らんかみち

童話から老話まで

ラフテーを求めて200キロ

2012年06月08日 | 酒、食
 スーパーの惣菜売り場に並べられるほど豚の角煮が上手にできるようになった。そう胸を張ったところで、「失敗する要素の無い料理じゃないか」と主婦の皆様からバッシングを受けたらそれまでだけど。

 美味しくできるようになったとはいっても、沖縄料理店で食べていた角煮の味には遠く及ばないので、どうしてだろうとずっと悩んでいた。そこで「ラフテー」のキーワードで検索してみたところ、あそういうことだったのか!

 ラフテーは豚の角煮と訳して問題は無く、同じく三枚肉だが、皮付きのバラ肉を使うのだとか。これはしたり、さっそく皮付き三枚肉を買わねば、と走り回ったのだが、どこにも置いてないじゃないか。

 今治市内のスーパーはほぼ網羅したが見つからない。広島方面ならなんとかなるだろうと因島まで足を伸ばしたというのに、さっぱりだった。肉屋のお兄ちゃんを捕まえて「皮付き三枚肉をくだせぇ」と懇願したのに、意味が通じないのだ。

 ネットで買えって? う~ん、ここまで打ちのめされたらその選択肢も排除できないか。しかし送料と代引き手数料を支払ってまでやることかな。グループ購入とかできればその限りじゃないけど、あいにくと仲間がいない。こうなったら最後の手段で、地元の肉屋さんに打診してみるか。