古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

筋力がおちたのを自覚して

2023年09月16日 01時20分03秒 | 古希からの田舎暮らし
 8月ひと月家で、ダラダラ、ブラブラ、していました。「それで昨日のようなブログを書いたのだ」とわかりました。「筋力」は日々落ちていきます。自分では何も感じないけど。
 自分が日々衰えていくことは、あまり自覚できていません。「一カ月前にできたことは、元気になればまたできる」と思い込んでいます。そうではない。老人は動かなくなれば、筋力が落ちて、動けなくなっていく。86歳にもなって、そんなことに気づくのは、ちょっとおろかでした。
 ではどうするか。筋力を回復しようと動く。それしかない。道子さんは〈ゆるいスクワット〉をやっています。ぼくは電動ウオーカーで歩かなくなりました。散歩も暑いからしない。これでは「衰えるのが当たり前」です。
 そうか。これからの一カ月がぼくの岐路になるな。まず歩くことからはじめます。

 図書館で借りた『ノモンハンの夏』を数日かけて読みました。この本は半藤一利しか書けません。ほんとは司馬遼太郎が「ノモンハン」を書きたかった。しかし彼はあまりに「怒りが深く」「書こうとすれば怒りが沸騰してしまい」書けなかった。司馬の願いを半藤がかなえた本です。
 日本が仕掛けたひどい戦争で、多くの兵士が死にました。半藤一利はその愚劣さをこの本で、後世にしっかり伝えています。
 いつまでも読み継がれてほしい本です。
 この本ではノモンハン事件(戦争)と世界情勢が立体的に描かれています。「独ソ不可侵条約」前後のヒトラー/スターリンの緊迫したのやりとりが描かれています。加瀬俊一の『評伝ヒトラー』をまた読んで、あの時代を復習してみます。
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