幸せになろうね 改め しあわせだね

日々の生活の中のほんの小さな出来事をどう捉えるかで
私達はすぐにも幸せになれるのです。

かさこ地蔵

2010年12月29日 10時22分39秒 | ひとりごと
 年の瀬29日となりました。


皆様、あわただしい日をお過ごしなのではないでしょうか。
かく言う私も大掃除やらお正月の買い物で大忙し

で、こんな言葉を思い出しました。

「正月かいもん」


開門ではありませんよ
「買いもん」(買い物)の方言的言い方です。



この言葉は「かさこじぞう」と言う昔話にでてきます。

・・・ご存知ですか?「かさこじぞう」




雪深い村の大晦日。
そこに住む貧乏なおじいさんとおばあさん。

とても貧乏なのでお正月の準備の「かいもん」ができません。
そこでおじいさんは「菅の笠」を作り
それを町に売りに行きました。
笠が全部売れればそれでお餅くらいは買えます。

けれど笠は売れませんでした。
おばあさんががっかりするだろうと気落ちしながら
雪降る道を帰ります。

すると道端に7(6???)体のお地蔵様が
雪をいっぱい被って寒そうに立っていらっしゃる。

「おやおや、この雪ではお地蔵様も寒かろうて・・・」

おじいさんはせめてもと思い
持っていた笠をお地蔵様に被せてあげました。

ところが一つ足りません。

そこでおじいさんは
自分の被っていた笠を取り
「わしので申し訳ないが・・・・・」
と言いながらそれを最後のお地蔵様に被せて差し上げたのです。



「お正月かいもん」を楽しみに待っていたおばあさんでしたが
その一部始終をおじいさんから聞くと
「それは良いことをしましたね」
と一緒に喜びました。


そして、食べるものもない二人は白湯を飲んで早々と布団に入って眠りました。



すると真夜中になにやら家の前が騒がしい 
ドスンドスンと大きな音も・・・

しばらくして二人がそっと戸を開け覗いてみると
家の前には米俵やら味噌やら餅やら
お正月用の物がたくさん置かれておりました。

みると
あの菅笠をおかぶりになったお地蔵様たちが帰っていかれるところでした。


このお地蔵様のお陰で
おじいさんとおばあさんは幸せなお正月を迎えることができたとさ  



という、お話です。



昨日、家の前の溝掃除をしながら思いました。


 おじいさんは、なんで、
 町へ笠を売りに行くときに
 お地蔵様に気づかんのじゃーーーーー?!



確かに、
おじいさんのしたことは
心優しいことには違いないけれど
それって
売れ残ったからあげただけでしょう?!

もし売れていたならあげなかったんじゃん!!


おじいさん、
町に行く前は¥に目がくらんでいて
お地蔵様が見えなかったんじゃないの????


それでも
たくさんの贈り物を下さるなんて
ああ、なんて優しいお地蔵様!!
なんて、義理堅いお地蔵様!!


優しいのはおじいさんじゃなくて
お地蔵様だったんだ



・・・それにしてもおじいさん、
売れ残り物であんなに得をしたのだから
もし
町に行く前に気づいて
売り物の笠を差し上げていれば
どんなにたくさんいただけたことか・・・・・

はい、残念でした 


・・・、?????

と言うお話だったのかしら?



・・・なんて、私はこの暮れの忙しいときに
いったい何を考えているのでしょう。



ま、いずれにしても
先に誰かに施しをすれば
そのエネルギーは
必ず形を変えてどこかから戻ってくるのが宇宙の法則なのだから

このお話もその典型ではあるのだけれども
エネルギーの変換が
直接的でありすぎることと
「残り物をあげた」
というところに難点があるなぁ、と思っちゃう



あっ!!

でも、まって!!

おじいさん、最後の一つは
自分のをあげている!!


これね!!
自分の被っているものを差し上げたところに
お地蔵様は心動かされたんだわ!!

そうか、
「売れ残り物」にではなく
「自分のものさえ」
というところが
このエネルギーの変換のみそだったのね  



と、
無事納得して
溝掃除を気持ちよく終えた私でした。 





年の瀬の忙しいときに
わざわざ読んでくださっているのに
こんなどうでもいい話でごめんなさい   





どちらにころぶ?!

2010年12月15日 19時12分42秒 | ひとりごと
 先月、鹿児島への出張のついでに屋久島へ行ってきた娘は
すっかり屋久島の森に魅せられ
山歩きがしたい、屋久島へもう一度行きたい、

と、毎日もらしている。


そ、そんなによいのか?! 屋久島は・・・・・。


確かに、
行った事のある友人たちはみんな「良い」と言い
「是非、言ってらっしゃい」と言う。


私はと言えば
若い頃から行きたい行きたいと思いつつも、
なんだか
果てしなく遠いところのような気がして
いまだにその思いを成し遂げていない。



まして、
世界遺産になってしまい
縄文杉にも触れなくなってしまった昨今
私の「行きたい」思いはやや下火になっていた。



が!! しかし!!


悔しいではないか!!



ずーっと行きたいと思っていた私が行けていないのに
私の半分しか生きていない娘が
もののついでに行ってきちゃうなんて    


おまけに
すぐにでもまた行きたいと言うほど魅力的だったなんて・・・・・







く、くやしいぃーーーーー

くやしすぎるぅーーーーー


あたしも行くぅーーーーーー    

絶対に行くぅーーーーーーー   


すぐに行くぅーーーーーー    




と、わめいて
交通費と宿泊の
できるだけ費用をかけずに済む方法を調べた。




さあ!!
これで、イツだって行けるゾ!!

すぐに行けるゾ!!
   




・・・とここまでは勢いづいたのだったが・・・


飛行機を手配するにいたって
ふと
しおらしい妻の心が頭をもたげた 


「もしもし、あなたねえ。

 いくら
 あなたに時間があると言っても
 こんな平日のフツーの日に
 一人で平気で遊びに行っちゃうわけ?!

 その間、パパさんは
 一生懸命に働いてくださってるのに・・・・・

 まじめに、
 遊ばずに
 働いてくださってるのに
 そのパパさんを放って
 一人屋久島へ
 遊びに行っちゃうわけ?!

 それで
 あなたは
 気が咎めないの?!


 屋久島はパパさんだって
 一度は行きたいって言ってたでしょ?!」





・・・・・



んだ・・・・・


そうよねぇ 


やっぱ、
悪いわよね 



いくらなんだってサ

食べさせていただいている身としてはサ

相手が一生懸命働いているときにサ

遊びに行っちゃうなんてサ

申し訳ないわよね・・・・・




・・・というわけで
小心者の良妻(???)は
ダイヤルを回すのをやめ
考えをあらためた。



ようし!!

今度
夫婦喧嘩したら
そのときは屋久島へ家出してやる!!


                                







・・・ということで
屋久島へ行けたらラッキー   


行けなかったら
夫婦円満という事で
これもラッキー(???)




ま、 どっちにころんんでもラッキー 

ということにしておこう 

乳液の怖さ

2010年12月09日 09時04分08秒 | 暮らし
 80歳の
超美人に出会った。

   
どう見ても80歳には見えない。





53歳の私よりも皺は少なく
シミにおいてはひとつもないのである。



しかも、背筋はしゃんと伸び
話し方も江戸っ子みたいにしゃんとしている。



歳を伺い
私は愕然としてしまった。

感動で
涙さえ出てきてしまった。



こんな80歳ならば
歳をとることなど
ちっとも怖くはない。


自分の母や近所の80歳を見ていると
肉体的には歳をとりたくないと思ってしまうが
こんな人が母であったり
祖母であったりするならば
若者たちも憧れと希望を持つに違いない。





実は
彼女は美容研究家の草分け的存在の方だった。



「エステ」などという言葉がない頃から
「美顔」や「美肌」を研究し実践してきた人だった。



だから
何十年もかけて
自分を実験台とし
自分をモデルとし
自分を実績の証と心得てきたのである。


衣食住の全てにおいて
世間の一般環境において、まず困難と思えるほどの
吟味した生活を
何十年と実践し続けてきたのである。


その結果、
いわゆる美しくなる為の整形手術などは
いっさいすることなくして
80歳にしてのあの美しさを獲得したのである。



「なーんだ、仕事なんだからあたりまえよね!

 わたしはむりだわ・・・」

などと思った人は、はい!! おしまい!!

醜い老人へと落ちていきなさい。


仕事であろうがなかろうが
縁あって
幸いにも知りえたことは
出来る限り自分も取り入れて努力するのでなければ
成長できない。


それは精神においても
美容においても
勉学においても

全てにおいて言えることでしょう?!



と、偉そうな講釈はさておいて

その彼女の化粧品選びの知恵の一つを御紹介いたしましょう。



「乳液はすぐにやめなさい」


乳液は鉱物油に界面活性剤を入れて混ぜ合わせたものがベース。

つまり
油に洗剤を入れてよく混ぜたものと同じなのである。


試しにやってみた。

てんぷら油に台所用の洗剤をいれてよく振る。
途端に白い乳液のようなものが出来た。


これにレモンの絞り汁を入れると
レモンの香りのビタミンC入りの乳液が出来たのである。

私の実験はてんぷら油とママレモンだったけれど
化粧品の乳液は灯油とママレモンでできていると思えば分かりやすい。


やれハーブだ、オリーブだ、といったところで
どんなに良い成分が入っていても
ベースが鉱物油と界面活性剤であるならば
灯油と台所用洗剤を混ぜて顔に塗っているのと変わりないのだ。

だから
どんなに良い成分が入っていても
その鉱物油と界面活性剤がお肌を傷め
シミや皺を作るのだそうだ。


・・・灯油やママレモンを
たとえ一滴でも
お顔に塗る気になりますか???





・・・私はしっかりと長年、乳液を使ってきた。



わざわざ
お金を出して・・・・・・   

もちろん乳液だけが問題なのではなく
他の
多くの化粧品もとてもこわいのだが、
「とにかく乳液はすぐにもおやめなさい」
ということだった。


「水溶性コラーゲン」
「乳化剤」
と名のつくものは
ほとんどまちがいなく海面活性剤
つまりママレモンだったり
チャーミーグリーンだったりと思ってよいだろう。

さてさて
これをお読みになっている皆様は
今夜から
どうなさいますか・・・・・?   

おかげさま

2010年12月09日 08時52分38秒 | 暮らし
風邪気味なのか
肩が張り
胃が重い。


朝食を抜き
梅しょうゆ番茶の
おろししょうがを多めにして飲む。


ベランダに出て道向こうの家の屋根から昇って来る太陽を
二拍二礼で拝む。

船井幸雄氏おすすめの腕振り体操をしながら
「ありがとうございます」を30回ほど唱えた。


最後にもう一度
目を閉じて
太陽を礼拝したとき
目の中に十字の影が映り

生きていることを味わえ。

 体験せよ 愛せよ」


という言葉が響いた。





せっかく今日も生かされている。


少しでも多く
笑顔と愛を配らせていただこう・・・

素直にそう思った。

運勢占い

2010年12月09日 08時28分50秒 | ひとりごと
 とら 人間の尊さは年月の長さのみにあらず、その質である、深さである、と悟る日。


 う  巧妙な術を用いないが真の巧妙と知って吉運到来。

 たつ 好機の到来を待つよりも、日々を努めていて吉運くる。

 い  速やかならんと欲すれば達せず、落ち着いて悠然とことをなせ。



・・・・・うーーーーん、まさにその通りのことばかり・・・ 

本日の中日新聞、運勢欄のことばです。


でも、これって
別にその干支の人でなくても
誰にでもあてはまりません????????? 


これで占いなのかしらん?! 


でも
これらの
全ての言葉をいつも心すれば吉運招くことは間違いないでしょうね。 



ちなみに
私は酉年

何事をなすにも一心に心を集中して行え。
本日散乱しやすき故

・・・ですって。

本日に限らず
毎日心せねばならない言葉でした