普通の家庭・・・ってなに？

ニュージーランドで生まれ育った孫たちがやってきた。

6歳の双子。


シニア二人の生活になれた私には彼らの嗜好に合ったものは作りにくい。

滞在して、一週間になるのだけれども、
いまだ、「おいしい」とは言ってもらえない。

今夜はめったに作らないジャガイモと玉ねぎのグラタンを作った。

が、牛乳を普段から使わない我が家には豆乳しかない。

で、豆乳でホワイトソースを作ったのだが、
その微妙な変化がお口に合わなかったらしい。

彼らの食は進まない。


娘曰く

「普通の家庭が使う材料であれば問題ない」


？？？？？

普通ってなに？！

もしベジタリアンのグループの中にいれば豆乳は「普通」でしょ？

添加物や農薬を避けるグループにいれば、当然それを避けるのが「普通」でしょう？

コロナワクチンだって、どんなグループに交わっているかで
「打つ」「打たない」の「普通」は違ってくる。


豆乳になれていないわが孫たちはその微妙な臭いを嫌がる。

でもこれが反対であれば、「牛乳」の臭みを嫌がることだろう。


娘の言葉にイラっとしながらも、
彼女の思い込みをまのあたりにして、

「普通」＝当たり前＝正しい

の怖さを感じた。


気を付けよう！！

みんなという怖さ！！

気を付けよう！！

普通という怖さ！！


本当は「普通」なんてどこにもないのにね。