幸せになろうね 改め しあわせだね

日々の生活の中のほんの小さな出来事をどう捉えるかで
私達はすぐにも幸せになれるのです。

経験

2015年06月21日 16時58分04秒 | ひとりごと
元気です。手紙届いて初夏の風


・・・なんて句、読んではみたものの本当は違います。


元気です。手紙届いても梅雨の空

・・・・・な気分です。



 娘はいれば時々ウットオシカッタ
 でも、
 かなり重要だった
 タノシカッタ
 


 いなくなって
 遠くなって
 見捨てられたような気がして
 時々
 とてもさみしくなる


 同じ外国でも
 留学中はそんなこと思いもしなかったのに
 結婚だと
 なぜこんな気持ち?


 取り残されたような
 忘れられたような
 捨てられたような


 もしかして
 彼へのジェラシー・・・???



 


 でも
 もともと子どもは巣立つもの
 子離れができていないね わ・た・し 





 これからは
 もともとの
 夫婦二人きりに戻るだけ

 子どもがいなければどんなに楽かと思ったことさえあったのだから・・・・・
 夫婦二人を楽しめばいい
 喧嘩して
 仲直りして
 一緒にご飯食べて
 そんなあたりまえを楽しもう
 時々
 互いに相手のことをうっとおしく思ったりして
 それでも一緒に過ごしていこう




 母も美代子さんも
 その相棒さえなく
 毎日一人で暮らしているではないか


 年老いていくわが身に不安と諦めを持ちながら
 毎日、ただ、時間を重ねているのだ



 ホンノチョット ワカッタ気ガスル カノジョラノ気持チ




 人は経験したことだけがわかる
 その経験が豊かであればあるほど
 想像で誰かの気持に寄り添うことができる



 今のこの気持ちは
 いつかきっと
 誰かの役に立つだろう



 だから経験
 ああ、経験


 この世はテーマパーク
 すべて経験のアトラクション


 八坂弥栄 私の人生
 八坂弥栄 私の気持ち


 今日もこうして生かされている

スイカの、幸せ

2015年06月19日 21時56分23秒 | 波動
 あるところに御百姓のおじいさんがおりました。
おじいさんはスイカを作るのがとても上手でした。

 その年はおてんとうさまと雨に恵まれて
スイカはいつも以上に大きく育ちました。
おじいさんは嬉しくて嬉しくてたまりません。



 ところがある日の真夜中
スイカ畑がエラク騒々しいではありませんか。

 いぶかしく思ったおじいさんはスイカ畑へ行きました。
すると、沢山のスイカたちが喧嘩をしているではありませんか。


「お前、邪魔だ!!」

 「痛い!! ばか!! 踏むな!!」


「おいおい、俺の上に載ってるよ!!」


 あっちでもこっちでもいさかいが起きているのです。
よくよく見ると
いつもになく大きく成長してスイカたちは
お互いにぶつかりあったり、狭かったり、
とても窮屈そうです。


「おじいさん、何とかしてくださいよ。
 こいつが俺を踏んでいるんです!!」

「何言っているんだ、お前の方こそこっちへ来過ぎだぞ」


 スイカたちはお互いを非難し合い
大声で罵り合うことをやめません。

 おじいさんは困ってしまいました。
ぞうして、どうしたら元の平和な畑に戻るのだろうかと考えました。

 そしてついに解決方法を考えました。
叫び合うスイカたちをなだめてから話し始めました。




「私の可愛いスイカたちよ。
 私にはお前たちの問題をなくしてやることはできない。」

 それを聞いて、スイカたちの叫び声はますます大きくなりました。


「でも、問題の解決方法なら知っている。
 お前たちみんなが私の指示にしたえば
 これからずっと仲良く暮らせるだろう」

 スイカたちは静まり返りました。
みんな苦しみの解決方法が聞きたかったのです。



「みんな自分の頭のてっぺんにあるものを、触ってみなさい」 

 スイカたちは言われたとおりにそれぞれのてっぺんに触りました。
てっぺんにあったのは一本の弦。



「可愛いスイカたちよ。次にその弦を一番端まで辿ってみなさい。」

 スイカたちは早速につるに沿い何枚もの葉をかいくぐりました。


「まだまだ、弦の一番端にたどり着くまで続けるんじゃ」


 すると突然、スイカたちは沈黙しました。
そして畑からは小さなため息が聞こえてきます。


 スイカたちは自分たちはひとつの植物だということに気づきました。