自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

’19 秋,虫の目写真シリーズ(22)~褐色型トノサマバッタの幼虫~

2019-09-24 | 昆虫

アゲハの庭園にて。

トノサマバッタ(クルマバッタモドキ?)の褐色型幼虫が,花壇に突き刺したタケの棒につかまっていました。色が似ているので,じっとしていれば見分けがつかないほど。たまたま動いた瞬間,それが目に入って来たのです。

 

上空にジェット機の姿が。見る見るうちに飛行機雲を残して消えて行きました。これを幸いとばかりに大空を入れて撮りました。秋のさわやかな色が広がっています。どこまでも。運よく心地よい風が吹いていたこともあってすてきな雰囲気を切り取ることができました。

 

そのうちにバッタは葉に移動。緑の中の褐色。かなり目立ちます。この写真を撮った直後,どこかに行ってしまいました。 

 

この間見かけた幼虫なのかもしれません。庭にすみついているとすれば,とてもうれしい話。 

 


ヒラタアブ二種の幼虫

2019-09-24 | ヒラタアブ

スダチの新しい枝葉にアブラムシがたくさん。当たり前ながらそれを嗅ぎ付けたヒラタアブが産卵。そこで生まれた幼虫がアブラムシを餌にしてすくすく育ちます。

隣り合うの枝でクロヒラタアブの幼虫を二匹,すこし離れた枝でホソヒラタアブの幼虫を一匹見かけました。

まずはクロヒラタアブの幼虫です。葉裏にいます。

 

食べ終わったと思われるアブラムシが傍に。

 

別の葉の表にもう一匹。ここで蛹化するのかもしれません。

 

ホソヒラタアブの幼虫です。若い枝なので,アゲハが訪れて産卵します。 

 

夕方,この木を見ると,クロヒラタアブの幼虫がまだまだ。もうびっくり!

 

 

柑橘類の木ではいのちの物語が絶えません。