古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

木管コンクールでクラリネットを聴きました。

2017年10月29日 01時33分11秒 | 古希からの田舎暮らし
 いま東条町のコスミック・ホールでは、日本木管コンクールが開かれています。土曜日の昨日は二次予選でした。28回目になるこのコンクールは木管楽器(フルート/クラリネット)を演奏する若い人の登竜門として評価されており、今年も全国から155人が応募しています。若い人の真剣さが肌で感じられ、清清しい気持ちになります。
 二次予選に選ばれた人は16人でした。その若い人たちが、モーツアルトのクラリネット協奏曲を演奏します。ぼくはこの曲の第二楽章が特に好きで、旅行のビデオを撮ってはこの曲をBGMにつかい、「またこの音楽だね」と道子さんに笑われたものです。きのうは朝の9時からコスミックホールに陣どって聴きました。この曲の演奏時間は30分です。9人聴いたところで眠くなり、3時過ぎに家に帰りました。
 家で、スピーカーで聴くのと、コスミックホールで、ピアノ伴奏で生(なま)で聴くのでは、同じ音でも空気の振動が違います。それを延々と聴けたのですから、しあわせでした。
 途中で眠くなりますが、その眠気と目覚めた意識の境目みたいなところに、真剣に演奏する生の音楽が聞こえてくる。
 自分がコスミック・ホールにいるのか、極楽にいるのか、生きてるのか、生きてないのか。なんというかその「あわい(間)」みたいなところが、とっても居心地がよかった。
 今日のコンクール最終日に残った人は4人で、午後本選があります。一日雨が降るみたいだし、やっぱり聴きに行くかなあ。
 きのうもコスミックホールの響きのよさに感動しました。演奏する人も気持ちがよかったでしょうね。
 今日は本選です。残った人は4人。午後からですが聴きに行くかなあ。
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