幸せになろうね 改め しあわせだね

日々の生活の中のほんの小さな出来事をどう捉えるかで
私達はすぐにも幸せになれるのです。

夏の一品、その3

2009年08月25日 21時45分08秒 | 暮らし
 まだ八月だと言うのに、昨日今日、夜はなんだか寒いくらい。去年が何時までも暑かったので、今年が早く涼しく成りすぎるような違和感さえ覚えてしまいます。

 そこでいつもならつめた~~~く冷やしていただく冬瓜のくずとじを、暖かいまま食卓にのせる事にしてみました。そのときひらめいた、トマトとの組み合わせ。これが意外とおいしかったので、ご紹介いたしますね

===トマト入りあったか冬瓜===

材 料;冬瓜、トマト、オクラ、和風だし、酒、塩、おろし生姜、くず粉(片栗粉)
作り方;①冬瓜は皮を向いて一口大に切る。これにほんの少し水と塩をいれ、中火で蒸し煮する。
    ②出汁を作り、酒、塩で調整して、お吸い物より少し濃い目の味にしておく。
    ③トマトは一口大に切り、オクラは硬めに茹でて小口切りにしておく。
    ④①が好みの硬さになったら②をいれ、ひと煮立ちさせてから、おろし生姜と水溶きくず粉(片栗粉)を入れてとろみをつける。
    ⑤火を消すほんのわずか前に、トマトを入れて軽く混ぜる。(この時煮立てないように注意する、余熱でトマトに火を通す感じです)
    ⑥器に盛り付け、オクラをトッピングする。

 熱々をお召し上がりください。好みでおろし山葵や、柚子こしょうをのせて頂いくのもありかと思います。
 冬瓜の透き通った白、トマトの赤、オクラの緑がとても鮮やかで目に美しく、冬瓜の淡白な味にトマトの酸味が加わってさっぱりと美味しいお味になります。しっかり夏野菜だけれども、そろそろ温かい物も・・・と思う時の一品としてお勧めいたします

ふ~~~

2009年08月24日 09時17分05秒 | ひとりごと
 抜けるような青空
いつのまにか、確実に秋になろうとしている。
黙っていながら、主張もせずに、でも確実に自分のペースで変化していく。
時期が来れば訪れて、またその時になれば去っていく。有頂天になる事もなければ、嘆き哀しむ事もせずに・・・。

 強いなぁ~って思う。自然てホントに強いよ。
私なんて、ほんの少しの憂鬱な問題にあたふたしている。心の重さに泣きそうになる。 でも、昔ほど、落ち込まないのは、やはり歳を重ね考え方を変え、色々経験して来たお陰だと思う。神様は「若さ」という美しさの代わりに、こういう素敵なものを与えて下さっているのだわ・・・と今日もまた、歳をとることの素敵さを実感している。

 穏やかな我が家の今朝の朝食の風景・・・部屋の中を心地よい秋風が通り、主人と娘が共に卓につき、味噌汁が湯気を上げ、真っ白な炊き立てのご飯が香る。
なんでもないこの平凡な風景が、実はとても有り難く貴重なものである事をついつい忘れてしまう。こんな平和など、壊そうと思えばひとたまりもないのだ。
「当たり前という幸せの失くして分かる有り難さ」・・・何かにこんな一文があったけれど、本当にその通りだと思う。
 ほんの些細な憂鬱と秋空の美しさが、今朝の私にそんなことを考えさせた。

 それにしても・・・・
 さだまさしの古い歌の中に「ためいきつけばそれですむ、後ろだけは見ちゃダメと笑ってた母の手は・・・」と言う歌詞がある。一方、「ため息はつくな。一つため息つくたびに、ひとつ幸せが逃げていく」と言う言葉も何かで目にした。

 ほんのわずかな憂鬱に心を支配されて知らず知らず「ふ~~~」とため息が出てしまう今朝の私。どっちの言葉を優先したらよいのでしょうか

夕焼けこやけ

2009年08月23日 23時05分43秒 | 暮らし
 久しぶりに夕陽を拝みました。
今日の夕陽は最後の最後まではっきりと見え、周りの空や雲を、橙と赤を混ぜた、これこそ「茜色」というべき色に染め上げながら山の端に沈んでいきました。

 最近、夕陽を見送るときよく思い出す二つの文章があります。
 一つはどなたのものか忘れてしまいましたが、「朝陽は拝むのになぜ夕陽はおがまぬ。夕陽が朝陽より清浄でないなどと誰が言った。お天道様はお天道様だ。しかも、一日、我々を照らしてくださったお天道様だ!そのお天道様になぜ礼を言わぬ?!」・・・とこんな内容だった気がします。
 もう一つは、吉村正著「幸せなお産が日本を変える」に書かれていたものです。「ふと振り返ると、一人のお年寄りが農具を入れた乳母車を押しながらやってきました。下り坂をゆっくりゆっくり進んでくる。もう腰が曲がってしまった八十歳以上と思われるおばあさんです。その方が立ち止まって、夕日に静かに手を合わせたのです。全ての命を育んでくれるお天道様に感謝して、手を合わせ、頭を下げる。その姿はこの地に生まれ、この地で生きてきた日本人の姿でした。連綿と続く日本人の魂でした。かつての日本人はみな祈る心を持っていました。」

 私は昔から、夕陽を見るのが好きでした。けれど、若い頃の私は夕陽を拝むなどという事はまずいたしませんでした。ただ、その美しさに魅せられるだけでした。
思わず、両手を合わせ、頭を下げるようになったのは、ここ二、三年の事でしょう。それも、とりわけ感謝して・・・というようなものではなく、つい、あまりの荘厳さに手を合わせ頭を下げてしまうというにすぎません。

 物によっては、朝陽はエネルギーをくれるけれど、夕陽は邪気が入るのであまり見ないほうがよいなどと書かれていたりします。
 けれど、今の私には夕陽に邪気があるなどとは思えませんし(だって、日本の夕陽は、即、どこかの国の朝陽になっているでしょうし・・・)、それどころか、あのように美しい夕焼けを作り出す夕陽は偉大だと思ってしまいます。

 最近の日本人が夕陽を拝まなくなったのは、吉村の言うように祈る心をなくした・・・という事も否めませんが、私には、むしろ美しい夕陽を見る機会がなくなってしまったからだと思えてならないのです。
 夕陽が沈む時間は忙しくて、そんなことに気をとられている暇はないし、第一それほど雄大で美しい夕陽が見られるような広い場所が身近にはないというのが現状でしょう。見ることができるのは家と家の間の、あるいはビルの狭間のわずかな狭い空の中の夕焼けだけ。そんな小さな風景に心を動かすにはかなりの感受性を要するに違いないのです。悲しいかな、日本の風景・・・なのです。

 今日、夕陽が見たくて、私はわざわざ町外れの小高い山の上にある公園に行きました。そのために時間を割いたということです。おかげさまで、素晴らしい夕陽と夕焼けを見せていただく事ができホント、ラッキーでした。
 が、しかし、昔はそんなことをせずとも、雄大な自然、荘厳な夕陽がもっと身近に合ったに違いありません。
便利になった事、近代化されたことの結果として、私達は最も美しいものを失くしてしまったのかもしれません。
・・・などと、すこし淋しい気持ちにもなりましたが、でもそれよりも、沈んでいくお天道様に美しいと感動し、今日も一日ありがとうございましたと心から感謝して拝んでいる今の自分は、歳を重ねたからこそあるのだなあと、歳をとることの楽しさをまた一つ発見いたしました。これこそ感謝です。


夏の気持ちいぃ~~~いこと

2009年08月21日 21時02分01秒 | 暮らし
 ジャングルのように、全てが伸び放題になってしまった我が家の庭。
蚊がぶんぶんで、水を撒くにも蚊取り線香を前もって焚いて置き、長袖長ズボンをはき、その上からさらに防虫ネットになっている上着を着ます。それでも刺されてしまうので常に殺虫剤を近くにおいている・・・とまあ、こんな状態なので、ますます庭は無法地帯になっていくのです。

 けれども昨日、ついに見かねて、決死の覚悟をし、二時間ほど草抜きに励んだのでした。ほんと、あたしってえらいわ・・・などと自分をあやしながら・・・。

 その時切った物、抜いたものの中に、ドクダミ、菊、蓬、つわぶき、おおばこ、あおじそがありました。それらを見てひらめきました。・・・「あれぇ~~~?!これって、ぜーーんぶ匂いのある薬草じゃん!!」・・・そう、つまりは、日本式ハーブなのです。

 お風呂に入れたら、ハーブ湯できるあるね

 ということで、洗って、干して、目の細かい洗濯ネットに入れて、さっそくお風呂に浮かべました。
香りをよくするために、パイナップルセージ、ミントも少し付け足してみました。
う~~~ん、これが結構気持ちよかったのです。

 調べてみれば、おおばこは腫れ物や淋病など皮膚に効きますし、どくだみはもちろん万能です。菊は香もよく長寿の薬だし、蓬だって神経痛やリュウマチにすらきくのです。つわぶきは虫刺されや、肩こり打ち身ひょうそにも薬効があるようです。ほんとになんて素晴らしい日本の雑草ばんざーーーいです。

 もちろん、入り心地はいうまでもありません。なんだかほっこりと血行は良くなり、それでいてさらっとしていて、菊や蓬、ミントのそこはかとなく漂う香に癒されたのです。
 今まで、草抜きした草を捨てていた私は何???なんと、宝の山を捨てていたなんて

目からうろこ、草から入浴剤です。夏前の草ほど力はないでしょうけれど、ちょっと作り置きしよーっと!そうだ!!びわの葉や、柚子の葉も干して、刻んでブレンドしとこぉーと

 あなたもお庭の草抜きをした日は是非是非こんな風に楽しんで下さいませな。
ホント、自然な気持ちよさが味わえますよ

夏の一品、ねばってもあっさりと・・・

2009年08月20日 21時23分12秒 | 暮らし
 今日も美味しいご飯を食べる事ができました。感謝です。
安くて美味しい料理が得意な私、しかも作り方も簡単なものばかり。それで、夫に「ママは料理が上手だねぇ~~~」と言わせてしまう私って、もしかしたら天才?!・・・・・な訳ないか

 いずれにせよ、今更、夏の一品でもないのだけれど、まだまだ暫くは暑そうなので、よろしければお試しあれ!!

材 料;胡瓜、なす、茗荷、青紫蘇、細切り昆布、ねぎ、即席漬けの素
   以上、全て適宜

作り方;①材料の全てをみじん切りにする。
     ②即席漬けの素を入れてかきまぜ、冷蔵庫で暫く寝かす。

以上、終わり!!
・・・ねっ?!超簡単でしょう?
これを、熱々のご飯に乗せて食べたり、冷奴にかけたり、あるいは冷やしうどんにトッピングしてもよいし、おろした山芋や、納豆、めかぶの味付けに使ってもよい。青菜のおひたしにおしょうゆ代わりに混ぜ込んでもいけます。とにかく、さっぱりしてて、なんにでも合います。お漬物と同じなので、作り置きもOK。

 山形の「だし」とよばれるお漬物(?)をまねてつくり、応用してみたのですが、実にいろいろなものに使えて便利なのです。これを発案した山形県民はえらい!!
 すぐに、食べるのであれば、さっと湯でたオクラを入れてもよいし、長いもなども実に良く合います。トッピングに、トマトのみじん切りもいけますよ。・・・とにかく、入れたい夏野菜を色々入れて、試してご覧くださいな。

 ただ、かなりねばりますので、あっさりはしていますが、粘粘が苦手な人はだめかもしれません。ご注意ください。

 ・・・ところで、今日は新月です。願い事を書いてくださいね。
みなさんが、幸せな、毎日をお過ごしになられますように。弥栄