hiroshi hara: saxophoniste

日々の思考の断片

大石賛

2008-03-19 20:51:00 | 日常
大石くんの昨晩の演奏会の感想を書こうと思っていたが、私は客観的に聴くことができなかったので控えようかと思う。

私は尚美で2年間勉強してから藝大別科へと進学した。
大石くんは現役だったので、学年は同じだが年齢は私が二つ上ということになる。

人知れず練習しているタイプで、何でもそつなくこなしていたが、とはいえ達筆なのに当時誤字が多いという、人間らしい一面もあった。

一年生の学年末実技試験で、私はM.ConstantのMusique de concertを、大石くんはレオ・サママ(Leo Samama)のカプリチオだった。
彼のレパートリーも当時から一味違っていた。

終演後は挨拶できなかったので、帰宅後すぐに彼にメールを送っておいたら、今朝早々に返事が返ってきた。

「勝手ながら、原くんに聴きに来てもらえるような気がしてました。」

このコメントも大石くんらしい。