ここは池の堤の遊歩道。頭上から木漏れ日が地面に落ちて来ています。そこにシオカラトンボのメスが日を浴びてじっとしていました。縄張りに獲物がやっているのを待っている様子。
うんと背を低くして,地面すれすれで撮影しました。ありがたいことに逃げる気配はありません。
近くの手摺りに別のメスがいました。積極的に獲物を捕らえようと動いていました。ちょうど休んでいるときをとらえて前方から写しました。
舞い上がっては,また戻の手摺りに。今度はすこし離れたところです。後方から撮ることにしました。こうして見るとまるで飛行機です。
こんなにタイミングよくシャッターが切れるのはめずらしいこと。感謝のみ。撮影中,獲物は捕獲できませんでした。捕まえるのはなかなかたいへんなようです。第一,頻繁に縄張り内を通りかからないといけませんから。