今年は梅雨の明けるのが遅かったですが、北陸地方は梅雨明けが8月に
ずれ込んで8月2日に梅雨明けとなりました、今年は新型コロナの蔓延で
外出自粛をしていたので5月、6月、7月の季節の移り変わりの実感がなく
過ぎてゆきました、そんな訳で8月に入っても実感がありません。
7月の下旬にオニユリの咲くころだと思って去年のダイヤリーを見たら
7月30日に訪れていましたので今年も30日に行きました。
オニユリの里は白山市八田町にある正式名称が八田農村公園です、
海岸線の砂丘の保安林の松林の中にオニユリが群生しています、
オニユリは山の中に咲くものと思っていましたが、潮風が当たる海岸の
砂地にも育つことを知りました。
葉の付け根に”ムカゴ”という小さな実ができます、このムカゴが落ちて
増えます、年数が経った茎には花が三段以上につきます、一段に三個
ぐらいの蕾がついて10個ぐらいの花が咲きます。
砂丘地の中に”しおさいロード”という道が通っています、海岸のほうに
行くにはこの橋を渡ってゆきます。
砂丘地を走るしおさいロード、橋の上から見ています、しおさいロードは
白山市から金石港や金沢港のベイエリアの近道として信号がないので抜け
道として利用されています。
砂丘の上には展望台がありますが風雨にさらされて土台が傾いてきて
います、危険なので登らない様にロープが張られていて登れません
でした。
砂丘の上から海が近く見えました、風もなく穏やかな海でした、この
砂丘の下にはサイクリングロードがあります。
砂丘の上にはこの時期はハマゴウ(浜栲、浜香)の花が咲いていました。
草花のように見えますが実際は低灌木です、またの名をハマハイ、ハマボウ
と呼ばれています。
直射日光を受けて暑いので長居をしないで一通り回ってから駐車場に戻て
きました、駐車場の隣の畑には去年来た時と同じく鶏頭の赤い花が綺麗に
咲いています、旧盆の盆花としてもうしばらくしたら刈り取られる事で
しょう、オニユリの花を見に来て鶏頭の花が見られてラッキーでした。
記憶では今年で三年目になりますが、自宅の近くにあるのでオニユリが
咲くシーズンになると見たくなります、地元の人たちが保護しているので
散策路は草が刈り取られてきれいになっていました。
毎年同じような記事をアップして恐縮しますが、いつもご訪問
ありがとうございます。