古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

『ムシナックス』で夜盗虫のお母さん蛾を捕獲しました。

2010年09月27日 04時36分58秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 きのう紹介した捕虫用粘着シートは『ムシナックス』という名前です。黄色と青色のシートがあって、それぞれの色を好む虫を捕獲します。畑の6枚のシートをきのう調べてみたら、それぞれのシートに夜盗虫のお母さん蛾が捕まっていました。卵を産みに小豆にやってきたのです。ミドリカメムシその他いろいろな虫も捕まっています。いくらか有効なようです。一坪の農園に三枚使用とありますから、我が家の小豆畝では間隔が空き過ぎですが、それでもかなり捕獲できています。一、二ヵ月有効だそうです。
 本命の『アズキノメイガ』は捕まっていませんが、これはもうアズキノメイガが飛んでいないからでしょう。卵を産みつけたのはひと月くらい前で、いま卵から幼虫になってサヤに入っているのでしょうか。蛾の飛ぶ時期にムシナックスを立てれば有効だったかもしれません。
 それにしても虫はどうやって「ここに小豆があるぞ!」とか「レンゲが咲いてるぞ!」と知り、仲間を呼ぶのでしょう。一昨年、レンゲ畑で花にミツバチが飛んでいるのを見て、不思議な気がしました。レンゲ畑なんか周囲にないのにレンゲが咲くとちゃんとミツバチが来ます。大豆の花が咲いても黒豆や小豆の花が咲いてもオクラやキュウリやナスビやカボチャの花が咲いてもちゃんとムシがやってきて受粉する。自然の精妙さに神の存在を感じる人間がいるのもわかる気がします。
 きのう安納芋を全部掘りました。国華園の通販で買った苗10本、水田種苗店で買った苗20本ともによくできていました。今年は五月になっても夜の気温が10度以下に下がったときがあり、サツマイモの中には枯死した苗もあったのに、安納芋はよく頑張りました。(少し弱ったナルトキントキの苗を『ダイキ』で安売りしていたので20本買って植えましたが全部枯死しました)
 芋虫が表面をガジガジかじった芋がちょくちょくあります。掘っていくと大きな芋虫やサナギが出てきます。残りのサツマイモ(ベニアズマとナルトキントキ)も早く掘ったほうがよさそうです。
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