らんかみち

童話から老話まで

キュウリ餃子は違和感なし

2012年07月07日 | 酒、食
 キュウリの豊作を前に収穫しないということは有り得ないとして、土に返すことが一瞬とはいえ頭をよぎった罰当たり者の罪は、新しいメニューを開発することで贖えるだろうが。

 先ずはキュウリ入りコールスローサラダ。キュウリだけで作るほどのチャレンジャーではないのでキャベツも入れてみたが、なんてことはない普通に美味しいじゃないか。水切りをしなかったので水っぽさは残るが、それはキャベツでも同じこと。これで一本丸ごと消費。

 次はキュウリ餃子だが、これもキュウリと豚肉だけで作ろうと思うほど、ぼくは向こう見ずな男ではない。正直に明かせば、昨日の具が残っていたのでキュウリと豚肉を追加しただけのこと。これは塩で水分を出して絞ってから仕込んだのだが、今回はラードも加えてみた。

 さて味わぁと……こ、これは、く、食える、ちっとも違和感が無いぞ! キュウリらしい匂いを予想したが、大きなかけらを食べてもそれほど感じない。キュウリの皮の緑色がニラを思わせ、涼しさすら感じさせる。食感はキャベツよりもハクサイに近く、ザリザリ感はない。これで1本っ、勝ちぃ~!

 ハクサイを使わずキュウリだけで作る度胸は無いわけだが、餃子に使えることは証明できた。コールスローはOK、餃子も問題なしだから、炒め物もいけるんじゃないか? 10日もすれば畑のトマト攻勢も始まりそうだから、キュウリとトマトのコラボも視野において、カルパッチョみたいなのを試してみるか。