土曜日の朝、目が覚めたときにはお空は真っ青!!
こんな良いお天気の休日に朝寝坊なんてもったいない!!
即、夫をたたき起こし郊外へ散歩に出かける。
そんな時必ず言う言葉。
「寝るのは午後にして!!
こんないい朝を寝て過ごすなんてもったいなさすぎるわ。
帰ってきてからいくらでもお昼寝すればいいから、ね」
夫は、朝寝をした休日は必ず機嫌が悪くなる(自分では気づいていないが・・・・・)
寝坊をすると、当然ウォーキングはしないし、ヨガもやらない。
前日も10時半頃には寝ているから
寝過ぎで頭はボーっとし、身体はどよんとしている。
おまけに、リフレッシュの体操もせず、朝のクレドも唱えないわけだから
機嫌が良いはずがないのだ。
だから、せっかくのお休みを二人でご機嫌に過ごすには
いつもと同じように
朝起きをして、身体を動かし
声を出して、新鮮なエネルギーを取り入れるに限る。
というわけで、
「さあ、神様からのプレゼントのお天気!!
おいしい空気を吸いに出かけましょう!!」
と、熱いお茶だけ持って車に乗り込む。
行先は?
・・・・・う~~~~~~ん、
としばし考えて一番最初に浮かんだ所。
それは車で10分ほどの近場の田圃道であったり
2時間ほどかかる観光地であったり。
とにかく一番最初に浮かんだところが、今日の絶好の場所
と、決めているから、いつも満足して帰ってこれる。
そして、
せっかく自然豊かなところへ行ったのだから
必ず、そこで、お土産を探す。
お土産は自然の恵み、神様からのプレゼント。
目を皿にし、
嗅覚を働かせ
きっとあると信じてあたりを見回していると・・・・・・
あるあるある・・・・・
アケビがちょっと上の方の枝にからまってなっている。
やや、とりにくい場所にあるそれを
どうにかして採ろうと夫婦して頑張る。
それが良いのだ。
そこに、連帯感が生まれ
共通の達成感を味わえるというもの。
口に頬張り
種をブブッと吐き出し
「おいしいね」
と言ってみる。
おいしいものがごまんとある昨今
このアケビが本当においしいのかどうかは疑問だけれど
買ったものではなく自然の恵みを頂いたもの、
二人して背伸びして工夫して手に入れたもの・・・
とにかく
「おいしいね。得しちゃったね」
の気分になってみることが大切なのだ。
そうすると、たったそれだけのことが
すご~~~く幸せに思えてきちゃうもの。
お次はむかご。
黄色くなった山芋のつるは
意外とどこにでもある。
近づいてよくよく見ると
むかごがなっているかどうかがわかる。
もしなっていたなら、そっと、
そおーっと、優しく一つずつ採っていく。
「やったね!!
ラッキー!!
今夜はむかごご飯が食べられるね」
何て言いながら、ふたりして採っていくところに価値がある。
大きなむかごがぽろっと落ちてしまって
なんだかとっても損した気分で悔しくなったりするのを
ふたりで共感できるところが醍醐味なのだ。
そうしてここでもつぶやいてみる。
「こんなお天気に恵まれて
こんな風に二人でむかごを摘むことができて
何て幸せなんでしょう!!
おかげさまですねぇ~~~」
「今夜はむかごご飯が食べられますねぇ。
こんなに秋の恵みが頂けるなんて
今日はなんてしあわせな良い日!!」
こんな言葉を繰り返しているうちに
脳は、どんどん幸せモードへと入っていく。
途中に朴の葉が落ちていればそれも拾いましょう。
近いうちに朴葉味噌のお夕飯が頂けますね。
野菊が咲いていたから、これも少し頂いて
ビニールの袋に入れ
水分が逃げないように口をしっかりくくります。
こうしておけば、半日やそこらは大丈夫。
丁度、テーブルの上にお花が欲しかったところ・・・・・
数え上げればきりがない。
美しい紅葉を二人で拾って
夕飯のお皿の色添えにしても素敵だし
クリの毬なら玄関に飾りましょう。
熟した山柿はひとつもいでその場でじゅるじゅる。
櫟(いちい)の実だっておいしいんです。
秋の空気の中で何かがはぜる音が静かに響きます。
コトン、とドングリの落ちた音。
田んぼの畔にどかんとすわり、
持ってきたお茶でティータイム。
郊外の空はとっても広くて
空気もおいしくて、
赤とんぼがお膝に止まってくれたりしたときには
もう、幸せの絶頂です❤❤❤
赤とんぼ人を選びて妻の膝
山口青邨
生きて仰ぐ空の高さよ赤とんぼ
夏目漱石
こんな良いお天気の休日に朝寝坊なんてもったいない!!
即、夫をたたき起こし郊外へ散歩に出かける。
そんな時必ず言う言葉。
「寝るのは午後にして!!
こんないい朝を寝て過ごすなんてもったいなさすぎるわ。
帰ってきてからいくらでもお昼寝すればいいから、ね」
夫は、朝寝をした休日は必ず機嫌が悪くなる(自分では気づいていないが・・・・・)
寝坊をすると、当然ウォーキングはしないし、ヨガもやらない。
前日も10時半頃には寝ているから
寝過ぎで頭はボーっとし、身体はどよんとしている。
おまけに、リフレッシュの体操もせず、朝のクレドも唱えないわけだから
機嫌が良いはずがないのだ。
だから、せっかくのお休みを二人でご機嫌に過ごすには
いつもと同じように
朝起きをして、身体を動かし
声を出して、新鮮なエネルギーを取り入れるに限る。
というわけで、
「さあ、神様からのプレゼントのお天気!!
おいしい空気を吸いに出かけましょう!!」
と、熱いお茶だけ持って車に乗り込む。
行先は?
・・・・・う~~~~~~ん、
としばし考えて一番最初に浮かんだ所。
それは車で10分ほどの近場の田圃道であったり
2時間ほどかかる観光地であったり。
とにかく一番最初に浮かんだところが、今日の絶好の場所
と、決めているから、いつも満足して帰ってこれる。
そして、
せっかく自然豊かなところへ行ったのだから
必ず、そこで、お土産を探す。
お土産は自然の恵み、神様からのプレゼント。
目を皿にし、
嗅覚を働かせ
きっとあると信じてあたりを見回していると・・・・・・
あるあるある・・・・・
アケビがちょっと上の方の枝にからまってなっている。
やや、とりにくい場所にあるそれを
どうにかして採ろうと夫婦して頑張る。
それが良いのだ。
そこに、連帯感が生まれ
共通の達成感を味わえるというもの。
口に頬張り
種をブブッと吐き出し
「おいしいね」
と言ってみる。
おいしいものがごまんとある昨今
このアケビが本当においしいのかどうかは疑問だけれど
買ったものではなく自然の恵みを頂いたもの、
二人して背伸びして工夫して手に入れたもの・・・
とにかく
「おいしいね。得しちゃったね」
の気分になってみることが大切なのだ。
そうすると、たったそれだけのことが
すご~~~く幸せに思えてきちゃうもの。
お次はむかご。
黄色くなった山芋のつるは
意外とどこにでもある。
近づいてよくよく見ると
むかごがなっているかどうかがわかる。
もしなっていたなら、そっと、
そおーっと、優しく一つずつ採っていく。
「やったね!!
ラッキー!!
今夜はむかごご飯が食べられるね」
何て言いながら、ふたりして採っていくところに価値がある。
大きなむかごがぽろっと落ちてしまって
なんだかとっても損した気分で悔しくなったりするのを
ふたりで共感できるところが醍醐味なのだ。
そうしてここでもつぶやいてみる。
「こんなお天気に恵まれて
こんな風に二人でむかごを摘むことができて
何て幸せなんでしょう!!
おかげさまですねぇ~~~」
「今夜はむかごご飯が食べられますねぇ。
こんなに秋の恵みが頂けるなんて
今日はなんてしあわせな良い日!!」
こんな言葉を繰り返しているうちに
脳は、どんどん幸せモードへと入っていく。
途中に朴の葉が落ちていればそれも拾いましょう。
近いうちに朴葉味噌のお夕飯が頂けますね。
野菊が咲いていたから、これも少し頂いて
ビニールの袋に入れ
水分が逃げないように口をしっかりくくります。
こうしておけば、半日やそこらは大丈夫。
丁度、テーブルの上にお花が欲しかったところ・・・・・
数え上げればきりがない。
美しい紅葉を二人で拾って
夕飯のお皿の色添えにしても素敵だし
クリの毬なら玄関に飾りましょう。
熟した山柿はひとつもいでその場でじゅるじゅる。
櫟(いちい)の実だっておいしいんです。
秋の空気の中で何かがはぜる音が静かに響きます。
コトン、とドングリの落ちた音。
田んぼの畔にどかんとすわり、
持ってきたお茶でティータイム。
郊外の空はとっても広くて
空気もおいしくて、
赤とんぼがお膝に止まってくれたりしたときには
もう、幸せの絶頂です❤❤❤
赤とんぼ人を選びて妻の膝
山口青邨
生きて仰ぐ空の高さよ赤とんぼ
夏目漱石