちょこちょこ間に混じって、マジックミラー張りの怪しい本屋さんもひっそり繁盛している。
人気の飲み屋はいい感じで盛り上がってるけど、足を踏み入れるのが恐ろしい感じに閑古鳥な飲み屋も平気で軒を並べている。
全部、ないまぜ。
だから全部、そこそこ。
ま、このユルい猥雑感がここの魅力か。
ぶらぶら縦断して、ドームの角で「直送!山梨の桃 大玉6個300円」とか売ってたりする。
あり得ない値段だから。
怪しすぎる寄り道、終了~。