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一筆啓上 日本一短い手紙館

2016年09月02日 | インポート
大型で非常に強い台風10号の上陸により各地に大きな爪跡を残しました、この台風でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに被害に遭われて方々にはお見舞い申し上げます。
今日も被害の様子が次々とニュースに流れてきます、残念ながら無力の私には行方不明の人々の無事と、これ以上の被害が広がらない事を願うのみです。


丸岡城址を見学に行った帰りに近くの 「一筆啓上 日本一短い手紙館」 に寄ってきました。
丸岡へ行く前にNETで調べたら、開館一周年記念の特別展として「日本一短い手紙と高橋まゆみ人形コラボ展」が行われていると知りましたので期待してゆきました。

周辺の景色にマッチした昔風の門と、丸岡城の天守をイメージした建て物でした。

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日本一短い手紙として知られている”一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥せ”は三河の徳川家康が松平元康を名乗っている頃から仕えていた本多作左衛門重次が長篠の戦の陣中から妻にあてた手紙です。
三河の武将が書いた手紙と丸岡の関係は、手紙の中に出てくる”お仙”は後に六代目丸岡城主(藩主としては初代)なった本多成重(幼名仙千代)その人だからです。
この手紙をヒントに丸岡では日本一短い手紙「一筆啓上賞」を設けて、平成5年に「母への手紙」を全国に公募して始まりました。
反響が大きくそれから現在まで毎年テーマを決めて公募が続いています、昨年には短い手紙館も出来て現在に至っております。

以前から人形作家の高橋まゆみさんの人形の素朴さに興味があったので期待してゆきました、高橋まゆみさんは長野県飯山のご出身で飯山には「高橋まゆみ人形館」もあるようです。
展示されていた人形はどれも農村の原風景のような作品で期待して行った以上で満足しました、人形に添えられている日本一短い手紙で公募された手紙の内容と人形がコラボすることによって素晴らしい情景を作っていることに感銘しました。
下は日本一短い手紙と高橋まゆみ人形コラボ展のパンフレットの表と裏です。
展示の人形は撮影が出来ませんでしたので、パンフレットの中の人形と公募で入選した手紙のコラボの写真が載っていましたのでトリミングしてみました。
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第一回公募の「母への手紙」です。
  人形 ”嫁ぐ日”
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第二回公募の「家族への手紙」です。
  人形 ”つり”
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第六回公募の「ふるさとを想う」です。
  人形 ”朝の体操”
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今年の公募のテーマは「ごめんなさい」です、興味のある方、応募したい方はNETで 「日本一短い手紙 ごめんなさい」検索 でご覧ください。
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丸岡は日本一古い天守で知る人ぞ知る存在ですが、「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」を知っている人の方が多いと思います、日本一短い手紙でこれからも丸岡は人々に知られてゆくでしょう。

ご訪問ありがとうございます。

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