自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

’19 秋,虫の目写真シリーズ(13)~トノサマバッタ(幼虫)~

2019-09-15 | 昆虫

平日,公園は訪れる人はまばら。当然バッタたちが生き生きと活動しています。

足元から出て来たのがトノサマバッタの幼虫。地面にしゃがんで撮影していると,向こうから小さな子どもが二人やって来ました。「何しているの?」と聞くので,「バッタがいるんだよ」と教えると,見ようとしました。しかし小さ過ぎて見えず,「どこにいるの?」と聞かれました。草の色と似ているので,よけいにわかりにくのでしょう。 

 

バッタは適当に動き,適当に静止しました。

 

子どもはしばらく,撮影の様子を見ていました。バッタが子どもを,子どもがバッタを見ているような雰囲気がします。

 

公園は小さないのちを育む大地です。いのちが輝く風景にこころが和みます。  

 


ファジー! クロアゲハの産卵(続々々)

2019-09-15 | クロアゲハ

9月13日(金)。昼で産付後96時間が経過。この時点で孵化済みは一つだけ。

98時間後。見ると,別の卵が一個孵化し,幼虫が殻を食べているところでした。これはツゲの葉裏のもの。

 

殻を食べ尽くすと,柑橘類の葉を準備しなくてはなりません。

 

これから10分程して次の卵が孵化。これはキンカンの葉裏のもの。

 

見る見るうちに穴が大きくなっていく感じです。 

 

一休みすることなく,さっさと出て来ます。

 

こちら向きに動くので,ピントがなんとも合わしづらいですね。

 

着地すると,そのままこちらに向かって来ました。

 

昼間にこうした変化を観察できるのはありがたいばかり。