自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ハイマダノメイガから被った大被害

2019-09-08 | 昆虫

ハイマダノメイガというガを初めて知りました。別名"ダイコンシンクイムシ"というようで,アブラナ科の若い芽が大好物らしいのです。

このハイマダノメイガの幼虫が我が家の畑で大発生。キャベツとブロッコリー,それに葉ボタンの苗が全滅。ほとんどがすっかり枯れています。キャベツ15本,ブロッコリーと葉ボタンは各28本。それらはすべて種を蒔いて育てて来たものです。

 

成虫が訪れて葉に産卵し,孵化した幼虫が新芽を食べて成長するといいます。苗が全滅するという無残な経過は初めての体験です。発生確認後退治するには農薬しかないなあと実感しました。

 

中には複数いることも。じつによく太っています。

 

 

三種の苗のことですが,余った苗が貧弱ながらわずかに残っていたのでそれらをポットに植え直してみました。これですこしはなんとかなるかもしれません。 

 

 


ツクバネの実生栽培(8)

2019-09-08 | 植物

3月12日(火)。昨年播種し,芽生えたツクバネのうち数本が無事に夏,そして冬を越して春を迎えました。思えば,猛暑を乗り越えることはとてもたいへんでした。林間なら,直射日光が和らぐはずで,地表がいつも多少なりとも湿っているでしょう。人工栽培には苦労があって当たり前です。

 

上の方は枯れていますが,下には芽が。

 

木のいのちが春を敏感に感じとっているのです。

 

9月8日(日)。2年目の秋。上写真から半年が経過。なんとか暑さに耐えて育っています。できるだけ根元が乾かないように灌水を心掛けてきたつもりです。複数の苗がありますが,開花するまで雌雄の区別はつきません。

 

1年目の部分はしっかりしています。木肌が白っぽいのは樹皮によります。

 

鉢植えの方もすくすくといった感じ。親木はヒノキです。

 

鉢のまま移動できるよさがあります。