ビデオで映画「花のあと」を見たので、原作を読んでみたくなった(藤沢周平はあまり読んでないのです)。
映画の、祖母が昔語りをするスタイルや、セリフ、内容はたしかに原作に忠実に従っている。でも、原作とちがっていることがふたつあった。一つは、主人公は美人ではないこと。
やっぱりだ(笑)。映画のようないかにも女女した美人が剣の修行をするのはおかしい(笑)。いや、もともと美人でも、剣の修行をしていたら、どこか違った風姿を持つはずだ。
もう一つは、決闘場面。一瞬で、相手を仕留めている。そうでなくてはと思う。
しかし、映画では、敵の助太刀が3人もどこからともなく現れ、主人公は敵に刀をたたき落とされ、今にも斬られそうになる場面になる。ありえないだろう。
しかし、映画の悪口ばかりいうのもなんなので、まあよいことといえば、主人公の婚約者(風采のあがらない武士)が次第に大人物だったことがよくわかるように映画では描かれていたことだ(あの俳優の笑顔がよかった)。
映画では、最後に、この婚約者は後に筆頭家老にまで出世した、と語っていたが、そんな大人物が筆頭家老になるか?おかしいな、と思ったが、原作でもそう書いていた。
なにせ、一揆の本を読んでると、筆頭家老なんて、ろくな人物がいないからなあ。
映画の、祖母が昔語りをするスタイルや、セリフ、内容はたしかに原作に忠実に従っている。でも、原作とちがっていることがふたつあった。一つは、主人公は美人ではないこと。
やっぱりだ(笑)。映画のようないかにも女女した美人が剣の修行をするのはおかしい(笑)。いや、もともと美人でも、剣の修行をしていたら、どこか違った風姿を持つはずだ。
もう一つは、決闘場面。一瞬で、相手を仕留めている。そうでなくてはと思う。
しかし、映画では、敵の助太刀が3人もどこからともなく現れ、主人公は敵に刀をたたき落とされ、今にも斬られそうになる場面になる。ありえないだろう。
しかし、映画の悪口ばかりいうのもなんなので、まあよいことといえば、主人公の婚約者(風采のあがらない武士)が次第に大人物だったことがよくわかるように映画では描かれていたことだ(あの俳優の笑顔がよかった)。
映画では、最後に、この婚約者は後に筆頭家老にまで出世した、と語っていたが、そんな大人物が筆頭家老になるか?おかしいな、と思ったが、原作でもそう書いていた。
なにせ、一揆の本を読んでると、筆頭家老なんて、ろくな人物がいないからなあ。