先週の午後
夫と共にある人と会う約束をしていた。
その人にとって私達は顧客の立場。
そんなに親しいわけではない。
でも、私達は彼女に好感を持っているし
彼女も好意的にしてくれる。
私達が会うのは半年ぶり?くらいだろうか。
ふと、何かお土産を持って行ってあげよう、という気になった。
5歳のお嬢さんのある人だから
お嬢さんも喜ぶクッキーなどにしようか・・・・・
などとも思ったが
何だかそれでは面白くないような気がした。
私は夫に言った。
〝そうだ!!
あなたが後ろに一輪のバラを隠し持って行って
それを、突然に渡したらきっとびっくりするわよ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartss_pink.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartss_pink.gif)
で、
「えっ?!
なぜですか?」
ってきっと聞くわね。
ふふ、
そうしたら
「春だから・・・」
くらいに答えておく?″
などと、いたずら心を弾ませながら
私たちは花屋に立ち寄った。
夫が渡す一輪のバラ
・・・とくれば
やはり真紅でしょう!!
が、なぜだか
しっかりとした一本の紅バラは
その時の私の気分に添わなかった。
なんか違うなぁ~~~
時間が迫っている。
店内をあちこち見まわした。
作り置きのミニブーケや
小さな鉢植えなども物色してみたが
いずれも気分じゃなかった。
困った、いいのが見つからない。
やめておこうか、
いや、でも、やはり、持って行ってあげたい。
なんかないかしら・・・・・
私は焦った。
と、店の外の
スーパーの入り口近くにも
その店のお花が置いてある事に気付いた。
急いでそちらへ駆けた。
あ、
可愛いベビーピンクのスプレーバラ!!
「これ、いい!
これだわ!!」
瞬間的にそう思った。
すぐにそれを2本買い求めた。
大げさになると彼女が恐縮してしまう。
ほんのちょっとのお土産だから
二本位でちょうどいい。
それでも、スプレーバラだから
適度なボリュームにはなる。
軽くセロハンで包んでもらい
同じベビーピンクの幅広のリボンで蝶結びにして貰った。
うん、かわいい![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartss_pink.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartss_pink.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartss_pink.gif)
打ち合わせ場所で彼女は待機していた。
夫に花束を持たせ、その上からコートを二つ折りにしてかけた。
彼女に先に気付かれては面白くない。
彼女の
びっくりする顔がみたい。
突然手渡してこそ、なのだ。
夫は彼女の正面に立ち
花束が見えないように気遣いながら挨拶を交わしている。
ふ、ふ、ふ・・・
たのしみぃ~~~~~~
「はい、どうぞ」
夫がコートの下から花束を取り出して奉げた。
うまく、いった!!![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
上手に渡せた。
やったぁ、彼女がびっくりしている!!
「えっ~~~~!! どうしてですか?!」
「どうしてですか?」
「どうしてですか?!」
「どうしてですか?」
はら、やっぱり聞いた・・・
に、しても、彼女の訪ね方にはエラク力が入っている。
彼女の勢いに圧倒されたのか
夫は応えられずにいる。
仕方がない、私が答えることにしよう。
「・・・なぜって、
う~~~ん、春だし
ちょっとした思いつきなの・・・」
それでも彼女は何だか興奮している。
そして、昂揚した面持ちで言った。
「じつは私、赤ちゃんができたんです。
まだ、会社にも言ってなくて・・・
夫だけは知っているんですけれど。
今日、是非、聞いていただこうと思っていたんです。
他の誰よりも先に
今日、お二人にお伝えしようと思っていたんです。
だから、この花束、びっくりです!!
どうして、知ってらっしやるのかしら、と思っちゃいました。
めちやくちゃ、うれしいです!!」
あれぇ~~~~!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_fall.gif)
だから、ベビーピンクのスプレーバラだったのか・・・
真紅じゃない訳ね。
彼女をびっくりさせるつもりが
あまりのナイスタイミングにこっちがびっくりしてしまった。
ああ、だったら、
もっと大きな花束にすればよかった![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_maji.gif)
それにしても、何気なく思ったことってすごい。
ステキな偶然だけれど、きっと偶然じゃない。
何気なく思ったことって大切だという、直観の法則を実感した出来事でした。
夫と共にある人と会う約束をしていた。
その人にとって私達は顧客の立場。
そんなに親しいわけではない。
でも、私達は彼女に好感を持っているし
彼女も好意的にしてくれる。
私達が会うのは半年ぶり?くらいだろうか。
ふと、何かお土産を持って行ってあげよう、という気になった。
5歳のお嬢さんのある人だから
お嬢さんも喜ぶクッキーなどにしようか・・・・・
などとも思ったが
何だかそれでは面白くないような気がした。
私は夫に言った。
〝そうだ!!
あなたが後ろに一輪のバラを隠し持って行って
それを、突然に渡したらきっとびっくりするわよ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartss_pink.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartss_pink.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartss_pink.gif)
で、
「えっ?!
なぜですか?」
ってきっと聞くわね。
ふふ、
そうしたら
「春だから・・・」
くらいに答えておく?″
などと、いたずら心を弾ませながら
私たちは花屋に立ち寄った。
夫が渡す一輪のバラ
・・・とくれば
やはり真紅でしょう!!
が、なぜだか
しっかりとした一本の紅バラは
その時の私の気分に添わなかった。
なんか違うなぁ~~~
時間が迫っている。
店内をあちこち見まわした。
作り置きのミニブーケや
小さな鉢植えなども物色してみたが
いずれも気分じゃなかった。
困った、いいのが見つからない。
やめておこうか、
いや、でも、やはり、持って行ってあげたい。
なんかないかしら・・・・・
私は焦った。
と、店の外の
スーパーの入り口近くにも
その店のお花が置いてある事に気付いた。
急いでそちらへ駆けた。
あ、
可愛いベビーピンクのスプレーバラ!!
「これ、いい!
これだわ!!」
瞬間的にそう思った。
すぐにそれを2本買い求めた。
大げさになると彼女が恐縮してしまう。
ほんのちょっとのお土産だから
二本位でちょうどいい。
それでも、スプレーバラだから
適度なボリュームにはなる。
軽くセロハンで包んでもらい
同じベビーピンクの幅広のリボンで蝶結びにして貰った。
うん、かわいい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartss_pink.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartss_pink.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartss_pink.gif)
打ち合わせ場所で彼女は待機していた。
夫に花束を持たせ、その上からコートを二つ折りにしてかけた。
彼女に先に気付かれては面白くない。
彼女の
びっくりする顔がみたい。
突然手渡してこそ、なのだ。
夫は彼女の正面に立ち
花束が見えないように気遣いながら挨拶を交わしている。
ふ、ふ、ふ・・・
たのしみぃ~~~~~~
「はい、どうぞ」
夫がコートの下から花束を取り出して奉げた。
うまく、いった!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
上手に渡せた。
やったぁ、彼女がびっくりしている!!
「えっ~~~~!! どうしてですか?!」
「どうしてですか?」
「どうしてですか?!」
「どうしてですか?」
はら、やっぱり聞いた・・・
に、しても、彼女の訪ね方にはエラク力が入っている。
彼女の勢いに圧倒されたのか
夫は応えられずにいる。
仕方がない、私が答えることにしよう。
「・・・なぜって、
う~~~ん、春だし
ちょっとした思いつきなの・・・」
それでも彼女は何だか興奮している。
そして、昂揚した面持ちで言った。
「じつは私、赤ちゃんができたんです。
まだ、会社にも言ってなくて・・・
夫だけは知っているんですけれど。
今日、是非、聞いていただこうと思っていたんです。
他の誰よりも先に
今日、お二人にお伝えしようと思っていたんです。
だから、この花束、びっくりです!!
どうして、知ってらっしやるのかしら、と思っちゃいました。
めちやくちゃ、うれしいです!!」
あれぇ~~~~!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_fall.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_fall.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_fall.gif)
だから、ベビーピンクのスプレーバラだったのか・・・
真紅じゃない訳ね。
彼女をびっくりさせるつもりが
あまりのナイスタイミングにこっちがびっくりしてしまった。
ああ、だったら、
もっと大きな花束にすればよかった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_maji.gif)
それにしても、何気なく思ったことってすごい。
ステキな偶然だけれど、きっと偶然じゃない。
何気なく思ったことって大切だという、直観の法則を実感した出来事でした。