古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

「大変な決断だった」と思いました。

2015年01月24日 04時19分57秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 2005年というと11年前になりますが、その秋に「田舎暮らしをしよう」と空き家を探しはじめました。あちこちの不動産屋さんに電話を入れ、空家物件を紹介してもらうのです。空き家のファックスがいっぱい入ってきました。「これだ!」と思う物件があると不動産屋さんに案内してもらい、25軒は空き家を見たでしょうか。
 田舎暮らしも9年目になるのに、いまでも「あんな空き家もあったなー」と思い出すことがあります。数日前東条町に出掛けたときも、「むかし不動産屋さんに案内してもらった空き家」を思い出して訪ねてみました。
 中を見せてもらった古い家は壊され、新しい家が建っています。道をへだてた菜園用の畑や倉庫の残骸はそのままです。「ひょっとしたらここで暮らすことになっていたかもしれない。古希近くなってから <街の家を処分して見ず知らずの田舎で暮らそう> なんて、よくも真剣に考えたものだ。いまだったらとても考えられない大冒険だ」と <遥かなむかしをふり返る> 思いでした。
 大冒険をしようとしているときは「怖さ」や「心配」が吹っ飛んでいたのでしょうか。
 自分で切り拓いたような気になっていますが、ほんとうは何かに背中を押されなければ一歩も動けなかったでしょう。
 では何が? 何か舞い降りたか。何かに憑(つ)かれたか。
 その <X> は自分にもわかっていない気がしました。人生の不思議というのか。
 水浸しになって裏山の池づくりはひと休み。きのうは排水ポンプを待って待って一日暮らしました。届いたのは暗くなってからでした。
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