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ちょっと残念な〝癒しの森の宿〟たち 長野県信濃町

2022年09月19日 10時14分37秒 | ひとりごと
長野県信濃町 
野尻湖と信濃五山の恵みを受ける美しい町。 

 

古くはナウマン象も住んでいたといわれる地。  



ここはC.W.ニコル氏が住み、その森の再生に尽くしたという有名な黒姫山をも有している。

 


早くから森林の癒し効果に気づき、
世界初で〝森林セラピー〟なるものを提唱してきたようだ。



企業研修だったり、個人グループだったり、
今までたくさんの人たちがその恩恵を受けてきたらしい。

いいな、って思う。
素晴らしいことだと思う。

以前から、そのたぐいのことに興味があり、
リトリートとして、森の木々や草花の力を借り、
水や風、太陽と月、動物たちのさまざまな生きざまに気づきと癒しをもらう、
そんな場所と時間を提供したいと考えてきた。

ゆえに、今期の〝「森林メディカルトレーナー」及び「癒しの森の宿」資格認定講座 〟を受講することを決めた。
自身の年齢を考えれば、きっと町が切望している年代ではないのだろうな、と
申しわけなさも覚えながらの申し込みだった。

ところが、
ひとりで愛知県から受講しようとする私に大きな問題が生じてしまったのだ。

なんと!!
泊めてもらえるお宿がない。

理由は、私の心身が反応してしまう「香害」問題だ。



癒しの森のコンセプトとして↑のような記述があるにもかかわらず、
「香害」を意識して、取り組んでいるお宿がなく、
どこも私を受け入れられないというではないか。

しかもホームページをの覗けば、みな「おひとりさまはお受けしておりません」とある。


心底「癒し」を求める人が複数で行動するのだろうか。

心身ともに疲れ果てて、〝癒されたい〟と願う人にとって、
本当に必要なのは何なのだろうか。

さらには、
癒してもらおうとする森林に負荷をかけない暮らしを意識するとはどういうことなのだろうか。

信濃町の「癒しの森」のプロジェクトの目的はいったい何にあるのだろうか。

・・・などなど、疑問が沸々と湧いてくる。

これはあくまでも、私の物差し。
あくまでも私の考えに過ぎないことは承知している。
ニュートラルではないのかもしれない。

それでも、県外から、一人で、
安全で心地よいお宿に滞在しながら受講したいという私の思いが実現しないかもしれないという現状は事実で、
ならば、心身ともに癒しを必要とする人が、
信濃町でまことに癒されることは不可能だ、ということもまた事実なのではないだろうか。


宿主側がお客に合わせ、疲弊しながらも生活のために頑張る、という時代ではないのは知っている。
働く側が、自分が生き生きとできるような働き方を主張すればよいとも思っている。

が、本当に必要な人にその場を与えることのできない「癒しの森の宿」ってなんなの?
とも感じてしまうのは、私個人のわがままなのだろうか。



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