虎尾の会

幕末の草莽の志士清河八郎の会の名を盗用しています。主人は猫の尾も踏めません。

慧日寺

2008-01-13 | 日記
今日は、ここで、ちょうど、阪神淡路大震災犠牲者追悼慰霊供養をしていた。
震災以後、ここでは毎年1月17日追悼行事をしていたのだけど、今年から、震災日前の日曜日にすることにしたそうだ。地元の人のボランティアが何人かお茶、ぜんざい、ゆずだいこんなどの接待サービスをしていた。お線香も用意され(犠牲者と同数6434本)、鐘もつける。
といって、参拝人はちらほらと数人で(地元の人)、静か。接待の人が近づいてきて、だいこんをふるまってくれ、寺の由来なども親切に説明してくれた。
わたしも、お線香をあげ、慰霊させていただいた。

仏殿(県重要文化財)の中には釈迦三尊像があり、その天井には龍の絵。この龍は寺宝らしい。中に入って写真をとった。

仏殿も本殿も社務所も茅葺の屋根で、とても気に入った。本殿の中も案内してあげる、といわれた。親切でかざらなくて、親しみやすい。村の人のお寺。でも、次の予定があるので、接待を感謝しつつも、早々と立ち去った。

ふだんは仏殿の中をのぞけるのだろうか。今日は、ラッキーだった、と思った。

門の外には、八百姫の髪の毛を埋めた髪塚もある。八百姫はここで、800年生きたそうだ。

まさに古刹。いい寺です。

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