らんかみち

童話から老話まで

天誅殺とか大殺界とか、何でも有りの日

2007年11月13日 | 暮らしの落とし穴
 最悪の一日というのは確かにあって、今日が正にその日かなって実感したのは、まずエッセイに落選して、入選作はどんなんかな? と本屋で立ち読みしたら、上手やけどあんまり面白くないやんって、腹立つぅ~!

 次は散髪屋さんで髭剃り中に切られたことです。耳の後ろ辺りがチクッとしたんで、やられた! とは思ったんですが、おばちゃんは何にもしてませ~ん、見たいな構え。
 洗髪のときに切られた辺りを触ったら、血が付いとるやん! すると切ってくれたおばちゃん、
「あれ? こりゃすみません」
 洗髪のおばちゃんが、軟膏をぬってくれたものの、きっちり正規の料金を取られ、腹立つぅ~!

 、おもろないな~と思いつつ自転車にまたがったら、パンク! こりゃやられたな、とつぶさに見たんですが、特に何かで突かれた穴も見当たりません。
 30分ほど歩いて自転車屋さんに行くと、ち~さな穴が開いていて、
「はい毎度あり~、1200円です」
「え~? そんなぁ、この自転車7000円やったんやでぇ……」
 訴えた甲斐も無く、きっちり正規の料金を要求され、腹立つぅ~!

 うちに帰ったらイカの一夜干しが完成してたので、網であぶって口に放り込んだら、うまい! と同時に熱々に焦げたイカの足の先がノドチンコをチクリと突き刺しました。
 ポツリとできた血豆が、ツバを飲み込むたびに膨れ上がってきて、危険を感じたので無理やりつぶしたら、刺しどころも悪く口の中が血だらけになって、腹立つぅ!

 こうして段々と腹の立つ事ばかりが怒涛のように寄せては返し、気がついたら直近の事にだけ怒りが向けられていました。
 人間ってあんまり沢山のことに腹を立てていることは出来ないのかも知れません。全部を覚えていて全てに腹を立てていたら憤死してしまうんでしょう。つまり自己防衛の機能が働いたってことですかね。トホホ~。