古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

秋深し

2020年12月10日 01時20分00秒 | 古希からの田舎暮らし
 今日も焚き火をしようかな。
 裏山を歩くとそんな気持ちになります。今年は落葉が早く、里山の樹樹が坊主になっています。しかしうちの裏山の、コナラ/クヌギはまだ葉っぱをかなりつけています。

 イスにすわって、高い樹を見上げていると、「コナラくん、竹藪の中で、竹に負けないように、力いっぱい、頑張ったんだね」と声を掛けたくなります。
 地下で、竹の根とせめぎ合い、竹に負けないように背伸びして、竹を圧倒した。ふつうのコナラ/クヌギと背の高さがちがいます。
 葉っぱの色合いがいい。

 布のイスにもたれて、梢を見あげていると、葉っぱが落ちてくる。風もなく、音もなく、ヒラヒラでもなく、スーッと一枚、真っ直ぐ落ちてくる。あの空気感をどう表現したらいいでしょう。
 秋深し …… というしか。
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