幸せになろうね 改め しあわせだね

日々の生活の中のほんの小さな出来事をどう捉えるかで
私達はすぐにも幸せになれるのです。

サクラ咲く

2014年03月27日 09時34分40秒 | ひとりごと
   願掛けて稲荷の鳥居に花仰ぐ

 毎朝、お参りする菅生神社
私の住む町で、一番歴史のある神社なのだとか。

岡崎城のすぐ隣に「龍城神社」があって
実のところ、こちらの神社は影が薄い。

 でも、この町に越してきて
右も左もわからぬ中で
娘の七五三や、夫の厄払い、新車の御祈祷をしていただいたのは
なぜかこの神社だった。

それが、御縁あってお隣に住まわせていただくこととなり
私の部屋の窓からは御本殿が、
そして
リビングの窓からは
家康公が信心したというお稲荷さんが見えるのだ。

だから、私は
毎日、お参りさせていただいている。


 

 お稲荷さんの「朱(あか)」に桜はよく似合う。
窓から桜越しに見る朱い鳥居も素敵だし
鳥居の下から見上げる桜も素晴らしい。

 今朝は霧が晴れて青空が美しい。
まさに日本の春の空だ。

その青空を背景に桜は鳥居の朱と引き合って
「ああ、日本」
を感じるほど美しい。

 

 鳥居の内の四尾のお狐さんも心なしか浮かれているよう。

ここでさえそうなのだから
あの、伏見稲荷はもっともっと華やぐのでしょうねぇ。
あそこは桜も多いし、
お狐さんも大小あまたおわしますから
さぞや賑やかでしょう。

  お狐も今宵は花見の伏見かな



 


 帰り道、ふと土手に目をやれば
桜が垂れ、菜の花が満開の土手でネコがまったりと朝日を浴びておりました。
四足を胸の前できちんと揃え、背筋をすくっと伸ばして
おだやかに目を閉じ
お日様に向かって、その光に身をゆだねているのです。

 あれはノラ猫
時にはおなかをすかし
時には雨風を心細くしのぐのでしょう。

 でも彼女(彼?)は
今、この瞬間
そんなことを嘆いてもいないし憂いてもいない。
ただ、ただ、「現在」の恵みに生きている。


動物ってつよいなぁ、
神様の意思そのものなんだなあ、
って
つくづく敬服でした。

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