自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

’19 秋,虫の目写真シリーズ(16)~ヤマトシジミ~

2019-09-18 | 昆虫と花

庭に咲くメランポジュームにヤマトシジミが二頭。そのうちの一頭を写しました。メランポジュームの花はたった一本でも枝が伸び,山のように盛り上がって咲きます。これだけ黄色い花があると,昆虫たちにはきっとよい目印になっていることでしょう。

 

 

同じ花で,少しずつ向きを変えながら吸蜜。 

 

 

花を変えて吸蜜。なかなか魅力的な餌場のようです。

 

 

撮影を終わったとき,脇を別のヤマトシジミが飛んで行きました。ちょうどそこにシオカラトンボ(メス)通りかかって,それを追いました。じつに呆気なくチョウは捕獲されてしまいました。いのちの物語の一コマです。 

 

 


アミメアリとアブラムシとススキ

2019-09-18 | 昆虫

我が家に斑入り葉のススキがあります。その茎を見ると,葉の付け根の所々に黒い塊りがありました。見ると,アリがかたまっています。なにかごちそうでもありそうです。 

 

近寄って確認すると,そこにアブラムシがどっさりいて,アリがアブラムシからごちそうをいただいている様子。アブラムシはススキアブラムシというそうです。アリはアミメアリ。じつにせわしなさそうに動きながら,餌を口にしています。 

 

その様子がとても印象的だったので,しばらく撮影に没頭。

 

一匹のアリの行動をとらえます。 

 

目や口や,からだの様子が驚くばかりのリアルさで伝わってきます。

 

アミメアリはアブラムシの腹端を発した気にしているようです。でも,わたしには甘露成分はなにも見えません。アリは触角をしきりに動かしてなにか口にしているようなのです。

 

アリの世界はスゴイ! この様子については続編をお伝えします。 それにしても,アブラムシがここに食べ物があることを発見して,アリがそれを発見する,そのふしぎさよ。