古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

歌劇『魔弾の射手』を見ました。

2010年11月26日 05時03分01秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から

 11月は忙しく、なにか潤いが欲しい、音楽を聴きに行こうという話になりました。三木の図書館にあるチラシを見るとオペラ『魔弾の射手』があります。チケットはもうないだろうとローソンで画面をクリックしてみると10日前なのにまだあり、きのう神戸の文化ホールに行ってきました。なにか写真を、と思ったのですが舞台を撮るわけにもいかず見た記念にチラシを載せておきます。ごめんなさい。
 外国の歌劇団の公演を聴くのははじめてでしたが、字幕スーパーがステージの両側に出てよくわかり、たっぷり舞台をたのしみました。序曲のはじめのところで、ドイツの奥深い森の空気を、ホルンが演奏しはじめたとき、生の音のやわらかさに鳥肌が立ちました。家でステレオで聴くのとちがう空気の振動が快かったです。「見てほんとによかった」と思いつつ、暗い夜道を三木まで帰ってきました。
 10年余り前、合唱団に入ってモーツアルトの『レクイエム』をサマーコンサートで歌いました。その秋《ザルツブルグ(モーツアルトの生誕地)で『レクイエム』を歌うツアー》に参加したことがあります。ザルツブルグとチェスケー・ブジェヨヴィツェ(南チェコの歴史ある地方都市でビールの発祥地・人口10万人)で南チェコフィルと公演し、そのあとプラハで二日ほど過ごしました。
 プラハの街を歩いているとチラシを配っている人がいます。受けとってみるとモーツアルトの歌劇『ドン・ジョバンニ』の公演があるようです。また歩いているとチラシ。ドヴォルザークの交響曲の演奏があるようです。みんなで見学した教会ではバッハのカンタータを練習していました。特別に構えることなく音楽が生活とともにある日常の街角を、「いいなー」と思いながら歩きまわりました。
 きのうは文化ホールに入る前に夕食を食べようと、『もっこす』に入ってラーメンを注文しました。40代50代の頃は大倉山の中央図書館によく行きました。本を借りたらラーメンを食べるのが定番になっていたときもあります。ほんとに久しぶりにここのラーメンを食べて、20年もまえのことを懐かしく思い返しました。そしてラーメンは、いまもやっぱりおいしかったです。
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