hiroshi hara: saxophoniste

日々の思考の断片

舞台裏から

2015-12-12 00:05:24 | 日常
午前中は洗足でレッスン。

尚美の授業では音程のエクササイズを行っているが、その教材を洗足のレッスンでも使おうと思い、先週から始めた。

使用している教材はLeduc版"De la justesse d'intonation"(J.M.Londeix著)


この教材は音程が正しいだけではなく、特に高音域では透明感が求められ、音色、音量共にバランス良く合わせなければ対応できない、見た目以上に難しい教材だ。


午後はオーチャードホールにて、イルミナートフィルの本番だった。


楽団員は楽屋で音を出すことはなく、ゲネプロ前や本番前に舞台裏で音を出すが、大人数で音を出していても、決してうるさくならないのは、やはり一人ひとりの正しい音程と透明な音色に他ならないからだろう。
今日の演奏会では、本番ではなく、この様な舞台裏で学んだ一日だった。