幸せになろうね 改め しあわせだね

日々の生活の中のほんの小さな出来事をどう捉えるかで
私達はすぐにも幸せになれるのです。

今日の波動画

2019年05月29日 16時27分12秒 | ひとりごと
義兄夫婦には子供が4人。

自身は三姉妹。
夫は4人兄弟。

そんな環境の中にいる彼女は
二人目が産めない自分に
「失格」の烙印を押してしまっています。

             
                                 阿久比町のY.Y.さん

「どうして私だけ一人っ子なの?」
「兄弟が欲しいよ」

と、罪なく口にする小学生のお嬢さんの「夢」「望み」を
叶えてやれない「ダメな母」と思い込んでしまっているのだ。


でもね、
「子供」がなければ幸せになれない、とか
「一人っ子はかわいそう」
・・・なんていうのはぜ~~~~んぶ思い込み。


これからの時代
生殖方法は変わっていくでしょうし、
人口だって変化するんです。



子供ができるのもプログラムの一つならば
子供ができないのもプログラムなんです。


あればあったで幸せだけれども
なければないの幸せがあるのです。



今生において必要ないから与えられないだけ。
必要だから恵まれただけ。


どっちにしても、学びや成長は潜んでいるはず。

今手にしている環境を目いっぱい利用し、堪能しようと
思いを切り替えればよいだけのことなのです。

そこには必ず、神様からの贈り物が隠されているのですから。

恋すること・愛すること 7

2019年05月28日 16時07分06秒 | ひとりごと
夏の槍ヶ岳に登ると決めた私たちは
毎週土日のいずれかは鍛錬のために山へ行っています。

先日は
奥三河の三ツ瀬明神山へ。
                   
              
                           三ツ瀬明神山より望む


    
帰り道
たまたま目についた看板の蕎麦屋へ寄ることにしました。

その名は「茶禅一」

愛知県設楽郡東栄町御園字坂場・・・という山奥です。


ところが!!!
行ってびっくりです。

ものすごい辺鄙な山奥で、
だれがこんなところまでくるの?
というような場所なのに、
お店の前は人と車でごった返していました。
なんと
閉店時間の14;00の段階で一時間以上の順番待ちです。

蕎麦の残り数ぎりぎりで
最後の客としてどうにか受け付けてもらう始末。

どうやら、最近ミシュランガイドで紹介されたとかで
遠方からもたくさんのお客様がやってきて
ここのところ毎日盛況なご様子。


しかも、お店の前には
母体である「おもてや」という無農薬栽培手摘みのお茶屋さんがあり
そこのテラスの眺めが最高で
「雲上テラス」として人気はうなぎのぼりのようです。





ここのかき氷がまたうまい!!!
              きなこぜんざい氷




     雨の翌日の朝に運が良ければみられるという雲海



結局
蕎麦を頂くまでに90分も待ちました。


「食べることのために待つ」のは30分が限界の私ですが
三ツ瀬明神山がかなりハードだっただけに
ここのテラスの心地よさと
素晴らしくおいしい氷は
疲れ切った身体に優しく
むしろ
その待ち時間こそが神様からのプレゼントだったように思います。



谷からの澄んだ風に吹かれながら
夫と二人でかき氷をつつきあいました。

う、うまい!!
おいし~~~~~~!!
しあわせ~~~~

そんなことを口走りながら
相方が口にしたものを
なんのためらいもなくつつく。

この頃
こういうふとした瞬間に、
幸せと寂しさを同時に感じるのです。


出会いから43年。

どう頑張ってももう「恋する」二人にはなれません。
それを寂しく思うのは
もしかしたら「老い」への焦りなのでしょうか。

恋人たちの初期のように
ドキドキして
ワクワクして
溢れる笑顔で
話す事もいっぱいあって
触れ合うことにときめく。

そんな「恋」の高揚感が欲しいけれど
それはお互いに相手が変わらない限り不可能なことなのでしょうね。


・・・なんて、思う反面
なんだかんだ言いながら
今この瞬間
二人で、こうして、同じ体験を共有できるってしあわせだなぁ
と、つくづく思ったりもするのです。


「あの事」がなかったならば
私たち夫婦はもっとぞんざいな関係になっていたかもしれません。
お互いの存在があまりにも当たり前すぎて
「一緒にいること」をこんなに大切にしていないかもしれないのです。

それとも、
心底信頼しあう穏やかな二人になれていたのでしょうか。


いずれにしても
まだまだ「あの事」への感情を流しきれていない私。
「済んだこと」と知りながらどうしても囚われてしまう私。


ここまでくると
それは彼のせいではなく
自分自身の問題だと気づきます。


事実は事実として存在し
決して消すことはできないけれど
それをどう受け入れ、解釈し、流し、赦すか・・・

残された人生の中に
道はたくさんあって
どの道を選ぶか、
全ては私自身にかかっているのでしょう。


明日はどうなるかわかりません。
わからないけれど
一歩一歩 歩いてみようと思います。
彼と
今少し
同じ思い出を紡いでみたいと思う私がいるのです。


そして
何がどうなっても
それが一番よかったのだと、
決して後悔だけはしないように、
「今」を大切に、正直に、生きていたいと思います。


その結果
二人の間に「愛」を育めたなら、と願うばかりです。

   帰り道の高速で

















恋すること・愛すること 6

2019年05月27日 12時08分46秒 | ひとりごと
自分の中の「幼い子供」に気づき
その子の声を聞いてあげることを始めてから
もう半年は過ぎただろう。



泣いてわめいて
遠く過ぎたことを今更
責めて、問いただし、
私は何を欲しているんだろう?
何をどうしろというのだろう?
彼にどうしてほしいのか、自分でもよくわからなかった。

でも、
泣くことを抑えまい。
疑問も、腹立ちも、そのまま表現してみよう!!
それらの感情をすべて最大限に味わってみよう!!!

大人だからなんて思わないぞ!!
相手に申し訳ないとも思わない!!!

              

                 2019・5・26 三ツ瀬明神山 大岩
                 太い鎖を頼りに登る



もしかしたら
こういう感情を実体験するために
私と彼はペアーになったのかもしれないんだもの。

互いに苦しめられることを承知で
生まれ、出会い、結婚したのかもしれないんだもの。

そのすべての過程の中に
互いの「体験」「学び」「成長」が潜んでいるとするなら
何一つ遠慮することなどないじゃないか。

そんなことさえも口にしながら
私たちはこの半年の時間を共有した。


そうして、気づいたのだった。

体験し、赦し、流す
それを「愛」へと昇華する

それこそが私が今やりたいことなのではないかということに。



               

                   こんな鉄梯子も登ります



           登り口の沢

そのまま飲めそうなほど清い水  
                 本来、水はこんなにも清く美しいのですね





恋すること・愛すること 5

2019年05月27日 12時05分47秒 | ひとりごと

初めは「31年も前のことをいまさら」とあきれ、
いつものように面倒なことからは逃げようとした彼だったけれど
やがて
事態の真剣さに気づき
時間はちっとも私の心を癒していなかったことを受け止めた。
そして、未来の二人があるために
膿を出し切る手伝いをすることを覚悟してくれたのだった。


「それからの彼は
泣いている小さな私」を受けとめ
自分を見つめ直し
二人の間の癒さなければならないもの、培いたいものを考えるよう努力してくれた。

しばしば夜遅くまでケンカしながらでも話し合った。


溢れる思いをぶつけて癒し
再び噴火して治められ
もう終わったか、思っても
またちょっとしたことで膿はあふれ出した。

どこまでやれば膿を出し切れるのだろうか?

それは
彼のみならず、当の本人の私でさえも
「また?!」
と思ってしまうほど繰り返されたのだった。



                      愛知県東栄町 そば処 茶一禅 の天空のテラスから雲海を望む

恋すること・愛すること 4

2019年05月27日 11時24分17秒 | ひとりごと
ある夜
ついに、私は爆発した。
夫の些細な言動に我慢しきれなくて切れてしまったのだ。

それは結局
31年前の〝あの事〟への思いと繋がっていた。


今度こそは膿を出し切ろう!!!
良い悪いを考えず
自分の中にある感情を
そう、
疑念、嫉妬、不満、悔しさ、恨み、憎しみ、
そして、悲しみと寂しさを
自分の本当の思いを
中途半端に抑え込んでいた負の感情を
すべて、すべて吐き出そう!!

吐き出していいんだよ!!!
我慢しなくていいんだよ。

正直に、幼い子供のように
泣いて、わめいて、駄々をこねてもいいじゃないか。

それで事態がどうなるのかなんてやってみなけりゃわからない。
どうなったっていいんだよ。
どう転んだって
きっと私の生きるべき人生へと展開していくはずだから。



子供のように大声上げて泣きわめこう。
責めて、批難して、憎しみをぶつけよう!!
そして
その奥に潜む悲しみ、不安、寂しさも包み隠さず見せてしまおう。


31年も前の、
いやそれ以前から抱えている私の彼への負の感情に
夫として
男として、
人として
彼がどう向き合ってくれるのか、
すべてはそれにかかってくる。

「いまさら31年も前のことを‥‥」
と言って逃げ出すようなら、今度こそおしまいにしよう、

そう決意して、私は溢れ出るありとあらゆる思いを
そのまま、訳も分からないままに、彼にぶつけたのだった。

ぶつけられた方はたまったもんじゃないだろうな、
などとも思いながら・・・・・

               細葉石楠花 2019・5・26